2021年4月30日金曜日

2021年4月28日(水)YBCルヴァンカップ グループステージ第4節 北海道コンサドーレ札幌vsアビスパ福岡 ~原型のわからない何か~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー
  • 札幌はキム ミンテが出場停止。ミシャ曰く「負傷者が多い」とのことですが、具体的にはルーカスと深井を指しているでしょうか。ただ、起用できる状態の柳や青木がベンチスタートだったりで、この4節でグループステージ突破を決めにきたメンバーだと見て取れます。左DFが中村ではないのは、これも故障なのかもしれませんが、「福森がいないとどうしようもない」からなのか?と思いました。
  • 福岡はリーグ戦からターンオーバーしています。ただ、結果的に、60分前後にサロモンソン、前寛之、金森の主力3選手が登場し、時間を限定させたうえでこちらも決めに来たんだろうなと思います。

2021年4月25日日曜日

2021年4月24日(土)明治安田生命J1リーグ第11節 北海道コンサドーレ札幌vsベガルタ仙台 ~令和の俊也?~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • 札幌はキム ミンテ、ルーカスが負傷でメンバー外。田中がスタートから最終ラインの中央に入るのは、2020シーズン序盤のFC東京戦以来でしょうか。
  • 仙台はお金がないと聞いていますが、独特のスカウティング網を持っているのか、それとも代理人の売り込んできた選手を積極的に獲る傾向があるのかわかりませんが、2021シーズンから加入した外国籍選手が3人。
  • ただCovid-19の流行下で裏目に出ているのが、入国制限措置によってオッティ、フォギーニョといった選手の合流が遅れ、オッティは先日ようやくデビューを果たしましたが早速負傷で離脱してしまいました。結果この試合のメンバーは比較的、前のシーズンから見知った選手が多い印象です。

2021年4月23日金曜日

2021年4月20日(火)YBCルヴァンカップ グループステージ第3節 鹿島アントラーズvs北海道コンサドーレ札幌 ~失われる緊張感~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • ちょうど2週間前のリーグ戦、ドームでの札幌戦の後に鹿島はザーゴ監督の交代を決断し、後任は相馬コーチが内部昇格。更には複数選手に新型コロナウイルスの陽性反応があったとのことですが、恐らくそれはエヴェラウド、ファン アラーノといったブラジル人選手。もっとも彼らはカップ戦には出てこないクラスなので、直接的には影響はあまりないでしょう。
  • 少数精鋭編成の札幌は、毎年恒例のキム ミンテがリーグ戦と掛け持ちになるのでしょうか。明るい材料はドウグラス オリヴェイラの復帰で、使い勝手のいい選手であるため、スタッツ以上に戦術的な幅は広がっていくと思います。

2021年4月17日土曜日

2021年4月16日(金)明治安田生命J1リーグ第10節 北海道コンサドーレ札幌vs横浜F・マリノス ~変わらぬ愛と変えねばならぬ未来~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • 負傷で起用できない選手は、札幌がGK中野と小柏。マリノスは仲川。お互いに、本調子ではないと思いますが、荒野とティーラトンがメンバーに復帰したのは好材料です。
  • 札幌はその小柏以外は、ルーカスが2試合続けてベンチスタートになった他はほぼベストメンバー。菅を左に置く理由は、やはりボールプレイヤーが前線に多すぎてバランスが悪いことが理由の一つでしょうか。
  • ACLに出場しないマリノスですが、エリキのようなキープレイヤーを除けば比較的戦力をキープしているように見えることもあって、替えのきかないCB2人以外は比較的、メンバーを入れ替えながらシーズンを送っています。特にGKも高丘とオビで回しているのは珍しい方だと思いますが、これはシーズン後半、東京オリンピック(やるんですよね?)開催後くらいの時期により活きてくるかもしれません。

2021年4月11日日曜日

2021年4月11日(日)明治安田生命J1リーグ第9節 北海道コンサドーレ札幌vs鹿島アントラーズ ~幾つかのtrade-off~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果

  • まぁまぁ忙しくてあまり鹿島の試合を見れなかったのですが、ほぼベストメンバーのようです。この11人以外だと、中盤に永木、2列目攻撃的MFに荒木、最終ラインに広瀬や関川が登場することもあるようです。エヴェラウドと土居が相手によってポジションをスイッチする傾向は2020シーズンと同じですね。
  • その、エヴェラウドを擁する鹿島に対し、唯一対抗できるDFキム ミンテを出場停止で欠く札幌は、最終ラインに宮澤。そして前節負傷の小柏のポジションには駒井。ルーカスは初めてベンチスタート。ジェイのベンチ入りもこのシーズン初めてです。駒井とチャナティップが前線に並ぶと、チャナティップが前に出て守備をするのでこの2トップでシステムは表記します。

2021年4月8日木曜日

2021年4月7日(水)明治安田生命J1リーグ第8節 FC東京vs北海道コンサドーレ札幌 ~地図にない場所で~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • 共に中3日でのゲーム。FC東京は前節から東→安部、中村帆高→ 中村拓海。おそらくスカッドの関係で、前線と中盤はある程度ターンオーバーしながらシーズンを乗り切っているのは過去のシーズンから続く傾向ですが、CBは依然として森重と渡辺への依存度が高く感じます。
  • ただ、森重の中盤起用と1-4-1-2-3の採用は、単にコマ不足というよりは、最終ラインの要である選手を動かすデメリットをも上回る、戦術的なメリットを感じているのだと予想します。
  • 札幌は、負傷離脱中だった小柏と田中駿汰が復帰で、開幕戦のメンバー(おそらくこれが現状のベストなのでしょう)が揃いました。深井は休養とみられ、ジェイも徐々にコンディションを上げているようですが、まだ起用には至らないようです。

2021年4月4日日曜日

2021年4月3日(土)明治安田生命J1リーグ第7節 アビスパ福岡vs北海道コンサドーレ札幌 ~閃きの母~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

  • ドウグラス グローリが出場停止、ブルーノ メンデスを故障で欠く福岡は、いずれもリーグ戦初出場となる渡と奈良が先発。そして湯澤が左MFに入り、自陣では5バックで守る陣形を採用します。
  • 札幌は、U24代表招集中に負傷した田中に変えて岡村がリーグ戦初先発。2021シーズン初となる宮澤のCB起用は、岡村との兼ね合いを考えたのがまず思い当たります。第2節以降離脱していた小柏はベンチに復帰しましたが、青木はまたも体調不良でメンバー外。中野嘉大の鳥栖への期限付き移籍もあり、一気に手薄感を感じさせます。
スターティングメンバー&試合結果

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2021年5月5日(水)YBCルヴァンカップ グループステージ第5節 北海道コンサドーレ札幌vsサガン鳥栖 ~諸々の発動条件~

1.ゲームの戦略的論点とポイント スターティングメンバー: スターティングメンバー&試合結果 4試合で勝ち点1の鳥栖は、グループステージ突破がかなり難しい状況で、ホームでの試合に出場していた山下、仙頭といったメンバーも帯同せず完全に消化試合モードを感じます。 金監督のポジショナル...