2019年3月14日木曜日

2019年3月13日(水)YBCルヴァンカップ グループステージ第2節 北海道コンサドーレ札幌vsV・ファーレン長崎 ~懐かしい香り~

0.スターティングメンバー

スターティングメンバー

札幌(1-3-4-2-1):GK菅野孝憲、DF早坂良太、キムミンテ、石川直樹、MF中野嘉大、中原彰吾、小野伸二、白井康介、檀崎竜孔、岩崎悠人、FWジェイ。サブメンバーはGK阿波加俊太、DF濱大耀、中村桐耶、MFルーカス フェルナンデス、宮澤裕樹、FW菅大輝、藤村怜。
 長崎(1-4-4-2):GK富澤雅也、DF米田隼也、イ サンミン、鹿山拓真、香川勇気、MF大竹洋平、中村北斗、磯村亮太、吉岡雅和、FW畑潤基、名倉巧。サブメンバーはGK徳重健太、DFチェ キュベック、亀川諒史、MF新里涼、翁長聖、大本祐槻、FWハイロ モリージャス。

2019年3月11日月曜日

2019年3月9日(土)明治安田生命J1リーグ第3節 北海道コンサドーレ札幌vs清水エスパルス ~カルナヴァルにかき消されたゲームモデル~

0.プレビュー(スターティングメンバー)

スターティングメンバー

 札幌(1-3-4-2-1):GKク ソンユン、DF進藤亮佑、宮澤裕樹、福森晃斗、MFルーカス フェルナンデス、荒野拓馬、深井一希、菅大輝、チャナティップ、アンデルソン ロペス、FW鈴木武蔵。サブメンバーはGK菅野孝憲、DF石川直樹、キム ミンテ、MF白井康介、中野嘉大、FW岩崎悠人、ジェイ。システムについて詳細は後述。土曜日の第2節浦和戦から、水曜日のルヴァンカップでメンバーを全て入れ替え、リーグ戦のスタメン11人は先に札幌に戻っていたということでスタメンは容易に予想できた。サブは小野と早坂が外れ、ルヴァンカップで調子が良さそうだった白井と中野、いずれも攻撃的な選手が入った。
 清水(1-4-4-2):GK六反勇治、DF飯田貴敬、立田悠悟、ファン ソッコ、松原后、MFエウシーニョ、河井陽介、竹内涼、金子翔太、FW北川航也、中村慶太。サブメンバーは GK西部洋平、DF水谷拓磨、二見宏志、MF石毛秀樹、ヘナト アウグスト、FW鄭大世、滝裕太。開幕2試合は昨シーズンと異なり立田が中央を務める3バックの1-3-4-2-1で臨み、広島とガンバ相手に1分1敗。この試合は4バックに戻してきたが、エウシーニョはSBではなく一列前でスタート。どちらかというとシステムに影響を及ぼすのは、不整脈治療で離脱中のドウグラスの方かもしれない。

2019年3月7日木曜日

2019年3月6日(水)YBCルヴァンカップ グループステージ第1節 横浜F・マリノスvs北海道コンサドーレ札幌 ~制約下での布石~

0.プレビュー

スターティングメンバー

 札幌(1-3-4-2-1):GK菅野孝憲、DF早坂良太、キムミンテ、石川直樹、MF中野嘉大、中原彰吾、小野伸二、白井康介、岩崎悠人、檀崎竜孔、FWジェイ。サブメンバーはGK阿波加俊太、DF濱大耀、中村桐耶、FW藤村怜、大和蓮。
 横浜(1-4-1-2-3):GK朴一圭、DF山田康太、栗原勇蔵、ドゥシャン、ティーラトンMF扇原貴宏、大津祐樹、三好康児、FWイッペイ シノヅカ、遠藤渓太、李忠成。サブメンバーはGK杉本大地、DFチアゴ マルチンス、広瀬陸斗、MF喜田拓也、FWマルコス ジュニオール、仲川輝人、山谷侑士。三好はリーグ戦次節の川崎戦には契約条項により出場不可のため今週はカップ戦で使っているのだと思われる。
 レギュレーション等を考慮すると、ルヴァンカップのグループステージに100%ガチで臨むチームは基本的にない。札幌の場合はまず①リーグ戦ベンチメンバーのコンディション調整(小野や早坂がこの位置で先発することはリーグ戦ではない)、②18人枠に絡める選手の確認(特に中盤センター)、③特定選手の出場機会確保、等を念頭に置いたうえでこの試合に臨んでいると思われる。

2019年3月4日月曜日

2019年3月2日(土)明治安田生命J1リーグ第2節 浦和レッズvs北海道コンサドーレ札幌 ~ベストイレブンの証明~

0.プレビュー(スターティングメンバー)

スターティングメンバー

 札幌(1-3-4-1-2):GKク ソンユン、DF進藤亮佑、宮澤裕樹、福森晃斗、MFルーカス フェルナンデス、荒野拓馬、深井一希、菅大輝、チャナティップ、FWアンデルソン ロペス、鈴木武蔵。サブメンバーはGK菅野孝憲、DF石川直樹、キム ミンテ、MF早坂良太、小野伸二、FW岩崎悠人、ジェイ。発表されたメンバーの登録ポジション上はいつもの3-4-2-1に見えるが、これは”偽装”。チャナティップをトップ下に置く、ミシャ体制で初めての布陣で臨む。中野をキャンプ地・熊本に残し、早坂、石川、キム ミンテが並ぶベンチメンバーを見ると、終盤の守備固めを意識した戦いぶりを予想させる。

 浦和(1-3-1-4-2):GK西川周作、DF岩波拓也、マウリシオ、槙野智章、MFエヴェルトン、宇賀神友弥、長澤和輝、柏木陽介、山中亮輔、FW杉本健勇、興梠慎三。サブメンバーはGK福島春樹、DF鈴木大輔、森脇良太、MFマルティノス、汰木康也、柴戸海、FWアンドリュー ナバウト。天皇杯を制し、2/16のゼロックススーパーカップでシーズン開幕という最も短いオフシーズンを過ごしたチーム。ゼロックススーパーカップでは橋岡が右、宇賀神が左だったが、開幕節の仙台戦、この試合と続けて橋岡はスタメンを外れた。武藤と青木は昨シーズンからの故障の影響によりメンバー外。

2019年3月2日土曜日

2019年2月23日(土)明治安田生命J1リーグ第1節 湘南ベルマーレvs北海道コンサドーレ札幌 ~荒野のシーズンになるのか?~

0.プレビュー(スターティングメンバ―)

スターティングメンバー

 札幌(3-4-2-1):GKク ソンユン、DF進藤亮佑、宮澤裕樹、福森晃斗、MF早坂良太、荒野拓馬、深井一希、菅大輝、アンデルソン ロペス、チャナティップ、FWジェイ。サブメンバーはGK菅野孝憲、DFキム ミンテ、MF中野嘉大、小野伸二、ルーカス フェルナンデス、FW岩崎悠人、鈴木武蔵。駒井は試合直前にリリースがあったが、1月のバンコクユナイテッド戦で右膝半月板を損傷しており数か月の離脱が見込まれることとなった。荒野の開幕スタメンが濃厚だと盛んに報じているメディアがあったが、ここまでの重症だとは予想が難しかった。
 湘南(3-4-2-1):GK秋元陽太、DF山根視来、坂圭祐、大野和成、MF岡本拓也、松田天馬、齊藤末月、杉岡大暉、FW武富孝介、中川寛斗、山﨑凌吾。 サブメンバーはGK富居大樹、DFフレイレ、MF秋野央樹、古林将太、FW指宿洋史、野田隆之介、大橋祐紀。主力の引き抜きが相次いだ近年と比べると無風なストーブリーグだったと思われる。前のシーズンの主力では、梅﨑と菊地がメンバー外。

2019年1月8日火曜日

「チーム分析のフレームワーク」に基づく北海道コンサドーレ札幌の2018シーズン振り返り(後編)


 前編に引き続き、『モダンサッカーの教科書』(レナート・バルディ、片野道郎)の第2章、「チーム分析のフレームワーク」において示されているフレームワークに基づき、北海道コンサドーレ札幌の2018シーズンの戦術的な傾向を整理する。
 前編(守備~ポジティブトランジション)

 後編では攻撃、ネガティブトランジション、セットプレーについて整理する。

2019年1月5日土曜日

「チーム分析のフレームワーク」に基づく北海道コンサドーレ札幌の2018シーズン振り返り(前編)

0.本企画の説明


 本ブログの2018シーズンの総括として、2018年6月に日本で発売された『モダンサッカーの教科書』(レナート・バルディ、片野道郎)の第2章、「チーム分析のフレームワーク」において示されているフレームワークに基づき、北海道コンサドーレ札幌の2018シーズンの戦術的な傾向を整理する。

 なお、フレームワークの内容は、以下note(フットボリスタ)で整理されている。
 https://note.mu/footballista_jp/n/n06a1bcfd951a

 分析にあたり、バルディは直近の試合を中心に5試合程度を見たうえでアウトプットを作成する必要があるとしている。よってリーグ戦のラスト5試合、ということになるが、先に申しておくと、札幌のサッカーは相手チームのタイプ…3バック(守備時5バック)でミラー布陣で戦うチームか否かによって試合の進め方が異なる傾向にある。そのため以下の試合で見られた傾向を中心に整理することとした。
2018年9月23日(日)明治安田生命J1リーグ第27節 北海道コンサドーレ札幌vs鹿島アントラーズ
2018年9月29日(土)明治安田生命J1リーグ第28節 北海道コンサドーレ札幌vsサガン鳥栖
2018年11月4日(日)明治安田生命J1リーグ第31節 北海道コンサドーレ札幌vsベガルタ仙台
2018年11月10日(土)明治安田生命J1リーグ第32節 北海道コンサドーレ札幌vs浦和レッズ
2018年12月1日(土)明治安田生命J1リーグ第34節 北海道コンサドーレ札幌vsサンフレッチェ広島

 もっとも今シーズンのリーグ戦は全試合見ているので、この5試合以外での現象も踏まえていくが、ただ春先2月~3月頃のチームはリーグ戦終盤とは大きく異なるので、基本的には2018シーズンの最終形となったチームの分析とする。

0.1 局面の遷移関係を理解しよう


 チーム分析において基本となる概念を改めて2つ整理しておく。一つはサッカーの4局面で、これはバルディに限らず多くのサッカー関係者が同じような認識でいると思われる。攻撃(ボール保持)、守備(ボール非保持)と、それらの境目にあるトランジション(攻守の切り替え)が遷移する関係にあるという考え方。実際はトランジション→トランジションが続いたり守備→ポジトラ→すぐにまた守備、等の展開もあると思うが、基本概念として4局面が順に遷移するものとして捉えておく。
サッカーの局面の局面の遷移関係

0.2 階層構造として捉えよう


 もう一つはバルディが示している4局面(+セットプレー)の階層構造で、例えばバルディの言う「守備」には「プレッシング」、「超攻撃的プレッシング」、「組織的守備」の3タイプがあるとされる(詳細は後述)。一言で守備戦術と言っても大別すると諸タイプあり、それぞれ意図やとられているアクションが異なることを踏まえてみていく必要がある。
チーム分析の階層構造

0.3 その他


 4局面+セットプレーについて書いてみたところ、長すぎるので記事を2分割する。

 また記事中ではチーム戦術について言及する際、ポジションや役割を挙げて言及する場合と具体的な選手名で言及する場合とがある。2018シーズンの札幌の基本メンバーは以下。スタメン11人+DFの石川、中盤の荒野、アウトサイドの白井と早坂、前線の都倉という固定メンバーでリーグ戦の殆どを消化してきた(他、スタメン出場した選手は兵藤が4試合、宮吉が2試合、内村が1試合)。
2018シーズンの基本メンバー

※以下、青字はバルディのフレームワークに基づく各項目の説明である。