2019年7月22日月曜日

2019年7月20日(土)明治安田生命J1リーグ第20節 北海道コンサドーレ札幌vs湘南ベルマーレ ~ボスロイド 動きます。~

0.スターティングメンバー

スターティングメンバー

 札幌(1-3-4-2-1):GKク ソンユン、DF進藤亮佑、キム ミンテ、福森晃斗、MF白井康介、荒野拓馬、宮澤裕樹、菅大輝、鈴木武蔵、チャナティップ、FWジェイ。サブメンバーはGK菅野孝憲、MFルーカス フェルナンデス、駒井善成、中野嘉大、早坂良太、FWアンデルソン ロペス、岩崎悠人。ここ数試合、左で起用されて好調の白井を右、トップにジェイ。やりたいこと、ゲームプランはメンバーを見ればわかる(後述)。
 湘南(1-3-4-2-1):GK秋元陽太、DF山根視来、フレイレ、大野和成、MF古林将太、齊藤末月、金子大毅、杉岡大暉、FW武富孝介、梅崎司、山﨑凌吾。 サブメンバーはGK松原修平、DF毛利駿也、MF秋野央樹、鈴木冬一、FW野田隆之介、松田天馬、トカチ。予想通り前節と全く同じスタメン。
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2019年7月19日金曜日

プレビュー:2019年7月20日(土)明治安田生命J1リーグ第20節 北海道コンサドーレ札幌vs湘南ベルマーレ ~プレス回避どうすんの~

1.予想スターティングメンバー

予想スターティングメンバー

1.1 札幌


×(非帯同、欠場確定)MF金子(ユニバーシアード日本代表招集)
MF高嶺(ユニバーシアード日本代表招集)
×(負傷等で欠場濃厚)※特になし
*(負傷等で出場微妙)MF深井(7/13大分戦での負傷)
MF中野(6/1広島戦での左ヒラメ筋肉離れ)

 特別指定選手の動向がよくわからないが、基本的にはベストメンバーに近い状態が揃っている。前節試合中にゴールポストに激突して交代した深井は重症ではなさそうだが、大事を取って休ませることは考えられる。中野は試合に出場できる状態だろうが、左は好調の白井の起用が継続されそうだ。

1.2 湘南

×(非帯同、欠場確定)※特になし
×(負傷等で欠場濃厚)FW大橋(長期離脱中)
*(負傷等で出場微妙)※特になし

 名古屋、神戸相手に2連勝中ということで、普通に考えれば同じメンバーで臨みそうだ。

2.今季の対戦のおさらい

2.1 リーグ戦第1節(2019/2/23)


レビュー

 シーズン開幕戦。メンバーは互いに前年がベースで、札幌はCB中央に宮澤。
 札幌は1-5-0-5のビルドアップで、サイドの福森と、最前線で坂とマッチアップするジェイへの放り込みで湘南のプレスを回避。174cmの坂はジェイに善戦していたが、空中戦の態勢を確保する必要がある(スタンディング状態では確実に勝てない)ので、湘南の最終ラインは下がる。湘南は札幌にボールを持たせ、ゴール前で食い止めることを選択。
 札幌は1-5-0-5でビルドアップした後は、荒野と深井がポジションを上げ、ネガトラ対策で1-1-4-5のような布陣になる。最後尾は宮澤1人。湘南は5バックで籠城からのロングカウンター。結果的には広大なスペースに、終盤でも運動量が落ちない湘南が飛び出して得意の形から武富が2得点。

2.2 ルヴァンカップ グループステージ第3節(2019/4/10)


レビュー

 札幌ホームでのカップ戦。札幌は負傷者が多かったこともあり武蔵、宮澤、福森、ルーカス、菅を起用。開幕戦では遅攻から攻めあぐねた札幌だが、福森のロングフィードからの速い展開で湘南の左CB大野の裏を突く。裏狙いから前半に武蔵の2得点と檀崎の得点で早々と勝負は決した。

2.3 ルヴァンカップ グループステージ第6節(2019/5/22)


レビュー

 札幌は引き分け以上でグループステージ突破確定な状況で控え中心のメンバー。湘南は自力突破には勝ち点3が必要で何人か主力を送り込む。湘南がボールを持つが、優位な状況の札幌が5バックで引いてスペースを消す。どちらかとういうとオープンな局面になってから互いにチャンスが増え、点を取り合って引き分け、揃ってグループステージ突破が決まった。


2019年7月15日月曜日

2019年7月13日(土)明治安田生命J1リーグ第19節 大分トリニータvs北海道コンサドーレ札幌 ~見積外のコスト~

0.スターティングメンバー

スターティングメンバー

 札幌(1-3-4-2-1):GKク ソンユン、DF進藤亮佑、キム ミンテ、福森晃斗、MFルーカス フェルナンデス、荒野拓馬、深井一希、白井康介、アンデルソン ロペス、チャナティップ、FW鈴木武蔵。サブメンバーはGK菅野孝憲、MF宮澤裕樹、駒井善成、早坂良太、FW菅大輝、藤村怜、ジェイ。チャナティップが3試合ぶりにスタメン復帰。前線がこの組み合わせとなるのはアンロペが離脱した4/28の磐田戦以来。セントラルMFは荒野が宮澤から、左WBは白井が菅から、ポジションを守った格好となった。
 大分(1-3-4-2-1):GK高木駿、DF島川俊郎、鈴木義宜、三竿雄斗、MF松本怜、前田凌佑、長谷川雄志、星雄次、FW小手川宏基、小塚和季、オナイウ阿道。サブメンバーはGKポープウィリアム、DF庄司朋乃也、MF丸谷拓也、高山薫、ティティパン、FW藤本憲明、伊藤涼太郎。前節途中交代し、出場が危ぶまれた松本は普段の右ではなく、左WBで先発出場。右WBはここ数試合スタメン起用が多かった高山ではなく、4/6ホームでの対戦でアシストを記録した星が起用された。今季ここまでリーグ戦では累計14分、4試合しか出場していない小手川のスタメン起用と、開幕から18試合スタメン出場を続けた藤本は今シーズン初めてのベンチスタートがサプライズ。
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2019年7月12日金曜日

プレビュー:2019年7月13日(土)明治安田生命J1リーグ第19節 大分トリニータvs北海道コンサドーレ札幌 ~代役は大役の予感~

1.予想スターティングメンバー

予想スターティングメンバー

1.1 札幌


×(非帯同、欠場確定)MF金子(ユニバーシアード日本代表招集)
MF高嶺(ユニバーシアード日本代表招集)
×(負傷等で欠場濃厚)DF石川(7/3天皇杯Honda FC戦試合前の負傷)
MF中野(6/1広島戦での左ヒラメ筋肉離れ)
*(負傷等で出場微妙)MFチャナティップ(6/22鳥栖戦での左太もも裏痛)

 今週水曜日から中野が全体練習に合流したが、恐らく今週は調整を続け、来週から実戦復帰になるだろう。チャナティップも同じく水曜日から全体練習に合流だが、その症状から考えるとこちらはより出場の可能性が高い。その場合、アンデルソン ロペスがサブに回ることになりそうだ。前節から復帰した宮澤と駒井は、宮澤は荒野に代わって先発も予想される。荒野の調子も悪くなさそうだが、ここ2試合勝ちが遠いチーム状況を考慮すると先発起用だと予想する。左サイドは好調を維持する白井の起用が有力。

1.2 大分

×(非帯同、欠場確定)※特になし
×(負傷等で欠場濃厚)FW伊佐(左膝軟骨損傷、全治4ヶ月)
*(負傷等で出場微妙)DF岩田(6/30試合中の負傷)
MF松本(7/6横浜戦試合中の負傷)
MF小林(6/30試合中の負傷)

 ストロングポイントである右サイドのレギュラー、岩田と松本の負傷離脱は痛い。いずれも欠場が確定ではないが、欠場するものとして試合展開を予想する。右サイドはガンバ大阪から田中達也が加入し、移籍ウインドーが7/19に開く関係で次節以降にデビューが見込まれる。今節は恐らく星が起用されるだろう。福森直也は最近スタメンを外れているので、餃子の人との福森対決はお預けになりそうだ。


2.前回対戦(2019/4/6)のおさらい

プレビュー
レビュー

2.1 出会って50秒で瓦解


 スタメンは、大分はほぼこの時点のベストメンバー。札幌は前の試合でトランジションや守備面での懸念事項が露になったルーカス フェルナンデスをサブに置いて中野をスタメン起用。
 開始50秒でアウェイの大分が先制して1-5-4-1で撤退する展開に。札幌のマンマーク守備を逆手にとって、大分のストロングポイントである右サイドアタックで福森の側面を強襲。ポケモンで言うとカメックスのハイドロポンプ並みにバレバレの攻撃だったと思うが、もろにヒットしていきなり瀕死の傷を負った札幌であった。先制後も大分の速攻が、札幌のスピードにあまり自信のないバックライン(宮澤、福森)を蹂躙する。

2.2 5バック相手に遅攻一辺倒の札幌


 マンマーク基調の5バックで守る大分相手に2点のビハインドを負った札幌の策は、1-5-0-5に変化しての遅攻勝負。しかし後半ワイドに張るルーカスの登場までは中央レーンでの渋滞による拙攻が続き、可変システムの利点を活かせない。シャドーが落ちてWBがハーフスペースに入る1-5-0-5の役割で違和感なくプレーできる中野が1点を返すが、その中野が下がると再び停滞。90分間アンロペちゃんは狭いスペースでフラストレーションをため込んだ。


2019年7月9日火曜日

2019年7月7日(日)明治安田生命J1リーグ第18節 北海道コンサドーレ札幌vs松本山雅FC ~ジェイボールvsソリボール~

0.スターティングメンバー

スターティングメンバー

 札幌(1-3-4-2-1):GKク ソンユン、DF進藤亮佑、キム ミンテ、福森晃斗、MFルーカス フェルナンデス、荒野拓馬、深井一希、白井康介、アンデルソン ロペス、鈴木武蔵、FWジェイ。サブメンバーはGK菅野孝憲、DF濱大耀、MF宮澤裕樹、駒井善成、FW菅大輝、藤村怜、岩崎悠人。チャナティップは前節に引き続き欠場。左WBを菅→白井に変更した点以外は前節仙台戦と同じ。
 松本(1-3-4-2-1):GK守田達弥、DF今井智基、飯田真輝、當間建文、MF田中隼磨、宮阪政樹、藤田息吹、高橋諒、前田大然、杉本太郎、FW高崎寛之。サブメンバーはGK村山智彦、DF浦田延尚、MF中美慶哉、パウリーニョ、安東輝、岩上祐三、FW山本大貴。アルウィンでの対戦からは故障中の橋内→當間、パウリーニョ→藤田、トップにレアンドロ ペレイラ→高崎と3人を入れ替えてきた。
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2019年7月5日金曜日

プレビュー:2019年7月7日(日)明治安田生命J1リーグ第18節 北海道コンサドーレ札幌vs松本山雅FC ~夏もアンロペ。撃つんだ。~

1.予想スターティングメンバー

予想スターティングメンバー

1.1 札幌

×(非帯同、欠場確定)MF金子(ユニバーシアード日本代表招集)
MF高嶺(ユニバーシアード日本代表招集)
×(負傷等で欠場濃厚)DF石川(7/3天皇杯Honda FC戦試合前の負傷)
MF中野(6/1広島戦での左ヒラメ筋肉離れ)
*(負傷等で出場微妙)MFチャナティップ(6/22鳥栖戦での負傷)

 長期離脱していた駒井、宮澤は試運転を終え、リーグ戦に出場できる準備が整った。ただ今週水曜に厚別区であった”何か”の疲労を考慮すると今節はベンチスターとが予想されるが、あるとしたら宮澤のスタメン起用か。なおアンデルソン ロペスは試合に出場しながら調子を上げていくタイプなのだろう。インターバルはあまり気にする必要がなさそうだ。チャナティップは文字通り「微妙」なのだと予想する。

1.2 松本

×(非帯同、欠場確定)※特になし
×(負傷等で欠場濃厚)DF橋内(右膝内側側副靭帯損傷)
MF町田(右第2基節骨・中足骨骨折)
*(負傷等で出場微妙)DFエドゥアルド
FW永井


 水曜日の天皇杯ではホームで延長戦の末、ヴァンラーレ八戸に敗退。ターンオーバーで控え中心のメンバーながら、DFの飯田と今井、MFの藤田が先発、田中隼磨、高崎、宮阪、當間が途中出場している。トップはリーグ戦前節スタメンの高崎を予想する。上位相手のアウェイゲームということもあり守備重視の選出になるだろう。

2.前回対戦(2019/5/12)のおさらい



来場者に日焼け止めが配られた初夏のアルウィン。ジェイ、アンデルソン ロペス、チャナティップを欠く札幌はオープンな展開を避け、前半はスローペースでゲームを進める。前半0-0で可、と考えていたのは松本も同じ。前半は特に動きがなかった。

 後半札幌は中央レーン、松本のブロックのすぐ外側に福森を移して反撃。受け手の質は微妙ながら、優秀なパサーが中央でフリーになると札幌にチャンスが増える。松本は撤退ブロックからの前田の爆走ロングカウンターで対抗するがク ソンユンの牙城を崩せずスコアレスで終了。

2019年7月2日火曜日

2019年6月30日(日)明治安田生命J1リーグ第17節 ベガルタ仙台vs北海道コンサドーレ札幌 ~絵に描いたマタドール~

0.スターティングメンバー

スターティングメンバー

 札幌(1-3-4-2-1):GKク ソンユン、DF進藤亮佑、キム ミンテ、福森晃斗、MFルーカス フェルナンデス、荒野拓馬、深井一希、菅大輝、アンデルソン ロペス、鈴木武蔵、FWジェイ。サブメンバーはGK菅野孝憲、DF石川直樹、MF檀崎竜孔、白井康介、早坂良太、FW藤村怜、岩崎悠人。チャナティップは結局リリースがなかったので比較的軽傷、次節の復帰は微妙なくらいなのかもしれない。6月中に復帰できるかも、としていた駒井のメンバー入りはなかったが、3日後の天皇杯等で試運転といったところか。
 仙台(1-4-2-2-2):GKシュミット ダニエル、DF蜂須賀孝治、シマオ マテ、平岡康裕、永戸勝也、MF椎橋慧也、松下佳貴、道渕諒平、関口訓充、FW石原直樹、長沢駿。サブメンバーはGK川浪吾郎、DF大岩一貴、MF兵藤慎剛、石原崇兆、吉尾海夏、富田晋伍、FWハモン ロペス。右MFはリーグ戦で重用されてきた吉尾ではなく、カップ戦でも好調を維持している道渕を選択。
 シュミット ダニエルは札幌と業務提携しているシントトロイデン移籍が濃厚と報じられている(この試合後、両クラブ間で合意に達したと発表された)。かつてグルノーブルと札幌が提携(最終的には流れた?)の話があった時に、向こうの幹部は「人材交流」と称してグルノーブルの名もなき若手と、当時U20日本代表だった藤田征也の交換という、絵に描いたような鮫トレードを提案してきた経緯がある。それに比べるとシントトロイデンは良心的だ。仕事があと1週間早いと良かったが。
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