1.予想スターティングメンバ―
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予想スターティングメンバー |
1.1 札幌
×(非帯同、欠場確定) | ※特になし |
×(負傷等で欠場濃厚) | MF駒井(右膝半月板損傷) |
*(負傷等で出場微妙) | DF進藤(9/8ルヴァンカップ広島戦での右足首痛)
DF石川(負傷?) |
IN(夏マーケットでの加入) | DF田中(特別指定選手登録) |
OUT(夏マーケットでの放出) | DF中村(Honda FCへ育成型期限付き移籍)
MF中原(ベガルタ仙台へ完全移籍)
MF小野(FC琉球へ完全移籍) |
リーグ戦2シーズン連続のフルタイム出場を継続中の進藤。負傷の程度によっては強行出場しそうだが、欠場した場合の代役は重要だ。北海道出身の選手を優先的に起用したいとするミシャが最終ラインに起用するのは宮澤か、早坂か。この点を考慮しなければ、ルヴァンカップの2nd legでは春先に露呈した対人守備の不安を拭い去ることができなかった宮澤ではなく早坂が起用されるべきなのだが。なお、本来「4人目のDF」である石川はルヴァンカップでメンバー入りしておらず何らか負傷を抱えているのかもしれない。
そのほか、代表組のコンディションも気になるところだ。
前線はアンデルソン ロペスのスタメン起用を予想する。理由は①ルヴァンカップでのパフォーマンスを見る限り好調を維持していること、②前回仙台には敗れているため、可能な範囲で変化を加えることは大いに考えられること、③仙台相手には前線守備をしっかり起動できる状態にしたいため、ジェイの先発起用は難しいこと、だ。
1.2 仙台
×(非帯同、欠場確定) | ※特になし |
×(負傷等で欠場濃厚) | ※特になし |
*(負傷等で出場微妙) | MF関口 |
IN(夏マーケットでの加入) | GK ヤクブ スウォビィク(シロンスク・ヴロツワフ(ポーランド)より完全移籍)
MF中原(北海道コンサドーレ札幌より完全移籍)
MFジオゴ アコスタ(ディバ・アル・フジャイラ(UAE)より完全移籍) |
OUT(夏マーケットでの放出) | GKシュミット ダニエル(シント=トロイデンVVへ完全移籍) |
左頬骨弓骨折により離脱していた関口は9/11より全体練習に合流。離脱直前は11試合連続でスタメン起用されており、ジャーメインの起用が予想される左サイドにおいて本来はファーストチョイス。いきなりの実戦復帰は考えにくく、前節と同じ11人が起用されそうだ。
前回対戦時と比較すると、GKがシュミット⇒通称クバことスウォビィク。左サイドが関口⇒ジャーメイン、中盤に椎橋⇒富田が復帰で、他はほぼ同じメンバーか。
2.今季の対戦のおさらい
プレビュー
2019年6月30日(日)明治安田生命J1リーグ第17節 ベガルタ仙台vs北海道コンサドーレ札幌 ~絵に描いたマタドール~
札幌はチャナティップ、宮澤が欠場。武蔵とアンロペがシャドーに並ぶ初めての布陣。
札幌はまず前線守備で困難を抱える。1-3-4-2-1と1-4-4-2で左右中央、互いのFWと最終ラインも枚数が合わないミスマッチ。初めにこれを仙台が活用してSBが大きく開いてからオーバーラップすると、マンマークの札幌は両シャドーが最終ライン近くまで吸収され、2シャドーが狙いたいオープンスペースへの突撃が難しくなる。
札幌をの両足を磔にした仙台はセットプレーからシマオ マテのヘッドで先制。スコアが動いた後は徐々に札幌がボールを握り出すが、チャナティップ不在、福森は道渕の監視を受けているためサイドチェンジが不発で横幅を使えない。それでもルーカスの右クロスを武蔵が空中戦で競り勝って落としてのアンロペ、というマッチョなスタイルのゴールで前半を1-1で折り返す。
後半も札幌がボールを保持するが、ビルドアップのミスを拾われてからの関口のミドルシュートで仙台が勝ち越し。その後は4-4ブロックでゴール前を固める仙台を崩せず1-2で仙台が勝利した。