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2017年1月29日日曜日

北海道コンサドーレ札幌の2016シーズン(4) ~戦術:エメルソン→戦術:ウィル→戦術:ダヴィ→戦術:?~

1.チームは生き物


 「チームは生き物」…だいぶ前に聞いた、誰の言葉だったか忘れたが、長丁場のリーグ戦はまさにこの言葉の通り。7月にセレッソ、岡山、松本と続いた上位対決を1勝2分けで乗り切り、7月を終えた時点(26節、熊本地震の影響で1試合未消化)で、札幌は1試合消化が少ないながら2位に勝ち点差5、3位に勝ち点差8をつけて首位を快走していたが、幾つかの不安要素が露見されつつある状況だった。
7/31(第26節消化)時点での順位表

2017年1月15日日曜日

北海道コンサドーレ札幌の2016シーズン(3) ~先行逃げ切りスタイルの裏~

1.前書き

1.1 最終節金沢戦・二つのイデオロギー


 シーズン最終節、33,000人の観衆の前で勝利を狙わず、引き分けに持ち込んだ金沢戦の戦い方は大いに議論を呼んだ。主な主張は、「リスクを冒して負けたら入れ替え戦行きなんだから当然だよ」派vs「金払って久々にスタジアムに来た観客に見せる試合じゃないよ」派といったところだった。
 個人的には、最終節の記事で書いた通り、リスクを冒して負けてしまえば、野々村社長や四方田監督の言う通り、シーズンの努力が無になってしまう可能性がある以上、エンターテイメントのためにリスクを冒せ、というのは違うと思う。ただ、一部のサポーターは、プレーオフに回った松本山雅FCの戦いを見て、プレーオフに回らなくてよかった、という思いから考えを改めた人もいるようだが、そうした「いかにファン・サポーターを呼ぶか」という視点を持ち続けること自体も確かに重要である。
その状況で敢えてリスクを負ってコンサドーレはゴールに向かう必要は全くなくなりました。
なぜなら勝点1を積み重ねれば優勝&昇格だからです。
個人的にはこの価値(優勝&昇格)と天秤にかけてラスト5分にリスクを負うメリットが見つかりませんでした。
千葉戦の様な筋書きのないドラマもスポーツの醍醐味ですが、非情な現実を突きつけられるのもまたスポーツの一面です。

        ― 都倉賢 オフィシャルサイト「ラスト5分に思うこと」


1.2 (別の視点から)最終節・金沢戦の伏線

<割り切った試合運びの連続の末に掴んだチャンピオン>


 一方、こうした一種のイデオロギーの衝突的な話と別の視点から考えると、そもそも札幌は2016シーズン、戦術的な理由から、試合の最後までもたない戦い方をしていたと思う。具体的には、都倉は「ラスト5分」と言っているが、リードして70分頃を迎えれば意図的にゲームのペースを落とし、攻撃の頻度を少なくしたり、または相手が比較的、力のあるチームならば終盤に一方的に攻め込まれるような試合展開も何度か見られた。もっともこうした戦い方・試合展開は、いずれも札幌がリードしている、このままの状態で試合を終えれば勝ち点3を獲得できる状況だったため、一概には「金沢戦と同じ」だとは言えないが、90分を戦い切らずにゲームをクローズすること自体は今シーズン、何度も見てきた光景だった。


2017年1月3日火曜日

北海道コンサドーレ札幌の2016シーズン(2) ~窮地を乗り切った最高の発明~

1.形成されていく骨格

1.1 勝率を高めるボール保持メソッド(3-1ビルドアップ)の確立


 4月後半から5月にかけては6連勝を飾った札幌。1連勝目となったセレッソ大阪戦は、どちらに転んでもおかしくない試合展開だったが、続く徳島、金沢、水戸、讃岐、山口戦では(少なくとも我々の知っている札幌にしては)ある程度ボールを安定的に保持し、試合をコントロールすることができていたと思う。
 札幌が勝ちを重ねた時期は、競争意識を植え付けさせようとした四方田監督が試合ごとに選手起用を少しずつ入れ替えてはいたものの、コアとなる選手は徐々に固まっていった時期だった。
 特筆すべきは、開幕戦との相違点でもあるCB中央の増川、左CBの福森、ボランチの深井のスタメン定着。この3人に右DFの進藤を加えた「3バック+1」でダイヤモンド型を形成して行うビルドアップが定番となっていく。
 やっていること自体はシンプルかつベーシックで、3バックが横幅を取り(福森と進藤が開く)、深井が相手2トップの間にポジションを取る。中央の深井はオトリにして、主に進藤か福森のところからボールを前進させていくのだが、J2で2トップのシステムを採用しているチームの多く(特に下位チーム)は、3バックでの組み立てに対して2トップ脇を巧く守れない。そのため進藤と福森…特にドリブルでどんどん持ち上がれるスキルのある福森は、相手チームの雑さに気付くと、簡単に敵陣にボールを運んで攻撃機会を創出することができる。
アンカー(この時は稲本)が中央2トップの間
※画像は負け試合…町田戦
サイドのDF…福森を明けやすくなる ※画像は負け試合…町田戦
(この時は町田がうまくケアしている)

1.2 ボール保持からの狙い


 そしてファーストディフェンスを突破し、ボールを敵陣まで運んだ後の狙いとしては、恐らくだが中央からの崩しよりも、サイドからの仕掛けを重視していたと思われる。その根拠は、単にあまり中央突破による崩しや得点があまり見られなかったということと、小野を欠いたトップ下にジュリーニョを置いたこと。中央での崩しを意識するならば、トップ下なり2トップの一角に、狭いスペースでもプレーできる(もしくは、それを志向する)選手を置くのが一般的だと思うが、ジュリーニョは主にブロックの外で受けてドリブルで仕掛けたり、前線にFWとして張り付いたりと、まるで攻撃陣のフリーマンのような振る舞いが試合を重ねるごとに多くなる。
3-1ビルドアップからの狙い ※一応色は今年のユニの色から

1.3 ハマった迎撃守備


 また4月~5月の戦いで勝ち点を積み重ねた裏には、相手にボールを持たせた際の守備対応が確立されてきたことも要因として挙げられる。
 札幌の守備が最も安定していた時期のやり方を一言で評すれば、やはりFW(前3枚)の中央封鎖→サイドに追い込むプレーから始まっていて、FWがサボらずにタスクを遂行できれば、下の図のように後ろは釣り出されるなどして、最終的に守るべきゾーンにいない、ということが少なくなる。
FWが中央を切り、サイドに追い込むところからスイッチが入る

 守備に関して個人で言及するならば、ク ソンユンは別にして、都倉と進藤だろうか。
 都倉はFW陣の中で最も優秀なDFで、自慢の身体能力は攻撃面よりもむしろ守備面で発揮されたシーズンだったかもしれない。体力が残っている時の、相手SBに寄せる際の圧力は尋常ではなく、味方と連動しなくてもボールを単騎で奪ってカウンターに繋げることすらできていた。無論そこまで望まなくても、体力だけでなく勤勉さや、強い責任感といったパーソナリティも関係しているのか、体力が続く限りは守備をサボることは殆どなかった。

 進藤は恐らく、この守備戦術の恩恵を最も受けた選手。あらかじめ低めにラインを設定し、裏を狙われるリスクを矮小化したうえで、上の図や下の写真のようにFWとMFがコースを限定してくれれば、DF(ストッパー)としては前方向、楔のパスを潰すこと(=迎撃)を最優先に考えればよい。
 櫛引との競争に勝ち、開幕からしばらく進藤がレギュラーの座を守ったのは、若さゆえの怖いもの知らずな面もあったのか、"前方向の守備"にだけ関していえば櫛引よりも上だと四方田監督が判断したこともあったと思われる。実際進藤は序盤戦は1試合平均のインターせプト数がリーグでもトップクラスの数値を記録する等、四方田監督の期待に十分に応えていた。

FWがパスコースを限定させると迎撃守備がハマりやすくなる

2017年1月1日日曜日

北海道コンサドーレ札幌の2016シーズン(1) ~辣腕社長の描いた"小野システム"の破綻と四方田監督の僥倖~

1.前書き

1.1 ピッチ上のことを論じる前段階・前提条件


 2016年シーズンのコンサドーレを語る上でまず、野々村芳和社長、及び社長主導(と、経緯からして思われる)で連れてきた小野、稲本といった選手の存在は外せない。
 何故野々村社長が小野に拘るのか。主に理由は二つで、一つは野々村社長が常々口にする「クオリティ」という言葉…発言を読み解いていけば、それは攻撃におけるフィニッシュやそのひとつ前のラストパスといった部分のプレーの精度を指しているが、特に後者において小野の存在が得点期待値を高められるとの考えから。もう一つはピッチ外の部分、人気選手である小野が活躍すればクラブの広告価値やブランドが高まるといった経済的恩恵が見込めるから。前監督バルバリッチの解任・四方田修平監督の就任の経緯から考えても、2015年7月にバトンを受け継いだ四方田監督の喫緊の課題は、「小野をピッチに立たせたうえでチームを機能させること」であった。ピッチに立たせるだけならば誰でもできる。ただ、それをチームとして機能させるかどうかは別の話。
 結局のところ、バルバリッチは7月に解任され、小野は17試合で2得点という成績だった。ニウドや内村、荒野、古田、中原らを3-4-2-1のシャドーで起用したバルバリッチは得点力不足に苦しんだ。小野をトップ下に据えた3-4-1-2にシフトして戦った四方田監督は、1試合平均でバルバリッチ以下の勝ち点しか獲得できなかった、といったいくつかの事実は残ったが、小野を使わなかったバルバリッチの判断(もっとも、そもそも小野がピッチに立てないコンディションだった期間も決して短くはなかったが)の是非に対する認識はその人によるだろう。


2016年11月23日水曜日

2016年11月20日(日)14:00 明治安田生命J2リーグ第42節 北海道コンサドーレ札幌vsツエーゲン金沢 ~チャンピオンの実像~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GKク ソンユン、DF進藤亮佑、河合竜二、櫛引一紀、MF石井謙伍、宮澤裕樹、上里一将、堀米悠斗、荒野拓馬、FW都倉賢、ヘイス。サブメンバーはGK金山隼樹、DF永坂勇人、MF前寛之、小野伸二、マセード、FW内村圭宏、上原慎也。ジュリーニョ、福森が累積警告4枚で出場停止。マセードはこの週半ばの練習から完全合流しており、スタメンに予想するメディアもあったがベンチスタート。増川は前日練習で膝を痛めてベンチ入りせず。
 ツエーゲン金沢のスターティングメンバーは4-4-2、GK原田欽庸、DF馬渡和彰、太田康介、廣井友信、野田紘史、MF嶺岸佳介、小柳達司、大槻優平、熊谷アンドリュー、FW山﨑雅人、中美慶哉。サブメンバーはGK大橋基史、DF阿渡真也、作田裕次、MF秋葉勝、安東輝、FW金子昌広、安柄俊。
 バックグラウンドとして、両チームの置かれた状況を確認すると、札幌は2位清水、3位松本にいずれも勝ち点差3をつけており、引き分け以上でJ2優勝が決まる。負ければ松本の結果次第だが、ホームで最下位金沢相手ということで、ひとまずそれは考えていないというのが選手、関係者、サポーターの共通認識だっただろう。
 一方、金沢は試合開始前の段階で最下位の22位。21位は勝ち点同じで北九州、20位は勝ち点差2で岐阜となっている。よって金沢としては、もちろんベストは岐阜の順位を上回って20位に滑り込むことだが、北九州-山形戦の展開次第では、勝ち点1でもOKという状況も十分に生じる可能性があり、札幌以上に試合運びに留意する必要がある状況だと言える。
 20位 岐阜 勝ち点40 得失点差-26 ホーム東京ヴェルディ戦
 21位 北九 勝ち点38 得失点差-18 アウェイ山形戦
 22位 金沢 勝ち点38 得失点差-24 アウェイ札幌戦

2016年11月15日火曜日

2016年11月12日(土)13:00 明治安田生命J2リーグ第41節 ジェフユナイテッド千葉vs北海道コンサドーレ札幌 ~拠りどころとなった強烈な個~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GKク ソンユン、DF進藤亮佑、河合竜二、福森晃斗、MF石井謙伍、上里一将、宮澤裕樹、堀米悠斗、荒野拓馬、FW都倉賢、ジュリーニョ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF櫛引一紀、増川隆洋、MF前寛之、小野伸二、FW内村圭宏、ヘイス。
 チーム状態は良いとは言えない状況で、レギュラーメンバーの疲労も蓄積されている。ただ入れ替えを考慮するにせよ、変えられない選手、又は替えの利かない選手も何人かいる中で、四方田監督の選択はCB中央に河合、ボランチには9試合連続スタメン中の前寛之に代えて上里。札幌の苦しい時期を知っている2人にこのビッグゲームで大事な役割…ディフェンスリーダーとアンカーの先発を託す。またサブには内村と、帰ってきた小野とヘイスを入れ、慎重派の四方田監督には珍しい"前がかかりなベンチメンバー"。得点が欲しい状況でのカードを多めに残し、総力戦で臨む態勢を用意してきた。
 ジェフユナイテッド千葉のスターティングメンバーは4-4-2、GK岡本昌弘、DF丹羽竜平、岡野洵、近藤直也、乾貴哉、MF船山貴之、長澤和輝、アランダ、井出遥也、FWエウトン、町田也真人。サブメンバーはGK佐藤優也、DF若狭大志、北爪健吾、MF小池純輝、菅嶋弘希、FW吉田眞紀人、オナイウ阿道。
 千葉は25節終了後の7/25に関塚前監督を解任し、代行監督として前コーチの長谷部茂利氏が就任。巻き返しを図っていたが、戦術を浸透させる時間が足りず、10月の4連敗でJ1昇格争いから完全に退場。監督交代後の成績は5勝4分け6敗で、「17試合で勝ち点27」とノルマを課されていた長谷部監督代行も退任が決定、との報道がある。こうした事情から、ここ数試合は来季を見据えた戦いに切り替えていて、最終ラインではCBにU18から昇格1年目の岡野、高卒2年目の乾が起用されている。

2016年11月9日水曜日

2016年11月6日(日)13:00 明治安田生命J2リーグ第40節 徳島ヴォルティスvs北海道コンサドーレ札幌 ~かぜを みかたに つけた やつが かつ~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GKク ソンユン、DF進藤亮佑、増川隆洋、福森晃斗、MF石井謙伍、前寛之、宮澤裕樹、堀米悠斗、荒野拓馬、FW都倉賢、ジュリーニョ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF櫛引一紀、MF河合竜二、上里一将、神田夢実、FW内村圭宏、上原慎也。
 前節の讃岐戦から中2日でのアウェイ戦。前節試合中に筋肉系?の故障で途中交代した菊地に代わり進藤がスタメン復帰、また最終ライン中央も河合から増川に戻してきた。ベンチには9/18の長崎戦以来出番のない上里と、9/19のトレーニングマッチで右膝内側側副靱帯を損傷し離脱していた櫛引が復帰している。長丁場のJ2も残すところ今節を含めて3試合。2位松本とは勝ち点差3、3位清水とは勝ち点差6で、今節の結果で清水と勝ち点差7になれば自動昇格が決定するが、清水の相手が讃岐ということを考えると難しいとみるべきだろう。
 徳島ヴォルティスのスターティングメンバーは3-4-2-1、GK長谷川徹、DF橋内優也、福元洋平、藤原広太朗、MF広瀬陸斗、カルリーニョス、岩尾憲、アレックス、山崎凌吾、木村祐志、FW渡大生。サブメンバーはGK杉本大地、DF石井秀典、MF大崎淳矢、キム キョンジュン、佐々木一輝、井澤惇、FW佐藤晃大。

2016年11月5日土曜日

2016年11月3日(木)14:00 明治安田生命J2リーグ第39節 北海道コンサドーレ札幌vsカマタマーレ讃岐 ~ひと時のオアシス~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GKク ソンユン、DF菊地直哉、河合竜二、福森晃斗、MF石井謙伍、前寛之、宮澤裕樹、堀米悠斗、荒野拓馬、FW都倉賢、ジュリーニョ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF増川隆洋、進藤亮佑、MF神田夢実、FW内村圭宏、上原慎也、菅大輝。
 前節今シーズン初の連敗を喫し、ここ3試合で勝ち点1しか上げられず、「振り向けば山雅」ともいうべく勝ち点差3、3位の清水とも勝ち点差6と一気に縮まってきた。必勝を期して菊地がスタメンに復帰、故障で離脱していたジュリーニョ、荒野もスタメンに名を連ねている一方、増川を外してDF中央には河合。精神的支柱ではあるが、このポジションでの河合⇒増川のアップグレードが今シーズンの躍進のポイントであった。疲労も考慮したと思われるが、この決断がどう出るか。河合を引っ張り出して負けてしまっては目も当てられない。
 カマタマーレ讃岐のスターティングメンバーは4-4-2、GK清水健太、DF藤田浩平、DFエブソン、永田亮太、砂森和也、MF渡邉大剛、高木和正、山本翔平、馬場賢治、FW木島良輔、西弘則。サブメンバーはGK瀬口拓弥、DF藤井航大、MF綱田大志、荻野広大、FWアラン、森川裕基、我那覇和樹。試合開始前の段階で19位、最下位の岐阜と勝ち点差5、21位の北九州とは勝ち点差3と、J2残留争いに巻き込まれている状況で、こちらも尻に火がついている。
 シーズン中盤には故障者続出でセンターバックがおらず、我那覇がCBを務めるような試合もあったが、この試合はチーム1位の9ゴールを挙げている木島徹也、2位の7ゴールを挙げている仲間がともに出場停止、西を2トップの一角に起用し、また7月に加入して以降、主に右SBを務めていた渡邉大剛が右の中盤に入る。また不動のボランチの永田をCBに移動させるなど、もともと讃岐は相手によって戦い方をコロコロ変えてくる印象だが、この試合も何か秘策を持っていることを感じさせるメンバーになっている。

2016年11月3日木曜日

2016年10月30日(日)15:00 明治安田生命J2リーグ第38節 ロアッソ熊本vs北海道コンサドーレ札幌 ~予想された脳筋3トップの機能不全~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GKク ソンユン、DF永坂勇人、増川隆洋、福森晃斗、MF前貴之、前寛之、宮澤裕樹、堀米悠斗、上原慎也、FW都倉賢、内村圭宏。サブメンバーはGK金山隼樹、MF菊地直哉、河合竜二、神田夢実、石井謙伍、ジュリーニョ、FW菅大輝。
 前節から復帰したばかりのマセードが、練習中に左ふくらはぎを痛めて離脱。早速、違いを見せつけていただけに痛い欠場である。代役は久々の出場となる前貴之。そして最終ラインは出ずっぱりだった菊地に代え、永坂が今シーズン初スタメン。前線はジュリーニョが今週から練習に合流しているが、まだ無理はできないということでベンチスタート。トップ下は神田でも中原でもなく上原。前節ヴェルディ戦で後半途中から使われたが、あまり機能しなかったように思える3トップを並べる形でスタートから試合に臨む。なお、前兄弟のボランチ、宮澤トップ下で上原が右サイドという予想布陣を書いていたメディアもあったが、これが採用されなかったのは、宮澤をボランチから動かしたくないという考えによるだろう。
 ロアッソ熊本のスターティングメンバーは4-3-3、GK佐藤昭大、DF黒木晃平、薗田淳、植田龍仁朗、片山奨典、MF村上巧、キム テヨン、上原拓郎、FW齋藤恵太、平繁龍一、清武功暉。サブメンバーはGK畑実、DF鈴木翔登、MF岡本賢明、上村周平、嶋田慎太郎、髙柳一誠、FW巻誠一郎。実際の運用は平繁1トップの4-1-4-1っぽい面もあるが、登録ポジション通りに表記すると4-3-3。この4-3-3ないし4-1-4-1の布陣は終盤戦で何度か使われていて、中盤から前は1トップが平繁だったり清武だったり、齋藤が中盤に入ったりと、アンカーのキムテヨン以外は色々な組み合わせが試されている。この日は中盤3枚がいずれもボランチタイプで、やや堅め、守備を重視しているのかなという印象である。

2016年10月25日火曜日

2016年10月22日(土)14:00 明治安田生命J2リーグ第37節 北海道コンサドーレ札幌vs東京ヴェルディ ~行きつく先は増川大作戦~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GKク ソンユン、DF菊地直哉、増川隆洋、福森晃斗、MFマセード、前寛之、宮澤裕樹、堀米悠斗、中原彰吾、FW都倉賢、内村圭宏。サブメンバーはGK金山隼樹、DF前貴之、永坂勇人、MF河合竜二、神田夢実、石井謙伍、FW上原慎也。マセードが9/11の31節群馬戦以来の復帰。ヘイスもジュリーニョも小野もいないトップ下は、神田or中原というところで、前節結果を出した中原がチョイスされた。
 東京ヴェルディ1969のスターティングメンバーは4-4-2、GK柴崎貴広、DF安西幸輝、田村直也、平智広、安在和樹、MF渡辺皓太、楠美圭史、高木善朗、澤井直人、FWドウグラス ヴィエイラ、高木大輔。サブメンバーはGK鈴木椋大、DFウェズレイ、MF船山祐二、二川孝広、北脇健慈、FW杉本竜士、アランピニェイロ。キャプテンの井林と中後が故障でメンバー外。渡辺は2種登録の18歳、高校3年生で、2節前の北九州戦で初スタメン出場し、3試合連続のスタメンとなる。二川は7月に加入して以来トップ下のスタメンで継続して出ていたが、おそらく守備面を考慮してベンチスタート。高木大輔が代役で、2トップの一角に入る。

2016年10月20日木曜日

2016年10月16日(日)19:00 明治安田生命J2リーグ第36節 愛媛FCvs北海道コンサドーレ札幌 ~迷った時はミラーゲーム~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GKク ソンユン、DF菊地直哉、増川隆洋、福森晃斗、MF石井謙伍、前寛之、宮澤裕樹、堀米悠斗、神田夢実、FW都倉賢、内村圭宏。サブメンバーはGK金山隼樹、DF前貴之、永坂勇人、MF河合竜二、上里一将、中原彰吾、FW上原慎也、菅大輝。前節のメンバーから、ヘイスが左太もも裏痛で離脱し、神田がトップ下でリーグ戦初先発。菅と前貴之は久々のメンバー入り。ボランチが深井、稲本と離脱しており、宮澤はボランチから動かしたくないということで、9年前、西大伍が初ゴールを決めたニンジニアスタジアムで神田にチャンスが回ってきた。
 愛媛FCのスターティングメンバーは3-1-4-2、GK児玉剛、DF林堂眞、西岡大輝、浦田延尚、MF藤田息吹、白井康介、安田晃大、小島秀仁、内田健太、FW瀬沼優司、阪野豊史。サブメンバーはGK原裕太郎、DF茂木力也、深谷友基、鈴木隆雅、MF近藤貴司、FW表原玄太、西田剛。キャプテンの河原らがベンチ入りしていないが、スカパー!の表示では故障者、出場停止ともになしとのこと。
 愛媛は試合前の段階で10勝17分け9敗、勝ち点47で9位につける。得点・失点共に33の得失点差0という数字からも分かるように、リスクを抑えたヒットアンドアウェイ戦法というか、ロースコアに持ち込むのが得意なチーム。この傾向はここ数年、不変である。また、望月⇒バルバリッチの政権交代があった2011シーズン以降、一貫して3-4-2-1の印象が強いが、この日は安田をアンカーに置き中盤を増やした3-1-4-2。初めて採用する布陣でこの試合に臨む。
 上位6チームとの対戦で、白星こそないが引き分けが多く(vs札幌1分け、松本1分け、セレッソ1分け、清水2分け、岡山1分け1敗、京都1敗)、攻め込む試合展開を作っても簡単にはやられないしぶといチーム。一方、徳島と岐阜にダブルを食らい、金沢にも敗れているなど、順位が下のチーム相手に結構勝ち点を落としているのは面白い。

2016年10月13日木曜日

2016年10月8日(土)12:00 明治安田生命J2リーグ第35節 北海道コンサドーレ札幌vs水戸ホーリーホック ~水戸ナチオ2016秋~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GKク ソンユン、DF菊地直哉、増川隆洋、福森晃斗、MF石井謙伍、前寛之、宮澤裕樹、堀米悠斗、ヘイス、FW都倉賢、内村圭宏。サブメンバーはGK金山隼樹、DF永坂勇人、MF河合竜二、上里一将、中原彰吾、小野伸二、FW上原慎也。ここ2試合左ウイングバックで出場していたジュリーニョが、10/6の練習中に故障(右ハムストリング肉離れ)し離脱。
 別に機会に書こうと思うが、今期の札幌は戦術構造上、サイドの選手の攻守にわたる負担が大きく、マセードが少なくとも3回、石井が1回、筋肉系の故障で離脱している。またサイドを担当する選手では上原、堀米、荒野もちょくちょく離脱していた時期がある。 ジュリーニョの離脱も、サイド起用されたことで一層のハードワークを強いられたことと無関係ではないだろう。10年前に西谷正也を頑なに先発で使わなかった柳下正明監督の気持ちが今となっては非常によくわかる。ジュリーニョの代役には堀米が起用され、また中原がベンチに入っている。
 水戸ホーリーホックのスターティングメンバーは4-4-2、GK笠原昂史、DF田向泰輝、細川淳矢、福井諒司、内田航平、MF白井永地、佐藤祥、兵働昭弘、湯澤洋介、FW平松宗、佐藤和弘。サブメンバーはGK本間幸司、DF今瀬淳也、佐藤和樹、伊藤槙人、FW山村佑樹、宮本拓弥、久保裕一。登録上は3-6-1だが実際は4-4-2で、平松と佐藤和弘の2トップ。
 前回対戦時とかなりメンバーが変わっているが、スカパー中継の情報ではロメロ フランク、船谷、萬代が故障者扱いされておりFWが足りていない様子。佐藤祥はSBでよく起用されているようだが、この日はボランチに入っている。
 またエースだった三島は7月下旬に松本に移籍。もっとも、三島を失った後の10試合は3勝5分け2敗とまずまずの戦績でここまで乗り切っており、更にこの10試合は、バンディエラである本間から笠原にGKを変えた期間と一致している。

2016年10月6日木曜日

2016年10月2日(日)14:00 明治安田生命J2リーグ第34節 ギラヴァンツ北九州vs北海道コンサドーレ札幌 ~ジュリーニョの持ち腐れ~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GKク ソンユン、DF菊地直哉、増川隆洋、福森晃斗、MF石井謙伍、前寛之、宮澤裕樹、ジュリーニョ、ヘイス、FW都倉賢、内村圭宏。サブメンバーはGK金山隼樹、DF永坂勇人、MF河合竜二、堀米悠斗、神田夢実、小野伸二、FW上原慎也。前節・町田戦とスタメン、サブ共にまったく同じメンバー。恐らく今シーズン初めてだと思われる。
 ギラヴァンツ北九州のスターティングメンバーは4-4-2、GK鈴木彩貴、DF星原健太、西嶋弘之、福田俊介、川島大地、MF小手川宏基、風間宏希、新井純平、本山雅志、FWロドリゴ、小松塁。サブメンバーはGK中山開帆、DF寺岡真弘、福森健太、MF井上翔太、加藤弘堅、内藤洋平、FW原一樹。2017年シーズンより新スタジアムへの移転が決まっている北九州だが、試合開始前の時点では21位金沢と勝ち点差1、20位岐阜とは勝ち点差6で最下位に沈む。予算が限られている中で、7月に長崎より期限付き移籍で獲得したロドリゴが初スタメンだが、元々FWはある程度計算できる選手が揃っており、補強ポイントはそこではないように思える。なかなか軸が定まらない様子のCBは、大宮から期限付き移籍で獲得した福田と、28節から復帰してきた西嶋の組み合わせだが、この西嶋の復帰が補強だと考えられているのかもしれない。

2016年10月1日土曜日

2016年9月26日(月)19:00 明治安田生命J2リーグ第33節 北海道コンサドーレ札幌vsFC町田ゼルビア ~プロビンチャの泣き所~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GKク ソンユン、DF菊地直哉、増川隆洋、福森晃斗、MF石井謙伍、前寛之、宮澤裕樹、ジュリーニョ、ヘイス、FW都倉賢、内村圭宏。サブメンバーはGK金山隼樹、DF永坂勇人、MF河合竜二、堀米悠斗、神田夢実、小野伸二、FW上原慎也。遂に左サイドジュリーニョのスタメンが解禁。宮澤が出場停止明けで復帰、3バックの中央に増川も戻ってきた。サブには櫛引ではなく永坂が入っているが、櫛引は試合前に右膝内側側副靱帯損傷というリリースがあった。
 FC町田ゼルビアのスターティングメンバーは4-4-2、GK髙原寿康、DF土岐田洸平、畠中槙之輔、カルフィン ヨン ア ピン、松本怜大、MF中村祐也、李漢宰、森村昂太、谷澤達也、FW中島裕希、仲川輝人。サブメンバーはGK内藤圭佑、DF有薗真吾、MF大竹隆人、井上裕大、重松健太郎、FW戸島章、久木野聡。前回対戦で先発出場していた選手のうち、鈴木孝司は8/7に左アキレス腱損傷の大怪我を負いシーズンアウト。また三鬼海と鈴木崇文は8/23付で謎の契約解除。両選手とも右サイドのレギュラークラスで、やりくりが一気に苦しくなっているが、試合前の段階では勝ち点46、12勝10分10敗で8位と、1試合未消化のうちに横浜FCに抜かれたものの、数字上は十分に昇格プレーオフ戦線に踏みとどまっている(但しJ1ライセンスは交付されていない。試合後、9/28に発表された2017シーズンのライセンス判定でも、町田にJ1ライセンスは交付されなかった)。

2016年9月22日木曜日

2016年9月18日(日)19:30 明治安田生命J2リーグ第32節 V・ファーレン長崎vs北海道コンサドーレ札幌 ~妥当な取捨選択~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GKク ソンユン、DF菊地直哉、河合竜二、福森晃斗、MF石井謙伍、前寛之、上里一将、堀米悠斗、ヘイス、FW都倉賢、内村圭宏。サブメンバーはGK金山隼樹、DF永坂勇人、櫛引一紀、MF神田夢実、小野伸二、ジュリーニョ、FW上原慎也。宮澤が累積警告で出場停止、前節の前半途中で交代したマセードは全治4週間の右足肉離れで離脱。また増川は試合前の段階で情報がなかったが、スカパー!中継の予想スタメンでは故障者扱いがされており、3バックの中央には河合。トップ下はヘイスで、ジュリーニョはジョーカーとして控える。
 V・ファーレン長崎のスターティングメンバーは3-1-4-2、GK大久保択生、DF趙民宇、村上佑介、坂井達弥、MF田中裕人、岸田翔平、宮本航汰、梶川諒太、パク ヒョンジン、FW永井龍、木村裕。サブメンバーはGK三浦雄也、DF田上大地、MF中村慶太、碓井鉄平、白 星東、李 栄直、FW畑潤基。最終ライン中央の髙杉、前回対戦で右インサイドハーフに入っていた前田の2名が累積警告で出場停止。髙杉の代役は村上佑介。FW佐藤洸一は体調不良で欠場。前回対戦時からの変化として、レギュラークラスでは坂井、白星東がシーズン途中に加入している。畑潤基は特別指定選手に登録されたばかりの大学生。長崎は試合前の段階で9勝12分10敗の勝ち点39で順位は13位。8/11の清水戦以降、リーグ戦は2敗3分けと勝利がない。

2016年9月14日水曜日

2016年9月11日(日)12:00 明治安田生命J2リーグ第31節 北海道コンサドーレ札幌vsザスパクサツ群馬 ~すごいな、ザスパ。どうやったんだ?~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GKク ソンユン、DF菊地直哉、増川隆洋、福森晃斗、MFマセード、宮澤裕樹、上里一将、堀米悠斗、ジュリーニョ、FW都倉賢、内村圭宏。サブメンバーはGK金山隼樹、DF永坂勇人、MF前寛之、石井謙伍、河合竜二、小野伸二、
FWヘイス。
 札幌は8/27の筑波大学、9/3のファジアーノ岡山との天皇杯1・2回戦を挟んで2週間ぶりのリーグ戦。天皇杯初戦は過密日程もありほぼサブメンバーのみを起用して勝利したが、レギュラーメンバーに阿波加、永坂、神田らを含めて戦った岡山戦は1-2で敗れ、札幌の天皇杯は終わった。ただ永坂がこの試合ベンチ入りしているというのは、櫛引に故障や体調不良ということでなければ岡山戦での"見極め"の評価が悪くなかったということかもしれない。また8/7の清水戦で故障し離脱したヘイスが一ヶ月ぶりに戻ってきた。8/21京都戦で離脱した深井は今週ランニングを開始したところで、ボランチは宮澤と上里が組む。
 ザスパクサツ群馬のスターティングメンバーは4-4-2、GK清水慶記、DF舩津徹也、乾大知、パク ゴン、高瀬優孝、MF小林竜樹、松下裕樹、中村駿、高橋駿太、FW山岸祐也、瀬川祐輔。サブメンバーはGK鈴木雄太、DF鵜飼亮多、坪内秀介、MFマテウス、FW常盤聡、小牟田洋佑、平秀斗。吉濱は「足の違和感」で欠場。MF登録が6人だが実際の配置は4-4-2だった。パク ゴンがMF登録の3-6-1という、札幌相手のミラーゲームを"偽装"してきたということもあるかもしれない。8月の4試合負けなしと好調で、順位を20位から15位にジャンプアップさせている。またチームの心臓であるボランチの松下は、8月のJ2月間MVPに選出されている。

2016年8月28日日曜日

2016年8月25日(木)19:00 明治安田生命J2リーグ第12節 北海道コンサドーレ札幌vsロアッソ熊本 ~FW脇を制する者は試合を制す~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GKク ソンユン、DF菊地直哉、河合竜二、福森晃斗、MFマセード、宮澤裕樹、上里一将、堀米悠斗、ジュリーニョ、FW都倉賢、内村圭宏。サブメンバーはGK金山隼樹、DF櫛引一紀、MF石井謙伍、河合竜二、小野伸二、前寛之、FW上原慎也。
 前節試合中に「膝の違和感」で途中交代した深井は、試合前に「右膝内側半月板損傷で全治4週間」とのリリースがあった。離脱は残念だが"最悪の展開"ではなかったかもしれない。
 ロアッソ熊本のスターティングメンバーは4-4-2、GK佐藤昭大、DF藏川洋平、小谷祐喜、薗田淳、片山奨典、MF岡本賢明、キム テヨン、上原拓郎、菅沼実、FW若杉拓哉、巻誠一郎。サブメンバーはGK金井大樹、DF園田拓也、MF黒木晃平、八久保颯、中山雄登、髙柳一誠、FW齋藤恵太。試合前の段階では、9勝6分12敗で勝ち点33、順位は16位。過密日程を乗り切るためローテーションを意識した選手起用がされているが、前節は北九州にホームで1-6とまさかの大敗を喫したこともあり、DF3人が入れ替わっていて薗田も起用されている。平繁は体調不良で欠場、エース清武は詳細がわからないがベンチ外。菅沼は8/6に契約が発表され、この試合が初出場となる。
 8/27-28、9/3に天皇杯が行われ、J2以上のカテゴリのクラブが順次登場するためJ2リーグ戦は8/21(日)~9/11(日)までが中断期間という扱いで、この間に未消化分の試合…熊本地震で延期になった熊本戦、悪天候で中止になった水戸-長崎戦がねじ込まれており、熊本はまだまだ過密日程が続く。札幌はこの試合後、中1日で8/27に天皇杯の筑波大学戦@厚別が控えている。

2016年8月23日火曜日

2016年8月21日(日)19:00 明治安田生命J2リーグ第30節 京都サンガF.C.vs北海道コンサドーレ札幌 ~外外に意図はあったか~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GKク ソンユン、DF菊地直哉、河合竜二、福森晃斗、MF荒野拓馬、宮澤裕樹、深井一希、堀米悠斗、ジュリーニョ、FW都倉賢、内村圭宏。サブメンバーはGK金山隼樹、DF櫛引一紀、MFマセード、河合竜二、小野伸二、上里一将、FW上原慎也。
 出場停止明けの増川と、前節休養させた深井がスタメン復帰。同じく出場停止明けのマセードはベンチスタートで、サイドは好調の荒野と堀米。U23韓国代表はリオ五輪で準々決勝敗退に終わり、メダルと兵役免除を勝ち取ることはできなかった。ク ソンユンはこの試合から合流している。
 京都サンガF.C.のスターティングメンバーは3-4-2-1、GK菅野孝憲、DF菅沼駿哉、染谷悠太、本多勇喜、MF下畠翔吾、吉野恭平、佐藤健太郎、岩沼俊介、FW堀米勇輝、エスクデロ競飛王、イ ヨンジェ。サブメンバーはGK清水圭介、DF内田恭兵、MF山瀬功治、アンドレイ、FW有田光希、キロス、ダニエル ロビーニョ。試合前の段階では、勝ち点50で5位につけている。レギュラーとして出続けていたアンドレイが2試合続けてベンチスタートとなっている理由はよくわからない。石櫃は7/31の第26節以降出場していないが、8/19に左膝外側半月板損傷の手術を行ったとのリリースがあった。

2016年8月19日金曜日

2016年8月14日(日)13:30 明治安田生命J2リーグ第29節 北海道コンサドーレ札幌vsモンテディオ山形 ~アルセウの乱から8年~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GK金山隼樹、DF菊地直哉、河合竜二、福森晃斗、MF荒野拓馬、宮澤裕樹、上里一将、堀米悠斗、ジュリーニョ、FW都倉賢、内村圭宏。サブメンバーはGK阿波加俊太、DF永坂勇人、櫛引一紀、MF石井謙伍、小野伸二、深井一希、FW上原慎也。
 増川とマセードが出場停止。3バックの中央には6/4ジェフユナイテッド千葉戦以来となる河合が起用されている。ミッドウィークの横浜戦後の練習に19人しか参加していなかったという報道があり、この19人の内訳が分からないが、記事中では練習を休んだと書かれている福森はスタメン出場、またジュリーニョもおそらく「19人」に入っていなかったが、試合前に回復して起用できる状態になったと考えられる。内村が先発起用でFWがいないため、上原がFW登録されている。
 モンテディオ山形のスターティングメンバーは4-2-3-1、GK山岸範宏 DF山田拓巳、宇佐美宏和、渡辺広大、高木利弥、MF川西翔太、アルセウ、佐藤優平、ディエゴ、伊東俊。FW林陵平。サブメンバーはGK富居大樹、DF荒堀謙次、MF梅鉢貴秀、松岡亮輔、鈴木雄斗、FW永藤歩、大黒将志。CBのレギュラー、田代を出場停止で欠く。山形は後半戦開始の22節以降勝ちなし。試合前の時点では勝ち点30、21位の金沢との勝ち点差は6と楽観できる状況ではない。前節・京都戦の試合後はNDソフトスタジアム山形でサポーターの居残りがあった。

 試合と全く関係ないが、石崎信弘氏が柏レイソルを率いて1年でのJ1復帰を果たしたのが2006年、ディエゴはその時の中心選手だった。翌2007年、ディエゴは東京ヴェルディ1969に移籍し、入れ替わりで柏はアルセウを獲得。アルセウは柏を1年で退団して翌2008年に札幌に(あのノナトと同期で)入団、前年のディフェンスリーダー・ブルーノクアドロスを放出してまで札幌に迎えられるも、三浦俊哉監督(当時)の戦術に限界を感じ、グアムキャンプ開始から1週間で「アルセウの乱」を発動して退団(よって今回が札幌初上陸)。こうした出来事がもう10年近く前だという事実は時代の流れを感じさせる。

2016年8月13日土曜日

2016年8月11日(木)18:00 明治安田生命J2リーグ第28節 横浜FCvs北海道コンサドーレ札幌 ~10番の仕事~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GK金山隼樹、DF櫛引一紀、増川隆洋、福森晃斗、MFマセード、深井一希、堀米悠斗、石井謙伍、宮澤裕樹、FW荒野拓馬、都倉賢。サブメンバーはGK阿波加俊太、DF上原慎也、MF菊地直哉、神田夢実、小野伸二、上里一将、FW内村圭宏。ヘイスは恐らく前節の試合中の負傷交代による欠場だが、ジュリーニョの欠場理由はよくわからない。菊地は後日の情報によると、連戦の疲労を考慮したとのこと。駒不足の前線は久々に宮澤がトップ下、好調の荒野が都倉と2トップを組む。
 なおこの試合が行われた8/11の午前に、リオ五輪では韓国代表が決勝トーナメント進出、ク ソンユンの復帰は最短でも8/21の京都サンガF.C.戦以降となる。
 横浜FCのスターティングメンバーは4-4-2、GK南雄太、DF藤井悠太、大崎玲央、西河翔吾、田所諒、MF佐藤謙介、中里崇宏、野崎陽介 野村直輝、FW大久保哲哉、イバ。サブメンバーはGK高丘陽平、DF永田拓也、楠元秀真、MF内田智也、ロク シュトラウス、ナ ソンス、松下年宏。札幌にとっては函館で大勝した相手だが、横浜はここ5試合負けなしと好調。前節はキングカズのゴールもあり、アウェイでセレッソ大阪相手に2点差をひっくり返して逆転勝利を収めている。