スターティングメンバー |
北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DFキム ミンテ、横山知伸、福森晃斗、MFマセード、宮澤裕樹、深井一希、田中雄大、金園英学、兵藤慎剛、FW都倉賢。サブメンバーはGK金山隼樹、永坂勇人、MF河合竜二、石井謙伍、荒野拓馬、FW内村圭宏、ヘイス。メンバー上は前節までと同様に3-5-2(3-1-4-2)でもいける構成だが、Wボランチで兵藤を前に出した3-4-2-1だった。ジュリーニョは前節痛めた左太もも裏の故障で欠場。水曜日に磐田で開催されたルヴァンカップ(2-0で勝利)で先発した永坂、荒野とヘイスがベンチ入り。逆に金園はこの試合のために主力扱いで、ルヴァンカップで使わなかったのかなと思わせるメンバーでもある。
サンフレッチェ広島のスターティングメンバーは3-4-2-1、GK林卓人、DF塩谷司、千葉和彦、水本裕貴、MFミキッチ、稲垣祥、青山敏弘、清水航平、フェリペ シウバ、柴﨑晃誠、FW工藤壮人。サブメンバーはGK廣永遼太郎、DF野上結貴、MF森島司、高橋壮也、FW皆川佑介、宮吉拓実、アンデルソン ロペス。前節退場処分を受けた丸谷が出場停止で、青山の相方には開幕2戦で先発した稲垣が戻ってきた。
0.広島の考え方
広島の攻撃時4-1-5、守備時5-4-1となるやり方について、色々なサイトで考察されているので特にここで下手な文章で書く必要はないと思うが、非常にザックリ言うと、攻撃時は①「後ろと前で数的優位を作る」、②「後ろでオープンな選手が運ぶ」、③「ボールが中盤に到達する(数的優位でなくなる)前に中盤省略気味に前線につける」④「前線で数的優位を活かしてシュートまでもっていく」というやり方を10年近く続けている。
中盤は捨て、後ろと前で数的優位を作る |
一昨年のクラブワールドカップのマゼンベなどが典型例だと思うが、一般的な守備陣形…前線の人数は1人か2人、中盤を厚く、というサッカーのセオリーである4-4-2や5-3-2で臨むと、前線と後方で広島に必ずフリーの選手を作られてしまう。