2016年10月25日火曜日

2016年10月22日(土)14:00 明治安田生命J2リーグ第37節 北海道コンサドーレ札幌vs東京ヴェルディ ~行きつく先は増川大作戦~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GKク ソンユン、DF菊地直哉、増川隆洋、福森晃斗、MFマセード、前寛之、宮澤裕樹、堀米悠斗、中原彰吾、FW都倉賢、内村圭宏。サブメンバーはGK金山隼樹、DF前貴之、永坂勇人、MF河合竜二、神田夢実、石井謙伍、FW上原慎也。マセードが9/11の31節群馬戦以来の復帰。ヘイスもジュリーニョも小野もいないトップ下は、神田or中原というところで、前節結果を出した中原がチョイスされた。
 東京ヴェルディ1969のスターティングメンバーは4-4-2、GK柴崎貴広、DF安西幸輝、田村直也、平智広、安在和樹、MF渡辺皓太、楠美圭史、高木善朗、澤井直人、FWドウグラス ヴィエイラ、高木大輔。サブメンバーはGK鈴木椋大、DFウェズレイ、MF船山祐二、二川孝広、北脇健慈、FW杉本竜士、アランピニェイロ。キャプテンの井林と中後が故障でメンバー外。渡辺は2種登録の18歳、高校3年生で、2節前の北九州戦で初スタメン出場し、3試合連続のスタメンとなる。二川は7月に加入して以来トップ下のスタメンで継続して出ていたが、おそらく守備面を考慮してベンチスタート。高木大輔が代役で、2トップの一角に入る。

2016年10月20日木曜日

2016年10月16日(日)19:00 明治安田生命J2リーグ第36節 愛媛FCvs北海道コンサドーレ札幌 ~迷った時はミラーゲーム~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GKク ソンユン、DF菊地直哉、増川隆洋、福森晃斗、MF石井謙伍、前寛之、宮澤裕樹、堀米悠斗、神田夢実、FW都倉賢、内村圭宏。サブメンバーはGK金山隼樹、DF前貴之、永坂勇人、MF河合竜二、上里一将、中原彰吾、FW上原慎也、菅大輝。前節のメンバーから、ヘイスが左太もも裏痛で離脱し、神田がトップ下でリーグ戦初先発。菅と前貴之は久々のメンバー入り。ボランチが深井、稲本と離脱しており、宮澤はボランチから動かしたくないということで、9年前、西大伍が初ゴールを決めたニンジニアスタジアムで神田にチャンスが回ってきた。
 愛媛FCのスターティングメンバーは3-1-4-2、GK児玉剛、DF林堂眞、西岡大輝、浦田延尚、MF藤田息吹、白井康介、安田晃大、小島秀仁、内田健太、FW瀬沼優司、阪野豊史。サブメンバーはGK原裕太郎、DF茂木力也、深谷友基、鈴木隆雅、MF近藤貴司、FW表原玄太、西田剛。キャプテンの河原らがベンチ入りしていないが、スカパー!の表示では故障者、出場停止ともになしとのこと。
 愛媛は試合前の段階で10勝17分け9敗、勝ち点47で9位につける。得点・失点共に33の得失点差0という数字からも分かるように、リスクを抑えたヒットアンドアウェイ戦法というか、ロースコアに持ち込むのが得意なチーム。この傾向はここ数年、不変である。また、望月⇒バルバリッチの政権交代があった2011シーズン以降、一貫して3-4-2-1の印象が強いが、この日は安田をアンカーに置き中盤を増やした3-1-4-2。初めて採用する布陣でこの試合に臨む。
 上位6チームとの対戦で、白星こそないが引き分けが多く(vs札幌1分け、松本1分け、セレッソ1分け、清水2分け、岡山1分け1敗、京都1敗)、攻め込む試合展開を作っても簡単にはやられないしぶといチーム。一方、徳島と岐阜にダブルを食らい、金沢にも敗れているなど、順位が下のチーム相手に結構勝ち点を落としているのは面白い。

2016年10月13日木曜日

2016年10月8日(土)12:00 明治安田生命J2リーグ第35節 北海道コンサドーレ札幌vs水戸ホーリーホック ~水戸ナチオ2016秋~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GKク ソンユン、DF菊地直哉、増川隆洋、福森晃斗、MF石井謙伍、前寛之、宮澤裕樹、堀米悠斗、ヘイス、FW都倉賢、内村圭宏。サブメンバーはGK金山隼樹、DF永坂勇人、MF河合竜二、上里一将、中原彰吾、小野伸二、FW上原慎也。ここ2試合左ウイングバックで出場していたジュリーニョが、10/6の練習中に故障(右ハムストリング肉離れ)し離脱。
 別に機会に書こうと思うが、今期の札幌は戦術構造上、サイドの選手の攻守にわたる負担が大きく、マセードが少なくとも3回、石井が1回、筋肉系の故障で離脱している。またサイドを担当する選手では上原、堀米、荒野もちょくちょく離脱していた時期がある。 ジュリーニョの離脱も、サイド起用されたことで一層のハードワークを強いられたことと無関係ではないだろう。10年前に西谷正也を頑なに先発で使わなかった柳下正明監督の気持ちが今となっては非常によくわかる。ジュリーニョの代役には堀米が起用され、また中原がベンチに入っている。
 水戸ホーリーホックのスターティングメンバーは4-4-2、GK笠原昂史、DF田向泰輝、細川淳矢、福井諒司、内田航平、MF白井永地、佐藤祥、兵働昭弘、湯澤洋介、FW平松宗、佐藤和弘。サブメンバーはGK本間幸司、DF今瀬淳也、佐藤和樹、伊藤槙人、FW山村佑樹、宮本拓弥、久保裕一。登録上は3-6-1だが実際は4-4-2で、平松と佐藤和弘の2トップ。
 前回対戦時とかなりメンバーが変わっているが、スカパー中継の情報ではロメロ フランク、船谷、萬代が故障者扱いされておりFWが足りていない様子。佐藤祥はSBでよく起用されているようだが、この日はボランチに入っている。
 またエースだった三島は7月下旬に松本に移籍。もっとも、三島を失った後の10試合は3勝5分け2敗とまずまずの戦績でここまで乗り切っており、更にこの10試合は、バンディエラである本間から笠原にGKを変えた期間と一致している。

2016年10月6日木曜日

2016年10月2日(日)14:00 明治安田生命J2リーグ第34節 ギラヴァンツ北九州vs北海道コンサドーレ札幌 ~ジュリーニョの持ち腐れ~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GKク ソンユン、DF菊地直哉、増川隆洋、福森晃斗、MF石井謙伍、前寛之、宮澤裕樹、ジュリーニョ、ヘイス、FW都倉賢、内村圭宏。サブメンバーはGK金山隼樹、DF永坂勇人、MF河合竜二、堀米悠斗、神田夢実、小野伸二、FW上原慎也。前節・町田戦とスタメン、サブ共にまったく同じメンバー。恐らく今シーズン初めてだと思われる。
 ギラヴァンツ北九州のスターティングメンバーは4-4-2、GK鈴木彩貴、DF星原健太、西嶋弘之、福田俊介、川島大地、MF小手川宏基、風間宏希、新井純平、本山雅志、FWロドリゴ、小松塁。サブメンバーはGK中山開帆、DF寺岡真弘、福森健太、MF井上翔太、加藤弘堅、内藤洋平、FW原一樹。2017年シーズンより新スタジアムへの移転が決まっている北九州だが、試合開始前の時点では21位金沢と勝ち点差1、20位岐阜とは勝ち点差6で最下位に沈む。予算が限られている中で、7月に長崎より期限付き移籍で獲得したロドリゴが初スタメンだが、元々FWはある程度計算できる選手が揃っており、補強ポイントはそこではないように思える。なかなか軸が定まらない様子のCBは、大宮から期限付き移籍で獲得した福田と、28節から復帰してきた西嶋の組み合わせだが、この西嶋の復帰が補強だと考えられているのかもしれない。

2016年10月1日土曜日

2016年9月26日(月)19:00 明治安田生命J2リーグ第33節 北海道コンサドーレ札幌vsFC町田ゼルビア ~プロビンチャの泣き所~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GKク ソンユン、DF菊地直哉、増川隆洋、福森晃斗、MF石井謙伍、前寛之、宮澤裕樹、ジュリーニョ、ヘイス、FW都倉賢、内村圭宏。サブメンバーはGK金山隼樹、DF永坂勇人、MF河合竜二、堀米悠斗、神田夢実、小野伸二、FW上原慎也。遂に左サイドジュリーニョのスタメンが解禁。宮澤が出場停止明けで復帰、3バックの中央に増川も戻ってきた。サブには櫛引ではなく永坂が入っているが、櫛引は試合前に右膝内側側副靱帯損傷というリリースがあった。
 FC町田ゼルビアのスターティングメンバーは4-4-2、GK髙原寿康、DF土岐田洸平、畠中槙之輔、カルフィン ヨン ア ピン、松本怜大、MF中村祐也、李漢宰、森村昂太、谷澤達也、FW中島裕希、仲川輝人。サブメンバーはGK内藤圭佑、DF有薗真吾、MF大竹隆人、井上裕大、重松健太郎、FW戸島章、久木野聡。前回対戦で先発出場していた選手のうち、鈴木孝司は8/7に左アキレス腱損傷の大怪我を負いシーズンアウト。また三鬼海と鈴木崇文は8/23付で謎の契約解除。両選手とも右サイドのレギュラークラスで、やりくりが一気に苦しくなっているが、試合前の段階では勝ち点46、12勝10分10敗で8位と、1試合未消化のうちに横浜FCに抜かれたものの、数字上は十分に昇格プレーオフ戦線に踏みとどまっている(但しJ1ライセンスは交付されていない。試合後、9/28に発表された2017シーズンのライセンス判定でも、町田にJ1ライセンスは交付されなかった)。