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2021年12月4日土曜日

2021年12月4日(土)明治安田生命J1リーグ第38節 横浜FCvs北海道コンサドーレ札幌 ~変わらないことの価値~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • 横浜は厳しいシーズンでした。4/8に早川監督が就任し、5/26の福岡戦からは韓浩康が中央に入る3バックの1-3-4-2-1が多いようです。噂では、夏のマーケットで加入したGKブローダーセン、FWサウロ ミネイロといった選手はまずまずのクオリティで、彼らの個人能力を押し出しているようなチームに変わったと聞いていましたが…この日は前線は日本人選手3人のユニットでした。
  • 札幌はジェイが帰国して、また”インパクトプレイヤー”(横浜ではサブの選手をこう呼ぶようです)にFW不在のスカッド。

2021年11月27日土曜日

2021年11月27日(土)明治安田生命J1リーグ第37節 北海道コンサドーレ札幌vs柏レイソル ~クラシカルの対峙~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • 柏はここ3試合は同じメンバー(1-4-4-2で、最終ラインが右から大南、上島、古賀、三丸、中盤がサヴィオ、三原、ドッジ、仲間、2トップがクリスと武藤)、その先まで遡っても1-4-4-2は固定されていましたが、やはりミシャ対策ということで5バックになる1-3-4-2-1、それも前線を1枚削って大南が右WBに入る、消化試合としてもかなり慎重な選択をしたと思います。
  • 札幌は離脱していた宮澤、青木が戻ってきて、ようやく頭数は揃ってきたところ。トゥチッチは31節以来のスタメン起用で、試合前に契約非更新と引退を示唆している”ライオンハート”ジェイはベンチスタート。

2021年11月21日日曜日

2021年11月20日(土)明治安田生命J1リーグ第36節 サガン鳥栖vs北海道コンサドーレ札幌 ~Possession & Progression~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • 前節は王者・川崎をGuard of honorで迎えながら2つ目となる土をつけた鳥栖。この試合にもスタメン出場した中野嘉大、そしてJ1初ゴールとなる先制点を挙げた岩崎は、消化試合ということで札幌が出場を許可する(岩崎は前例アリ)のかとも思いましたが今回は温情なしでした。左WBには大畑、前線は中盤起用が多かった白崎が入ります。
  • 山下は後半戦は1ゴールのみと、勢いに陰りがあるようです。右WBは飯野が欠場で、松本がリーグ戦初スタメン。松岡が清水に移籍した後は、中盤底に樋口が回ることが多かったのが、この日は小泉がその役割を担います。
  • そんな鳥栖のシステムは、ボール保持はいつもの4バックに可変するとして、ボール非保持は1-5-2-3っぽい形でしたので、ニュートラルな状態では1-3-4-2-1としています。
  • 札幌はサブにFW2人、DF4人という陣容からも明らかなように、菅、宮澤、ルーカス、柳、ドウグラスオリヴェイラの離脱でかなり厳しい台所事情。期限付き移籍で貸している余裕もないのですが、選手としては外で出場機会を確保したいのは、それまでの起用法からすると必然でもあるのでしょう。

2021年11月7日日曜日

2021年11月6日(土)明治安田生命J1リーグ第35節 清水エスパルスvs北海道コンサドーレ札幌 ~君が話していたはずのこと~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果

  • ミッドウィーク(祝日)の敗戦(vsFC東京、0-4)を受けて、ロティーナ監督の電撃的な解任に踏み切った清水。この日のスタメンでは、中盤センターに竹内、右に西澤、左の中村、という構成は新監督の色が表れていると言えるでしょう。システムは別に、1-4-4-2表記でもいいのですが、2トップのプレーエリアや役割分担を考えると縦関係意識だったのかなと思います。
  • 札幌は、深井が12試合ぶりのスタメン復帰。荒野がその分、前線にスライドする形ですが、選手特性を考えると駒井と逆のような気もします。

2021年11月4日木曜日

2021年11月3日(水)明治安田生命J1リーグ第34節 北海道コンサドーレ札幌vs湘南ベルマーレ ~No pain, no gain.~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • 9月に監督交代があった湘南。結構ユニークなチームだという印象で、それは特にCB中央に坂(現大分)や石原広教といったサイズのない選手を置いて、単なる”後ろのDFが多い弱者のサッカー”に甘んじないという気概を感じました。ただこの試合は中央に大岩、左に山本とサイズのある選手を置いていて、この辺りは名DFとして鳴らした山口智新監督の考え方が表れていると言えるでしょう。
  • 3試合連続でスタメンだったウェリントンがベンチスタートなのは、ゲームプランによるのだと予想できます。
  • 札幌はルーカス、宮澤、そして試合当日に負傷が公表されたドウグラスオリヴェイラを欠きますが、岡村がサブに復帰。

同数守備vs1-3-1-4-2:

  • 2021シーズンのJ1で最も多く使われているシステムが、1-4-4-2ないし前線の1人が下がり目に位置する1-4-2-3-1(この2つを区別して論じる方もいますが私は根幹は同じだと思っています)。純粋マンマークで守る札幌は、このシステム相手だとアンカーが下がった1-4-4-2になる点は毎回指摘している通りです。
  • その次に多いのが、広島、大分、ガンバ、前節の福岡らが採用する1-3-4-2-1。3バックだとこれが各チーム1st choiceになっているようですが、この日の湘南はアンカーのいる1-3-1-4-2。
  • よって、湘南のビルドアップの際、前線が3枚の札幌は、後方が「3-1」で4枚になる湘南に対して、同数で守りたいなら何らか形を変える必要があります。この点がゲームの構造的な部分でのポイントの一つでした。

物足りなかった、明白なフリーマン:

  • 札幌の回答は、この試合に関してはいつもの「純粋マンマークの同数守備」を放棄して、最終ラインは数的優位を作る守り方とします。
  • 前線はチャナティップがトップ下のポジショニングで湘南のアンカー田中をマンマーク、小柏と青木が2トップの形で並び、ここは湘南の3バックに対して2トップで数的不利の構図。その分、どこで札幌が多かったかというと、最終ラインが3枚で、2トップの湘南よりも1人多い。
  • 一般に、サッカーでは攻撃側が優位とされるので、最終ラインは相手よりも1人多いのがセオリーです。この点においては、川崎フロンターレやヴィッセル神戸のようなチームに対して、最終ライン同数で対応する(しかも本職DFではない、対人に強くない選手が混在している)普段のミシャチームは型破りというか、クレイジーというか、もしくは”勝利以外の何か”を目標やKPIとしているようにも感じられます。この日の数的優位での対応は、ミシャチームとしてはイレギュラーなやり方ですが、サッカーのセオリーとしては普通のことです。

  • 一方で湘南としては、札幌はいつもの同数守備で来ると予想していたと推察します。湘南もこれまでと出方を変えていた(これが今のスタンダードなんでしょうか?最近見ていないので把握してないです)のは、恐らく札幌の同数守備対策だったのでしょう。
  • 具体的には、湘南の”変化”は、3バックの中央の大岩と右の石原が通常よりも右寄りの位置にスライド。石原を、4バックのSBみたいなポジションでプレーさせる、イレギュラーな配置とすることで、札幌のプレスにかかりにくくして、彼をボールの収めどころにしたかったのだと思います。
  • 石原はDFとしてはサイズ的にはかなり小さいのですが、このボール保持時の役割と、守備ではマッチアップする相手がチャナティップということで、サイズの懸念をあまり感じずに起用できると踏んだのでしょう。いつもの3バックの中央だと、ジェイやトゥチッチとのマッチアップになる可能性があるので、DF出身の山口監督としては、そのリスクを嫌ったのだと思います。
  • ギミック自体は、かつての宮本ガンバと似ていて、2020シーズンまでガンバでコーチを務めていた影響なのだと思います。

  • ですので湘南としては、石原をある程度フリーな状態にして、ビルドアップの起点にしたいと考えていたものの、札幌が石原に対して特定の守備者を用意しない(放置する)対応にしたのは、そこまでは想定していなかったという感じだったと思います。

  • 両者の思惑や戦術面の選択を整理すると▼になります。
  • フリーマンの石原を含む、湘南の3バック+アンカー、計4人(+,GKの谷)が関与するビルドアップを、札幌が3人(小柏、青木、チャナティップ)で、前線に有効なボールを配球させないなど対処できれば札幌に有利な展開に。よく「数的優位だから良い」とする論調?分析?を目にしますが、何度も言ってますが「どこかが数的優位ならどこかは数的不利になる」。その意味では、ここでは数的不利で対処できた方が、別のところで数的優位のままでいられるので、まず3人での対処を探るべきです。
  • 一方、湘南が数的優位や配置的な優位性を活用しつつ、前線に有効なボール(受け手が前を向いてプレーできる状態になる)を配球できれば、湘南に好都合な展開になります。
互いの思惑と選択(湘南の自陣でのボール保持のシチュエーション)

  • 実際の展開は…湘南は、フリーの石原にボールが入っても、そこから特に札幌が脅威になるようなプレーの選択がなかったと思います。たとえばフリーの状態で、近いポジションにいるWBの山田にボールを預けることがありましたが、それだけで「フリーのボールホルダー」という優位性は消えます。
  • やはり基本的にはフリーの選手はスペースにドリブル(conducción)して相手を引き付けるべきで、その意識も石原は弱いと感じました。
  • 札幌は、石原にボールが入ると、小柏かチャナティップが遅れて寄せる対応をします。チャナティップの場合は、アンカーの田中を背中で消しながら寄せますが、これも湘南はボディアングルやポジショニング次第でフリーな状態の選手を作るクオリティや工夫はあまり感じられず、少なくとも前半は札幌にとり殆ど問題になりませんでした。

  • 札幌が前線で数的不利でも対処できていたので、前半は、普段同数で頑張っている最終ラインはいつも以上にやりやすかったというか、大きな問題に至ることはなかった、と乱雑ですが結論づけることとします。

2021年10月24日日曜日

2021年10月24日(日)明治安田生命J1リーグ第33節 北海道コンサドーレ札幌vsアビスパ福岡 ~長すぎた冬眠~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー&試合結果
  • 福岡は試合前の時点で8位。恐らく札幌よりも低予算ながら、またスーパーなFWもGKもいないながら、札幌よりも先に残留を決めました。
  • 札幌の予算なり選手陣容を引き合いに出して「監督もフロントもすごいんだ」とする論調を見るたびに、個人的には、GKセランテスを放出して前年までJ2で20試合以上出場したシーズンがないGK村上に懸け、その分空いた外国籍選手の起用枠も含めセンターラインに重厚な補強をしたフロント及び監督の判断、戦略的な思考面はもっと注目に値するものだと思います。
  • そんな福岡に札幌は今シーズン3戦負けなしで、恒例の福森の飛び道具か、長身FW(ジェイ、ドウグラスオリヴェイラ)のパワーを活かした攻撃で得点を奪っていることは興味深いというか、マッチョサッカーを上回るマッチョサッカーが結局よりどころになっていると言えるでしょう。
  • この試合は、前線にジェイが復帰するものの、負傷者(宮澤、福森、岡村?、ルーカスフェルナンデス)の影響で最終ラインに高嶺と菅が並んでおり、パワー不足は懸念されるところです。

2021年10月17日日曜日

2021年10月16日(土)明治安田生命J1リーグ第32節 横浜F・マリノスvs北海道コンサドーレ札幌 ~あくまで”お祭り”なのだ~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • マリノスは畠中が離脱中で、岩田が8試合連続のCB起用。かつてのオシム・ジェフにおける中島浩司氏(阿部勇樹とストヤノフのバックアッパー)みたいな?重要な位置づけになっているようです。前線はエウベル&前田の組み合わせが多かったのが、仲川を右に起用してきたのは、マッチアップする札幌の左DFを意識でしょうか。
  • 札幌は宮澤が左ふくらはぎ痛、岡村も恐らく中断期間中のエリートリーグ何らか受傷があったようでDF2人を欠きますが、福森とチャナティップの復帰は好材料。

2021年10月3日日曜日

2021年10月2日(土)明治安田生命J1リーグ第31節 ガンバ大阪vs北海道コンサドーレ札幌 ~ミシャさん初めまして~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • 前節、柏に勝って連敗を4で止めたガンバ。システムは3バックと4バックを交互に採用していて定まっていないイメージですが、「勝っているチームは変えない」原則を意識なのか、前節と同じく4バックベースの布陣で30周年記念試合に臨みます。前線は宇佐美とパトリックの2トップとも解釈できますが、役割やプレースタイルから縦並びで表記します。
  • 札幌は離脱者(福森、深井、チャナティップ)以外は特筆点ナシのメンバーでしょうか。

2021年9月26日日曜日

2021年9月26日(日)明治安田生命J1リーグ第30節 北海道コンサドーレ札幌vsサンフレッチェ広島 ~夢は何年目まで?~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー&試合結果
  • 試合前の時点では札幌の方が1試合消化が少ないながら、勝ち点では並んでいるチーム同士のカード。
  • 広島は、開幕は4バックでスタートし、シーズン途中から3バックの1-3-4-2-1主体に切り替えているようです。メンバーは最終ラインと中盤センター(川辺の欧州移籍に伴いハイネルがスタメンに昇格)はほぼ固定で、前線はシャドーにエゼキエウと森島が多かったのが、この試合はジュニオール サントスと柴崎。前者はポテンシャルは評価されつつも、未だに活かし方を確立できていないようで、1トップの1st choiceはドウグラス ヴィエイラ。
  • 札幌は福森と深井、チャナティップが離脱中で、ジェイもこの日はメンバー外。スタメンは必然とこの辺りになってくるとして、リザーブに(中島ではなく)中村が入っているのは、左DFの候補が菅と高嶺だといくら何でも本職いた方がいいでしょ、みたいな観点もあったのでしょうか。

2021年9月19日日曜日

2021年9月18日(土)明治安田生命J1リーグ第29節 ヴィッセル神戸vs北海道コンサドーレ札幌 ~見ている景色は繋がっているか~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • 神戸はGK前川が負傷でここ数試合は飯倉。3バックの採用はリーグ戦3試合目で、ここ4試合は最終ラインの枚数だけでいうと3→4→4→3となっているようです。
  • これは恐らく編成上、ウインガーの確保に苦労している一方で、大迫、武藤、そしてボージャンと中央で仕事をする選手を夏のウィンドウで確保できた(大迫と武藤に関しては、ACLで外国人選手枠が3に減るので両方欲しかったのでしょう)。これらの事情を踏まえて、また今は組み合わせを試行しながら戦っているのでしょうか。
  • そのため前節に引き続いて3バックの採用を予想していましたが、蓋を開けると大﨑は普通に中盤にいて4バックがベースの形、武藤が右でした。3バックになると大﨑が必然と?復権してスタメン復帰なのかと思っていたのでかなり意外でした。また右サイドが極端に薄くて、開幕前に櫻内獲得に走ったのが、いつしか酒井が右に回って初瀬が左で定着しているようです。
  • 札幌は、小柏が左太もも痛で欠場とのことで、こうなるとトップ(ジェイかトゥチッチの二択)以外は殆どメンバーの入れ替えの余地がない。柳が右に入るか?ぐらいが議論の的になりえるのですが、ミシャは田中駿汰の右を気に入っているようで、特にサプライスがない11人がスタメンに名を連ねました。

2021年9月12日日曜日

2021年9月11日(土)明治安田生命J1リーグ第28節 セレッソ大阪vs北海道コンサドーレ札幌 ~アーリークロスの是非~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • 中2日の同一カード。スタジアムはキンチョウから改装して「ヨドスタ」になったんですね。そして再びホームとアウェイを入れ替えるという、珍しい経緯をもったスタジアムなのではないでしょうか。
  • セレッソは左SBに丸橋、中盤センターに開眼しつつある喜田、中盤左サイドに乾、2トップの一角に前節リーグ戦初ゴールの松田力の4選手をターンオーバー。
  • 対する札幌は、菅を最終ライン左に持ってきて、高嶺をCB(中盤センターだけど、常に下がる役割の選手)に戻しています。そしてシャドー(守備時は相手のセントラルMFをマーク)の青木を左に移して、空いた前線のポジションに初先発となるミラン トゥチッチ。選手自体は1人しか入れ替えていないので、どこまで動けるかが気になるところです。

2021年9月9日木曜日

2021年9月8日(水)明治安田生命J1リーグ第19節 北海道コンサドーレ札幌vsセレッソ大阪 ~こんな陣形を誰がさせるのか?~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • 監督交代後3試合目で、かつ、分析サンプルが松波ガンバとの連戦しかないセレッソ。札幌に合わせて3バックの採用もあるかなと思いましたが、蓋を開けてみればチアゴがベンチで、どう見ても1-4-4-2だな、というメンバーを送り出してきました。
  • キャプテンの清武が負傷で離脱しましたが、そのポジションでは8月末に加入した乾に期待がかかります。
  • セレッソが「どう見ても1-4-4-2」なら、札幌も大半のシチュエーションで4バックとして稼働するのでこの表記にします。予想通り、荒野は大半の時間CBっぽいことをしていましたし、青木も中盤センターみたいだった、としていいでしょう。
  • カップ戦で欠場した青木と小柏が復帰しましたが、福森の離脱により高嶺が最終ラインにスライド、このあたりの選手のやりくりは依然として難しい状況です。

2021年9月6日月曜日

2021年9月5日(日)JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝第2戦 FC東京vs北海道コンサドーレ札幌 ~続・10ヶ月の固執~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • 本日閉幕するパラリンピック開催のため、平塚をホームとするFC東京は、予想通り、初戦で休養していた森重とブラジルリアントリオが先発。そして三田が中盤センターに青木と代わって入り、東が右。中盤2枚のシステムで三田をセンターで使うのはあまりなく、攻撃的な布陣を選択してきたとの印象です。
  • 試合前の長谷川監督のインタビューでも「とにかく1点取るしかない」と言っており、(当たり前なんだけど)割と本心というかいかに点を取るか、を考えてこのゲームに臨んできたのかと推察します。
  • 札幌は1戦目で欠場した青木、小柏、チャナティップ、深井のうち、青木は軽いランニング程度は行っているとの報道がありましたが、結果的にはベンチのトゥチッチ以外は1戦目と同じメンバー。

2021年9月2日木曜日

2021年9月1日(水)JリーグYBCルヴァンカップ 準々決勝第1戦 北海道コンサドーレ札幌vsFC東京 ~10ヶ月の固執~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • FC東京はブラジリアン3トップがベンチスタートで、森重は帯同しているらしいですがメンバー外。右SBには、8月のリーグ戦ではまだ信頼を得ている途上っぽかった鈴木がスタメンに昇格しています。
  • 札幌は、チャナティップが試合直前に内転筋?の負傷で離脱(さすがに何度目だ…)、ジェイが急遽スタメンに入ったとのこと。

2021年8月29日日曜日

2021年8月28日(土)明治安田生命J1リーグ第27節 北海道コンサドーレ札幌vs川崎フロンターレ ~本当に「安い」と言えるもの~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • 川崎は、3日前に福岡とのアウェイゲームではキャプテン・谷口を欠き、ジェジエウもターンオーバーとした影響もあってか開幕26試合目にして無敗記録がストップ。ただしリーグ戦はまだ3ヶ月続くということで、5人を入れ替えるターンオーバーで札幌に乗り込みます。
  • 夏にヨーロッパへと旅立った田中碧、三笘の後継者探しは、前者は旗手が最終ラインからスライドか、橘田を試しているところで、後者は元々長谷川に宮城という、質的にはともかく似たタイプの選手がいるので比較的、問題は小さいと言えるでしょうか。しかしその旗手は前節、接触プレーの影響で前半途中で退き、この試合も欠場。
  • 札幌は、後継者探しをしているということでもないですが、キム ミンテの期限付き移籍や、コンディション不良等により深井、宮澤といった選手の欠場が重なると、元々手薄なポジションのバックアッパー不足が顕在化します。
  • マルチロールな選手をやりくりしたうえで、ここ2試合は最終ラインの4番手となる選手を右DFの位置で試行錯誤していますが、ミシャの中では前々節で起用した岡村、前節で起用した柳は一長一短という評価なのでしょうか(私は柳で問題ないと思いますが)。高嶺の最終ライン起用はそこそこ気に入ってるようで、名古屋戦に続いて、簡単な相手ではないですが重要な役割を任せられています。

2021年8月26日木曜日

2021年8月25日(水)明治安田生命J1リーグ第26節 北海道コンサドーレ札幌vs名古屋グランパス ~頻度主義の罠~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • スタメン表記はお互いのボール非保持の際の配置がベースです。丸山、木本、そして期限付き移籍のキム ミンテを起用できない名古屋は、ボール非保持は3バックを採用。森下が最終ラインと2列目を行き来して調整栓を担います。そして前線には、シュヴィルツォクが初のスタメン起用。
  • 札幌は柳が初スタメンで、こちらは何故かミンテを放出したことで勝手に手薄になった最終ライン右に起用されています。

2021年8月22日日曜日

2021年8月21日(土)明治安田生命J1リーグ第25節 大分トリニータvs北海道コンサドーレ札幌 ~「遅さ」の意義~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果

  • 大分は、前節マリノス相手に4バックでスタートしましたが、今回は最終ライン5枚に戻してきました。前線は、柏から完全移籍で加入した期待の呉屋が初のスタメン起用。同じく右にも夏のマーケットで獲得した増山が起用され、絶対的なレギュラー不在だった2つのポジションが埋まった格好にあります。
  • そしてシステムは札幌の1-4-1-5に変形する形を恐らく意識した1-3-4-1-2。町田がトップ下でアンカーの荒野とマッチアップします。
  • 札幌は、高嶺が3試合ぶりにスタメンに戻って、駒井がシャドー、金子が右WBにスライドし、ルーカスがベンチスタート。ジェイとルーカスは同時起用したい、ということならわかりますが、厚別での対戦で前線起用され2ゴールの金子を、わざわざWBに戻すことの積極的な理由が見当たらないように思えます。
  • 最終ラインは出場停止の宮澤に代わって、岡村が右でスタート。これは駒井の起用くらいしか代案がないので、想定通りでしょうか。


2021年8月14日土曜日

2021年8月14日(土)明治安田生命J1リーグ第24節 北海道コンサドーレ札幌vsFC東京 ~けっきょく たてぽんが いちばん つよくて すごいんだよね~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • 東京は森重が累積警告による出場停止から復帰。トップはディエゴ オリヴェイラが欠場ですが、前節の負傷の影響とみられます。
  • 負傷者による右SBの人材難のため、左にバングーナガンデ(長いので以下カシフ)が入り小川が右にスライド。ただ、秋田から獲得した鈴木がベンチ入りしています。
  • 札幌は前節に続いて中央に深井。ルーカスが出場停止、チャナティップは特に情報なしですが欠場で、高嶺を入れて荒野を上げる選択もあったと思いますが、好調の青木が2トップの左/左シャドーの役割に入ります。

2021年8月11日水曜日

2021年8月9日(月)明治安田生命J1リーグ第23節 北海道コンサドーレ札幌vs浦和レッズ ~先を歩く決断~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • 浦和は約1ヶ月ぶりの公式戦。東京オリンピック開催に伴う中断期間に酒井宏樹、ショルツ、江坂が登録されましたが、江坂以外はおそらくコンディションの観点で招集外。
  • また名前が明かされていませんが、7月末に新型コロナウイルスの陽性者が1名発表されており、該当者抜きでメンバーを組んでいると予想します。左は明本が所謂「幅を取る選手」で、宇賀神と並べるチョイスは珍しい。ゴールラッシュでチームを牽引してきたユンカーのベンチスタートは戦術的な理由でしょうか。
  • 札幌は、2ヶ月半前の16節の鳥栖戦以来に深井がスタメン復帰。荒野との序列は流動的ですが、唯一の左利きでキープレイヤーになっていた高嶺を下げることでの影響が注目されます。
  • ルヴァンカップでの活躍により重用されてきた青木がベンチスタートで、菅の起用も含め、対人守備での強さを重視しているような印象もあります。ジェイ投入のタイミングでルーカスを右からずらしそうなスカッドである点は依然として気になりますが。

2021年8月1日日曜日

2021年7月30日(金)明治安田生命J1リーグ第4節 北海道コンサドーレ札幌vsガンバ大阪 ~夏休みの過ごし方~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • 6/29(火)から9/1(水)まで毎週ミッドウィークに試合をこなすという、選手も戦術ブログ君もぶっ倒れそうなスケジュール中のガンバ。J1のリーグ戦に関しては、新型コロナウイルスでの未消化分があり出遅れていましたが、前節は大分との6 pointerを制して最低限、降格圏からの脱出には成功しています。
  • メンバーはターンオーバー前提なので誰が主力とは言い難い面もありますが、システムは3バック+2シャドーの1-3-4-2-1、最終ラインはこのユニットが基本でしょう。
  • 札幌は宮澤が謎の欠場で、田中駿汰が中央にスライド、駒井が右DFで起用されています。前線はジェイが復帰で、小柏と金子がそれぞれスライド、ルーカスが久々に左WBに”なってしまいます”。