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2024年11月10日日曜日

2024年11月9日(土)明治安田J1リーグ第36節 湘南ベルマーレvs北海道コンサドーレ札幌 〜変貌するには十分な時間〜

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:


  • 11月の平塚というと13年前、古田と宮澤のゴールで逆転昇格へ望みを繋いだ2011シーズンを思わせるシチュエーション。あの時は勇退が決まった反町監督と、アジエルのホームラストゲームで、それについて湘南サポーターのご夫婦となんとなくお喋りした記憶がありますが、記録を見ると18歳の遠藤航もCBとして出場していたようです。

  • 湘南はそんな時代を経ていつしか、終盤戦に強いチームとして認知されるようになっていましたが、このシーズンも21節までは3勝6分12敗で19位、要するにコンサよりちょっとだけ上の位置にいながら、22節から35節までで9勝1分4敗。計44ポイントの勝ち点を積んで残留争いからは抜け出しています。
  • 選手起用では後半戦からいくつか変わったところはありますが、最も注目するのが、あ変わらずパワー不足が否めなかった最終ライン、左に鈴木淳之介が起用されたのが17節以降、ここ数試合欠場していますが右DFに高橋が入ったのが22節以降。この日は鈴木淳之介ではなく松村が起用されていますが、懸念の最終ラインにこうした若手の起用で突き上げがされた上での安定化が図れたのは非常に好循環でしょう。
  • 夏には杉岡が首位・町田に移籍するという栄転がありましたが、左サイドの畑も好調を維持しており、23節以降の8試合に出場して3ゴール5アシスト。
  • 前線は見るからにポテンシャルがありそうな鈴木章斗が直近11試合で6ゴール。開幕直後に鮮烈な印象を残してから尻すぼみになってしまうかと思っていましたが、ルキアンの不在を埋めて余りあるパフォーマンスで前線を牽引します。

  • コンサは17位の柏と勝ち点差6。今節敗れ、かつ柏が1ポイントでも積んで差が7以上になるとJ2降格が決まるシチュエーション。今週半ばから札幌市内でも積雪がありトレーニングが満足に行えないという情報もありました。メンバーは髙尾が欠場で、右DF、というか「湘南のインサイドハーフとマッチアップする役割」に馬場が入ります。

2024年4月28日日曜日

2024年4月27日(土)明治安田J1リーグ第10節 北海道コンサドーレ札幌vs湘南ベルマーレ 〜no ideaからnot sureへ〜

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:



  • 湘南は、開幕戦は川崎相手に4バックの1-4-4-2を採用。3節の福岡(システム1-3-4-2-1の3バック)戦以降は3バックの1-3-1-4-2と1-4-4-2の布陣を併用していますが、相手がどうだから、自軍がどうだからという一次関数的な決め方ではなくて色々な変数があって使い分けているようです。
  • ただ一つ言えそうなのは、中盤センターが1人になる1-3-1-4-2は田中聡の有無とその彼のパフォーマンスでかなり変わりそうに思えます。
  • 要するに3バックだと最終ラインを1人増やせるけど中盤センターの枚数が削られるのでそこに能力のある選手が必要。逆に4バックだとCB2枚で対応しなくてはならないので、キムミンテと組む選手(今の所は大岩が軸でしょうか)が重要になりますが、相手とのマッチアップ的にCB2枚で対応できそうなら優先度が上がるオプションなのかと思います。

  • そして田中聡は現在U23日本代表に招集中のため、この試合はWBの横幅を使ってプレーする(ということになっている)コンサ相手でも横幅4枚で守る1-4-4-2を選択したのだと思います。
  • 前線は3年目の、浦和戦で2ゴールを挙げた鈴木章斗が本格化の兆しを見せつつある気がしますが、宮澤に対してフィジカルで優位に立てそうな彼の不在はコンサにはかなり大きいでしょう。あとはGKが、富居の負傷もあって固定できていないことも厳しいところです。
  • そして鈴木の不在により前線でルキアンと組むのは阿部。阿部がFWのプレーをする(ルキアンと2トップ)ならコンサは2バックになるし、トップ下で下がったところにいるならコンサは3バックになるので阿部の振る舞いは重要でしたが、結果としては阿部はほぼFWとしてプレーしていたと思います。

  • コンサは武蔵が負傷から復帰で、前線で浅野と組みます。4バックの湘南相手なのでスパチョークは中盤センターのような役割になります。
  • 最終ラインは岡村と菅が負傷のようで、中央に宮澤、左に中村桐耶。



2023年9月18日月曜日

2023年9月16日(土)明治安田生命J1リーグ第27節 北海道コンサドーレ札幌vs湘南ベルマーレ 〜足跡ぐらい残してほしい〜

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:



  • 横浜FC、柏と残留争いの中心でのシーズンが続く湘南は、夏のマーケットでエース町野を放出したものの、FWディサロと福田翔生、MFに期限付き移籍から復帰の田中聡、そして最終ラインにキムミンテとセンターラインの補強に成功。前線にA級のインパクトのある選手は確保できなかったものの、待望の?大型DFのミンテとチームをよく知るであろう田中の加入は大きいでしょう。
  • ミンテ加入からの5試合は1勝2分2敗。ただ、2分はいずれも終了間際の失点で、見た感じはセンターラインのパワー不足は依然として不安材料であり、かつGKのソンボムグンが負傷でシーズンアウトとなったことは影響が大きいでしょう。

  • 札幌は前の週にマリノスとのルヴァンカップを戦い、トータル3-5で敗退。札幌での1戦目がマリノスのエウベルやアンデルソンロペスがスタメンを外れたこともあり3-2で勝利しましたが、やはり2試合トータルだと実力差が如実に表れる印象でした。この2戦目で駒井が退場処分によりこの試合は出場停止。菅野は復帰しましたが、GKは高木が引き続き起用されています。

2023年5月16日火曜日

2023年5月13日(土)明治安田生命J1リーグ第13節 湘南ベルマーレvs北海道コンサドーレ札幌 〜ゲームをクローズさせるということ〜

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:



  • 今シーズンの湘南は永木アンカー、インサイドハーフに平岡やタリクが入る1-3-1-4-2を採用していますが、この日は茨田が初スタメン、奥野と並んで、町野の下に阿部と平岡が入る1-3-4-2-1を採用。最近あまりこの手法をとるチームは少ないですがまぁ札幌対策で、特にWBのところでマッチアップを明確にしたかったのでしょう。
  • 札幌は大勝した前節とスタメンは同じ。サブは小林がメンバー外で中島が復帰しています。

2022年8月8日月曜日

2022年8月7日(日)明治安田生命J1リーグ第24節 湘南ベルマーレvs北海道コンサドーレ札幌 〜伝え方で決まる〜

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • 湘南は前節は磐田に屈したものの、リーグ戦では神戸、川崎、FC東京、京都、名古屋、ガンバ、広島、福岡相手に8戦負けなしで一気に順位を上げてきました。
  • メンバーはアンカーの田中聡のところに米本、その前のインサイドハーフに茨田がベンチスタートで瀬川を入れ、阿部を2トップの一角に、日本代表に選出された町野と組ませています。
  • 報道ではミシャの長い演説など、危機感を醸し出していた札幌。高嶺が復帰して、左のDFに入れて、ここ最近存在感が低下?な福森がベンチスタート。そしてダイナマイト小柏が初夏を通り越して4/29以来、スタメンだと3/12以来の復帰。これで駒井が右シャドー以外で使えて、青木も菅が出場停止の左WBに回すことができました。

2022年5月1日日曜日

2022年4月29日(金)明治安田生命J1リーグ第10節 北海道コンサドーレ札幌vs湘南ベルマーレ 〜薄氷下の6points〜

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • 湘南ベルマーレは前節、初勝利を挙げたものの、9試合で勝ち点6の17位。この試合で採用された1-3-1-4-2が基本布陣で、GKの谷、最終ラインの大岩と山本、前線の瀬川以外は、メンバーを入れ替えながらまだ試行錯誤している感があります。
  • 一人挙げるなら、タリクのインサイドハーフでの起用が目を引きます。これはcarry the ballの能力に期待していたのだと予想します。

  • 札幌は小柏が第4節以来のベンチ入りで、前節欠場の福森も戻ってきて、興梠以外はほぼ現状のベストメンバー。
  • 前線は中島の台頭がありましたが、ルヴァンカップやトレーニングの情報(報道)によると、興梠、小柏が使えない状況でミシャはシャビエルのトップでの起用に積極的なように思えます。この試合では、スタート時点では荒野がトップの位置にいましたが、試合中に何度か入れ替わっているようにも見え、明確に決めていなかったのかもしれません。

監督・選手コメント(湘南側):


スタッツ:

  • 画像は使用できないので上記のリンクから参照してください。
  • いくつかコメントしますと、
  1. シュート数:13-11も、枠内シュート数は7-9で湘南優勢
  2. しかしxGは札幌の方が高め:というか湘南が低い → xGはシュート地点の”座標”を示す性質が強い(菅のペナルティエリア外からのゴールでは加算がごくわずか)ので、湘南はゴール付近にあまり侵入できていないことがわかる(札幌も決して良かったわけではないが、札幌以上に湘南に課題あり)
  3. エリア間パス図:互いにペナルティエリア内にパスでの到達回数が少ない。湘南はビルドアップは中央を避けてサイドから。

2021年11月4日木曜日

2021年11月3日(水)明治安田生命J1リーグ第34節 北海道コンサドーレ札幌vs湘南ベルマーレ ~No pain, no gain.~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • 9月に監督交代があった湘南。結構ユニークなチームだという印象で、それは特にCB中央に坂(現大分)や石原広教といったサイズのない選手を置いて、単なる”後ろのDFが多い弱者のサッカー”に甘んじないという気概を感じました。ただこの試合は中央に大岩、左に山本とサイズのある選手を置いていて、この辺りは名DFとして鳴らした山口智新監督の考え方が表れていると言えるでしょう。
  • 3試合連続でスタメンだったウェリントンがベンチスタートなのは、ゲームプランによるのだと予想できます。
  • 札幌はルーカス、宮澤、そして試合当日に負傷が公表されたドウグラスオリヴェイラを欠きますが、岡村がサブに復帰。

同数守備vs1-3-1-4-2:

  • 2021シーズンのJ1で最も多く使われているシステムが、1-4-4-2ないし前線の1人が下がり目に位置する1-4-2-3-1(この2つを区別して論じる方もいますが私は根幹は同じだと思っています)。純粋マンマークで守る札幌は、このシステム相手だとアンカーが下がった1-4-4-2になる点は毎回指摘している通りです。
  • その次に多いのが、広島、大分、ガンバ、前節の福岡らが採用する1-3-4-2-1。3バックだとこれが各チーム1st choiceになっているようですが、この日の湘南はアンカーのいる1-3-1-4-2。
  • よって、湘南のビルドアップの際、前線が3枚の札幌は、後方が「3-1」で4枚になる湘南に対して、同数で守りたいなら何らか形を変える必要があります。この点がゲームの構造的な部分でのポイントの一つでした。

物足りなかった、明白なフリーマン:

  • 札幌の回答は、この試合に関してはいつもの「純粋マンマークの同数守備」を放棄して、最終ラインは数的優位を作る守り方とします。
  • 前線はチャナティップがトップ下のポジショニングで湘南のアンカー田中をマンマーク、小柏と青木が2トップの形で並び、ここは湘南の3バックに対して2トップで数的不利の構図。その分、どこで札幌が多かったかというと、最終ラインが3枚で、2トップの湘南よりも1人多い。
  • 一般に、サッカーでは攻撃側が優位とされるので、最終ラインは相手よりも1人多いのがセオリーです。この点においては、川崎フロンターレやヴィッセル神戸のようなチームに対して、最終ライン同数で対応する(しかも本職DFではない、対人に強くない選手が混在している)普段のミシャチームは型破りというか、クレイジーというか、もしくは”勝利以外の何か”を目標やKPIとしているようにも感じられます。この日の数的優位での対応は、ミシャチームとしてはイレギュラーなやり方ですが、サッカーのセオリーとしては普通のことです。

  • 一方で湘南としては、札幌はいつもの同数守備で来ると予想していたと推察します。湘南もこれまでと出方を変えていた(これが今のスタンダードなんでしょうか?最近見ていないので把握してないです)のは、恐らく札幌の同数守備対策だったのでしょう。
  • 具体的には、湘南の”変化”は、3バックの中央の大岩と右の石原が通常よりも右寄りの位置にスライド。石原を、4バックのSBみたいなポジションでプレーさせる、イレギュラーな配置とすることで、札幌のプレスにかかりにくくして、彼をボールの収めどころにしたかったのだと思います。
  • 石原はDFとしてはサイズ的にはかなり小さいのですが、このボール保持時の役割と、守備ではマッチアップする相手がチャナティップということで、サイズの懸念をあまり感じずに起用できると踏んだのでしょう。いつもの3バックの中央だと、ジェイやトゥチッチとのマッチアップになる可能性があるので、DF出身の山口監督としては、そのリスクを嫌ったのだと思います。
  • ギミック自体は、かつての宮本ガンバと似ていて、2020シーズンまでガンバでコーチを務めていた影響なのだと思います。

  • ですので湘南としては、石原をある程度フリーな状態にして、ビルドアップの起点にしたいと考えていたものの、札幌が石原に対して特定の守備者を用意しない(放置する)対応にしたのは、そこまでは想定していなかったという感じだったと思います。

  • 両者の思惑や戦術面の選択を整理すると▼になります。
  • フリーマンの石原を含む、湘南の3バック+アンカー、計4人(+,GKの谷)が関与するビルドアップを、札幌が3人(小柏、青木、チャナティップ)で、前線に有効なボールを配球させないなど対処できれば札幌に有利な展開に。よく「数的優位だから良い」とする論調?分析?を目にしますが、何度も言ってますが「どこかが数的優位ならどこかは数的不利になる」。その意味では、ここでは数的不利で対処できた方が、別のところで数的優位のままでいられるので、まず3人での対処を探るべきです。
  • 一方、湘南が数的優位や配置的な優位性を活用しつつ、前線に有効なボール(受け手が前を向いてプレーできる状態になる)を配球できれば、湘南に好都合な展開になります。
互いの思惑と選択(湘南の自陣でのボール保持のシチュエーション)

  • 実際の展開は…湘南は、フリーの石原にボールが入っても、そこから特に札幌が脅威になるようなプレーの選択がなかったと思います。たとえばフリーの状態で、近いポジションにいるWBの山田にボールを預けることがありましたが、それだけで「フリーのボールホルダー」という優位性は消えます。
  • やはり基本的にはフリーの選手はスペースにドリブル(conducción)して相手を引き付けるべきで、その意識も石原は弱いと感じました。
  • 札幌は、石原にボールが入ると、小柏かチャナティップが遅れて寄せる対応をします。チャナティップの場合は、アンカーの田中を背中で消しながら寄せますが、これも湘南はボディアングルやポジショニング次第でフリーな状態の選手を作るクオリティや工夫はあまり感じられず、少なくとも前半は札幌にとり殆ど問題になりませんでした。

  • 札幌が前線で数的不利でも対処できていたので、前半は、普段同数で頑張っている最終ラインはいつも以上にやりやすかったというか、大きな問題に至ることはなかった、と乱雑ですが結論づけることとします。

2021年5月3日月曜日

2021年5月2日(日)明治安田生命J1リーグ第12節 湘南ベルマーレvs北海道コンサドーレ札幌 ~隣の芝は青く見える~

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:

スターティングメンバー&試合結果
  • 札幌はミッドウィークに引き続き、キム ミンテとルーカス、更には岡村がメンバーを外れ、恐らく故障等だと見られます。毎年最終ラインは枚数不足で、ミンテなり進藤なり比較的、無理がききそうな選手がフル回転して凌いできましたが、岡村のコンディションによっては今後も含めて不安を感じます。
  • 湘南は、トップの大橋、両アウトサイドの高橋と岡本、インサイドハーフの山田直輝、169cmのDF石原、GKの谷が不動のスタメンのようで、後は中盤の名古、最終ラインの館と大野あたりが出場機会が多い。ほぼベストメンバーと言っていいでしょう。

2020年10月12日月曜日

2020年10月10日(土)明治安田生命J1リーグ第21節 北海道コンサドーレ札幌vs湘南ベルマーレ ~技術的エラーと戦術的エラー~

 0.スターティングメンバー

スターティングメンバー&試合結果
  • 札幌は高嶺がベンチスタートで、中央は久々に荒野と宮澤のユニットが先発します。前日の予想では進藤と田中駿汰はメンバー外でしたが、進藤のみ外れています。前線はルーカスが復帰し、金子がチームを離脱した特別指定選手の小柏に代わって、右シャドーにスライド。
  • 湘南はここ数試合で左右のCBの舘と田中、トップのタリクといったメンバーが起用されており、また三幸はJ1初出場。

2020年7月13日月曜日

2020年7月12日(日)明治安田生命J1リーグ第4節 湘南ベルマーレvs北海道コンサドーレ札幌 ~鶏と卵~

0.スターティングメンバー

スターティングメンバー&試合結果

  • 札幌は「状態を見て判断」だったジェイがスタメン出場、実質的に武蔵の分だけ枠が空いた格好になりましたが、ドゥグラスが滑り込みました。また右シャドーは駒井、CB中央は田中と予想通りの起用でした。
  • 湘南は右サイドに古林、中盤に茨田と今シーズン初スタメンの選手を起用してきました。前節攻守で活躍した中川は2試合連続のスタメン出場。


2020年7月12日日曜日

プレビュー:2020年7月12日(日)明治安田生命J1リーグ第4節 湘南ベルマーレvs北海道コンサドーレ札幌 ~ビルドアップの出口~

1.予想スターティングメンバー

予想スターティングメンバー
  • 札幌は武蔵が負傷で欠場濃厚、湘南は岩崎は契約状況により出場ができません。松田も前節負傷により途中交代しており、出場を回避すると予想します。
  • 札幌は確実に代わるのはシャドーで、駒井と金子が候補ですが駒井と予想します。筆者の印象では同点やビハインド時のジョーカーとしては、ゴールに向かうプレーができる金子、ゲームをスタートする役割としては、駒井の方がまだ信頼されているように思えます。
  • 日刊スポーツによるとトップにドゥグラスオリベイラ、DF中央に田中が起用されたとあります。ジェイは高さのない湘南DFにとって脅威となるはずですが、連戦も考慮し休ませると予想します。宮澤も負担が大きいポジションなので、ここで田中を試すのは非常に理解できます。
  • 湘南はここ2試合のメンバーをベースに、札幌対策として特に最終ラインに高さのある選手を起用すると予想します。ジェイの出場可否にあまり関係なく、札幌のフィニッシュはサイドからのクロスボールでFWの頭を狙うパターンがメインです。湘南は右DFに169センチの石原を起用していたことが非常に大きな特徴ですが、ジェイが出場できるなら、坂(174センチ)と石原が並ぶ最終ライン中央~右は、札幌相手にかなり難しい勝負になるはずです。ジェイが出場できるかどうかわかりませんが、石原は2試合連続でフル出場していることもあり休ませるのではないでしょうか。
  • そしてトップには中川の起用を予想します。再開初戦の仙台戦と、前節マリノス戦での最大の違いは中川の相変わらずのアグレッシブなチェイシングが生み出していたと考えます。得点を挙げていることもあり、まだフィットしていない印象のタリクに代わり、石原と組むのではないでしょうか。

2019年7月22日月曜日

2019年7月20日(土)明治安田生命J1リーグ第20節 北海道コンサドーレ札幌vs湘南ベルマーレ ~ボスロイド 動きます。~

0.スターティングメンバー

スターティングメンバー

 札幌(1-3-4-2-1):GKク ソンユン、DF進藤亮佑、キム ミンテ、福森晃斗、MF白井康介、荒野拓馬、宮澤裕樹、菅大輝、鈴木武蔵、チャナティップ、FWジェイ。サブメンバーはGK菅野孝憲、MFルーカス フェルナンデス、駒井善成、中野嘉大、早坂良太、FWアンデルソン ロペス、岩崎悠人。ここ数試合、左で起用されて好調の白井を右、トップにジェイ。やりたいこと、ゲームプランはメンバーを見ればわかる(後述)。
 湘南(1-3-4-2-1):GK秋元陽太、DF山根視来、フレイレ、大野和成、MF古林将太、齊藤末月、金子大毅、杉岡大暉、FW武富孝介、梅崎司、山﨑凌吾。 サブメンバーはGK松原修平、DF毛利駿也、MF秋野央樹、鈴木冬一、FW野田隆之介、松田天馬、トカチ。予想通り前節と全く同じスタメン。
 プレビューはこちら

2019年7月19日金曜日

プレビュー:2019年7月20日(土)明治安田生命J1リーグ第20節 北海道コンサドーレ札幌vs湘南ベルマーレ ~プレス回避どうすんの~

1.予想スターティングメンバー

予想スターティングメンバー

1.1 札幌


×(非帯同、欠場確定)MF金子(ユニバーシアード日本代表招集)
MF高嶺(ユニバーシアード日本代表招集)
×(負傷等で欠場濃厚)※特になし
*(負傷等で出場微妙)MF深井(7/13大分戦での負傷)
MF中野(6/1広島戦での左ヒラメ筋肉離れ)

 特別指定選手の動向がよくわからないが、基本的にはベストメンバーに近い状態が揃っている。前節試合中にゴールポストに激突して交代した深井は重症ではなさそうだが、大事を取って休ませることは考えられる。中野は試合に出場できる状態だろうが、左は好調の白井の起用が継続されそうだ。

1.2 湘南

×(非帯同、欠場確定)※特になし
×(負傷等で欠場濃厚)FW大橋(長期離脱中)
*(負傷等で出場微妙)※特になし

 名古屋、神戸相手に2連勝中ということで、普通に考えれば同じメンバーで臨みそうだ。

2.今季の対戦のおさらい

2.1 リーグ戦第1節(2019/2/23)


レビュー

 シーズン開幕戦。メンバーは互いに前年がベースで、札幌はCB中央に宮澤。
 札幌は1-5-0-5のビルドアップで、サイドの福森と、最前線で坂とマッチアップするジェイへの放り込みで湘南のプレスを回避。174cmの坂はジェイに善戦していたが、空中戦の態勢を確保する必要がある(スタンディング状態では確実に勝てない)ので、湘南の最終ラインは下がる。湘南は札幌にボールを持たせ、ゴール前で食い止めることを選択。
 札幌は1-5-0-5でビルドアップした後は、荒野と深井がポジションを上げ、ネガトラ対策で1-1-4-5のような布陣になる。最後尾は宮澤1人。湘南は5バックで籠城からのロングカウンター。結果的には広大なスペースに、終盤でも運動量が落ちない湘南が飛び出して得意の形から武富が2得点。

2.2 ルヴァンカップ グループステージ第3節(2019/4/10)


レビュー

 札幌ホームでのカップ戦。札幌は負傷者が多かったこともあり武蔵、宮澤、福森、ルーカス、菅を起用。開幕戦では遅攻から攻めあぐねた札幌だが、福森のロングフィードからの速い展開で湘南の左CB大野の裏を突く。裏狙いから前半に武蔵の2得点と檀崎の得点で早々と勝負は決した。

2.3 ルヴァンカップ グループステージ第6節(2019/5/22)


レビュー

 札幌は引き分け以上でグループステージ突破確定な状況で控え中心のメンバー。湘南は自力突破には勝ち点3が必要で何人か主力を送り込む。湘南がボールを持つが、優位な状況の札幌が5バックで引いてスペースを消す。どちらかとういうとオープンな局面になってから互いにチャンスが増え、点を取り合って引き分け、揃ってグループステージ突破が決まった。


2019年5月23日木曜日

2019年5月22日(水)YBCルヴァンカップ グループステージ第6節 湘南ベルマーレvs北海道コンサドーレ札幌 ~菅野個人軍~

0.スターティングメンバ―

スターティングメンバー

 札幌(1-3-4-2-1):GK菅野孝憲、DF早坂良太、石川直樹、福森晃斗、MFルーカス フェルナンデス、荒野拓馬、中野嘉大、白井康介、金子拓郎、檀崎竜孔、FW岩崎悠人。サブメンバーはGK阿波加俊太、DF濱大耀、キムミンテ、中村桐耶、MF中原彰吾、FW菅大輝、藤村怜。藤村とキム ミンテをスタメンと予想したメディアもあったが、ルーカスが右、中野が中央、最終ラインは石川が中央という配置でスタート。石川は3/13のルヴァンカップ第2節以来の公式戦スタメン出場。グループステージ突破がかかるが、リーグ戦の主力選手は必要最低限のメンバーのみの召集にとどまった、という印象である。キム ミンテは4/10のルヴァンカップ第3節から約5週間で公式戦9試合連続でスタメン出場中。カップ戦は休ませる対象へと、序列が変わってきた。
 湘南(1-3-4-2-1):GK富居大樹、DF山根視来、坂圭祐、小野田将人、MF古林将太、松田天馬、秋野央樹、杉岡大暉、FW武富孝介、中川寛斗、鈴木国友。サブメンバーはGK松原修平、DFフレイレ、MF菊地俊介、若月大和、FW指宿洋史、野田隆之介、山口和樹。武富、松田、杉岡、山根とスタメンクラスを数人起用している。第3節にスタメン出場した大橋は4月末の負傷で長期離脱中。
 試合前の時点で湘南が勝ち点6、長崎が5、札幌とマリノスが勝ち点8。得失点差は勝ち点で並んだ場合は、当該チーム同士の対戦での1)勝ち点、2)得失点差、3)得点、4)アウェイゴール、で順位づけをする。この試合に関しては、札幌は引き分け以上で上位2チームのプレーオフステージ進出が決定。対する湘南は勝ち点3が必要。

2019年4月11日木曜日

2019年4月10日(水)YBCルヴァンカップ グループステージ第3節 北海道コンサドーレ札幌vs湘南ベルマーレ ~身の丈に合ったサッカー~

0.スターティングメンバー

スターティングメンバー

 札幌(1-3-4-2-1):GK菅野孝憲、DF早坂良太、キムミンテ、福森晃斗、MFルーカス フェルナンデス、宮澤裕樹、金子拓郎、菅大輝、檀崎竜孔、岩崎悠人、FW鈴木武蔵。サブメンバーはGK阿波加俊太、DF濱大耀、中村桐耶、MF中野嘉大、高嶺朋樹、本間洋平、FW藤村怜。
 湘南(1-3-4-2-1):GK富居大樹、DF福島隼斗、秋野央樹、大野和成、MF古林将太、柴田壮介、齊藤未月、新井光、FW山口和樹、中川寛斗、大橋祐紀。サブメンバーはGK松原修平、DF小野田将人、MFレレウ、鈴木冬一、田中聡、FW鈴木国友、若月大和。

2019年3月2日土曜日

2019年2月23日(土)明治安田生命J1リーグ第1節 湘南ベルマーレvs北海道コンサドーレ札幌 ~荒野のシーズンになるのか?~

0.プレビュー(スターティングメンバ―)

スターティングメンバー

 札幌(3-4-2-1):GKク ソンユン、DF進藤亮佑、宮澤裕樹、福森晃斗、MF早坂良太、荒野拓馬、深井一希、菅大輝、アンデルソン ロペス、チャナティップ、FWジェイ。サブメンバーはGK菅野孝憲、DFキム ミンテ、MF中野嘉大、小野伸二、ルーカス フェルナンデス、FW岩崎悠人、鈴木武蔵。駒井は試合直前にリリースがあったが、1月のバンコクユナイテッド戦で右膝半月板を損傷しており数か月の離脱が見込まれることとなった。荒野の開幕スタメンが濃厚だと盛んに報じているメディアがあったが、ここまでの重症だとは予想が難しかった。
 湘南(3-4-2-1):GK秋元陽太、DF山根視来、坂圭祐、大野和成、MF岡本拓也、松田天馬、齊藤末月、杉岡大暉、FW武富孝介、中川寛斗、山﨑凌吾。 サブメンバーはGK富居大樹、DFフレイレ、MF秋野央樹、古林将太、FW指宿洋史、野田隆之介、大橋祐紀。主力の引き抜きが相次いだ近年と比べると無風なストーブリーグだったと思われる。前のシーズンの主力では、梅﨑と菊地がメンバー外。

2018年10月23日火曜日

2018年10月20日(土)16:00 明治安田生命J1リーグ第30節 湘南ベルマーレvs北海道コンサドーレ札幌 ~自分で考えろ~

0.プレビュー

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DF進藤亮佑、宮澤裕樹、福森晃斗、MF駒井善成、荒野拓馬、深井一希、菅大輝、都倉賢、チャナティップ、FWジェイ。サブメンバーはGK菅野孝憲、DFキム ミンテ、石川直樹、MF兵藤慎剛、白井康介、早坂良太、三好康児。
 湘南ベルマーレのスターティングメンバーは3-4-2-1、GK秋元陽太、DF山根視来、坂圭祐、大野和成、MF岡本拓也、石川俊輝、金子大毅、杉岡大暉、FW松田天馬、梅崎司、山﨑凌吾。 サブメンバーはGK富居大樹、DF島村毅、MF新井光、ミキッチ、FW野田隆之介、高山薫、小川慶治朗。国際Aマッチウィーク中にルヴァンカップの準決勝2試合が開催され、柏との2試合はいずれもドローだったがPK戦を制して決勝に進出。次週10/27に埼玉スタジアム2002で開催される決勝戦を戦う権利を手に入れた。

2018年4月13日金曜日

2018年4月11日(水)19:00 明治安田生命J1リーグ第7節 北海道コンサドーレ札幌vs湘南ベルマーレ ~飛び道具を持つ者、持たざる者~

0.プレビュー

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DF進藤亮佑、キム ミンテ、福森晃斗、MF駒井善成、荒野拓馬、宮澤裕樹、菅大輝、三好孝児、チャナティップ、FW都倉賢。サブメンバーはGK菅野孝憲、DF石川直樹、MF兵藤慎剛、ジュリーニョ、早坂良太、FW宮吉拓実、ヘイス。カップ戦を含めた15連戦の4戦目。「買っているチームは変えない」なのか、前節のリーグ戦から中3日のホームゲームということもあってか、メンバー変更はなし。サブではジェイがベンチ外で、ヘイスがベンチ入りしている。選手及び、やりくりをする監督も徐々にタフな状況になっていくが、会社勤めの傍ら中2日、中3日で記事を書くネット戦術君にもハードな日程である。
 湘南ベルマーレのスターティングメンバーは3-4-2-1、GK秋元陽太、DF山根視来、アンドレ バイア、大野和成、MF岡本拓也、石川俊輝、杉岡大暉、高橋諒、FW端戸仁、梅崎司、イ ジョンヒョプ。 サブメンバーはGK後藤雅明、DF島村毅、MF松田天馬、ミキッチ、FW野田隆之介、アレン ステバノヴィッチ、高山薫。前節はホームで鹿島相手に、アディショナルタイムの決勝ゴールで劇的勝利。その鹿島戦で試された杉岡の中盤センターでの起用がスタートからであるほか、ターンオーバーとしてシャドーは2枚とも入れ替えている。