2021年6月27日日曜日

2021年6月27日(日)明治安田生命J1リーグ第20節 鹿島アントラーズvs北海道コンサドーレ札幌 ~原則論に向き合う部分と逃避する部分~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:


スターティングメンバー&試合結果

  • 鹿島は、東京オリンピック代表に選出された上田が負傷で2試合続けてのメンバー外。他は、相馬監督就任以降で序列が変化していることもあってか、両SBは杉岡と常本が起用されています。
  • 札幌は前から思っていたのですが、このメンバー(高嶺がスタメン)で相手が1-4-4-2系のシステムだと、高嶺は常に宮澤と福森の間でプレーするなど、ほとんどの時間を1-4-4-2っぽい陣形で戦っているのでこういう表記でもおかしくないでしょう。メンバーについては特段触れることがありません。

2021年6月21日月曜日

2021年6月19日(土)明治安田生命J1リーグ第18節 北海道コンサドーレ札幌vs大分トリニータ ~前方向が刺さる理由~

 1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

  • 大分が中継画面向かって左側(ホーム側)の陣地を前半選択したのでこのように表記します。
  • 大分は、中盤センターの1st choiceである下田がメンバー外で、右アウトサイドには最終ラインでの起用が多い小出。左の高畑、下田に代わって起用の羽田、そしてトップに入る井上も含めて考えると、なんとなくゲームプランが見えてきます。
  • 札幌はアンデルソンロペスとの別れの時が近づき、他にも起用できる選手のオプションに乏しい前線は、ルヴァンカップに続いて荒野の前線起用が継続されます。この日は、大分が3バックの1-3-4-2-1ベースということで、必然とトップに近い位置でのプレーが多くなります。

スターティングメンバー&試合結果

2021年6月14日月曜日

2021年6月13日(日)YBCルヴァンカップ プレーオフステージ第2戦 横浜F・マリノスvs北海道コンサドーレ札幌 ~日ごろの行い~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • ポステコグルーが正式にセルティックへの栄転が決まり、松永英機アカデミーダイレクターが暫定監督に就いた、マリノスは、第1戦との違いは、右SBの小池→松原。のはずが、ティーラトンがキックオフ直前に体調不良で小池が左に入ります。そしてオナイウがA代表に追加召集された前線は、天野が入り、マルコス ジュニオールがトップにスライド(だったと思います)。
  • これまで●●年の人生で様々な暫定監督による指揮を見てきましたが、"9番"としてレオ セアラが起用できる状況下での、この采配はかなり尖ったものだなという印象があります。なかなか全てを把握していない状況下で思い切った采配は難しいと思うからです。という旨?の質問が試合中、実況アナウンサーから清水秀彦解説員に投げられた際は、なぜか不機嫌おじさんが爆発していましたが。
  • 札幌は、第1戦で負傷交代した深井、小柏がやはり欠場で、まず駒井を中盤センターにスライド。そして第1戦では両アウトサイドを務めていた青木と金子を前線に配置し、3日前に天皇杯に出場していたルーカスと菅をスタートから起用でやり繰りします。

2021年6月6日日曜日

2021年6月6日(日)JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフステージ第1戦 北海道コンサドーレ札幌vs横浜F・マリノス ~俺らは知ってるぜ~ 

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • リーグ戦中断期間ということで、もしくはリーグ戦は川崎フロンターレの独壇場であることを踏まえて、現実的にタイトルが狙えるカップ戦のグループステージ以降は徐々に位置づけが変わってくるということなのか、お互いに主力級がスタメンに並びます。
  • ただ、札幌は予想されたメンバーからジェイがよくわからない理由で外れ、荒野が長期離脱から復帰後では初めて前線で起用されました。
  • マリノスは前田が代表招集中で、やや序列低下気味の仲川が右に入ります。

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