0.プレビュー
スターティングメンバー |
北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DF進藤亮佑、宮澤裕樹、福森晃斗、MF早坂良太、荒野拓馬、深井一希、菅大輝、三好康児、駒井善成、FWジェイ。サブメンバーはGK菅野孝憲、DFキム ミンテ、石川直樹、MF兵藤慎剛、白井康介、FW都倉賢、宮吉拓実。前節鹿島戦で負傷交代したチャナティップは欠場。3日前に磐田で天皇杯4回戦を戦い、川又、高橋祥平らスタメンの過半数にレギュラークラスを並べた磐田に4-2で敗れた。札幌は例によってカップ戦仕様の、リーグ戦で出場機会が少ないメンバーが出場したが、キム ミンテがフル出場し、石川は温存されたが、遂にミシャ就任時から噂されていた?CB宮澤が解禁された。ミンテ、石川共に物足りなさがあるのかもしれない。一方で右WBは、磐田戦で得点を記録した早坂と白井がほぼ互角に競い合っている状況にあるようだ。また駒井が63分から途中出場したことも好材料。使える状態であるということで、左シャドーでスタメン起用されている。
サガン鳥栖のスターティングメンバーは4-4-2、GK権田修一、DF藤田優人、高橋祐治、ジョアン オマリ、吉田豊、MF安在和樹、高橋義希、高橋秀人、小野裕二、FW金崎夢生、フェルナンド トーレス。サブメンバーはGK高丘陽平、DF三丸拡、MF原川力、福田晃斗、河野広貴、FW豊田陽平、趙東建、田川亨介。主力で負傷者が相次いでいるが、キャプテン吉田は約2ヶ月ぶりに帰ってきた。リーグ戦ここ4試合はガンバ、FC東京、広島、柏相手に2勝2分けとペースを上げて降格圏をぎりぎり脱出したが、例年にないハイラインで推移するJ1残留争い下では全く気が抜けない状況である。フェルナンド トーレスはここまでリーグ戦11試合で1ゴールに留まるが、ボックスストライカーということでいかにボールを届ける状況を多く作れるか、札幌としては作らせないかが重要になる。
1.鳥栖のアグレッシブな入りと5-0-5で対抗する札幌
1.1 引かない鳥栖
筆者は鳥栖は引いてくると予想していたが、立ち上がりから札幌に対して高い位置から守備を開始する状況が目立った。先月、川崎との試合を見た際は、鳥栖は川崎のサイドアタックを警戒し、4バック+SH(安在)で横幅を5枚にして守っていた。SHを最終ラインに投じると、前線守備を2トップのみで行わなくてはならなくなるが、札幌が4-1-5や3-2-5で組み立てると2枚のみ(しかもうち1枚は、日本人ほど動いてくれないトーレス)では札幌の前進を効果的に阻害できないので、横幅5枚にするなら前から守ることが困難になり、結果引くしかないだろう、と思ったためである。
実際はそうはならず、鳥栖は両SHが福森と進藤に基準を置いて守備をするため、金崎・トーレスと計4枚で札幌のビルドアップ部隊に対抗する用意をしていた。札幌のここ数試合を見れば、4枚を投じて最終ラインに圧力をかければ、十分にリターンが期待できると考えるのは非常に理解できる。加えて鳥栖はロングカウンターのオプションに乏しい(田川が出ていれば違うが)こともあって、引いて低い位置でボール回収・攻撃開始となるよりも、高い位置で奪って、攻撃の際にボールを運ぶ札幌ゴールまでの距離を短くするという選択は合理的である。
鳥栖の前からの守備 |
1.2 札幌の対抗策
札幌はこれを見て、6分過ぎころの早い時間帯から対抗策を見せる。
宮澤の両脇に荒野と深井が落ちて、進藤と福森は10メートルほどポジションを押し上げる。後期のミシャ浦和でも見られた「5-0-5」である。これで、福森と進藤を守備の基準点としている安在と小野は撤退を余儀なくされ、後方3枚は金崎とトーレスに対して数的優位性を得られる。
5-0-5で鳥栖の守備基準を曖昧にすることで対抗する札幌 |
これまでの記事で、CBの攻撃参加、WBが中に絞ることの狙いについて、チャナティップをはじめ札幌のシャドーはサイズがない選手が多いため、WBをゴール前のターゲットにすることで補完していると書いた。
加えてもう1つ言えるのは、札幌のWBは遅攻時に、止まった状態でボールを受けてサイドの狭いスペースで勝負できるほどのクオリティが充分にあるとは言えないため、単騎の仕掛けに加え、CBの飛び出しによるパターンも拡充しておきたいとの狙いがあるのだと思う。
1.3 両CBの攻撃参加とバイタルエリアの活用度
札幌の両CBは、そのまま高いポジションを取ることが許容されている。通常4-1-5や3-2-5でCBが高い位置をとると、サイドでWBとポジションが被ってしまうし、最終ラインは2人で守ることになったり本来埋めるべきスペースが広大に空いてしまうなどバランスが悪い。ただ、この形ならばWBが中に絞り、大外のレーンを空け、また後方に3枚を残すことでいくつかの問題は解消できる(これだけ大規模な移動を伴うことが、効率がいいかはまた別の話だが)。
加えて、WBがオリジナルポジションから消え、本来前線に顔を出さないCBが攻撃参加すると、特にマンマーク基調の相手に対して混乱を生じさせる。下の図では札幌WB-鳥栖SBの守備基準を維持して守ろうとすると、右サイドで飛び出してくる進藤への対処が甘くなる。
シャドーが引いて空けた前線のスペースにはCBの飛び出しを許容 |
もっとも、札幌がうまく使えていたエリアはどちらかというと、駒井がいる左寄りのエリアで、その理由は①鳥栖の安在が福森に引っ張られるなどして、札幌の中盤左サイドはスペースが生じやすくなっていた、②駒井が中盤のスペースに頻繁に降りてボールを受け、前線と最終ラインをリンクしていた(三好は早坂らと頻繁に被ったり、鳥栖中盤のカバーシャドーで消されていることが多かった)ことだったと思う。中盤空洞化戦術であるミシャ式の申し子・駒井が中盤でリンクマンとして機能するのが意外な気もするが、このあたりの戦術センスは流石としか言いようがない。
1.4 ジェイの質的優位
もう一つ、札幌の攻撃をリードしていたのは、中央のジェイの質的優位性が作り出す、ボールを収めて起点となる能力だった。チャナティップを欠く札幌で、前線でボールを収める仕事はジェイがその期待を一身に浴びることになっていた。序盤こそ高橋とオマリにサンドされ苦戦する様子も見られたが、前半途中以降はやや引いた位置に下がると、鳥栖の両CBがあまり迎撃に来ないこともあってほぼ独壇場となる。
札幌の決定機は大半が中央のジェイを経由した形で、中央のジェイ(と駒井)にボールがよく渡ることが多かったことで、皮肉にも?いつものミシャチームが陥るサイドからのクロスボールごり押し以外の中央突破のオプションを得ていた。一方で、福森も進藤も最終ライン定位置にいないことが多く、いつもの対角へのサイドチェンジから攻撃を加速させる場面はこの試合は殆どなかった。
中央でジェイが収めて裏に飛び出す |
ジェイが絡む形から、25分には三好が倒されてPKを得る。しかしジェイのシュートは権田が右手1本でスーパーセーブし、均衡を破ることはできなかった。
2.鳥栖のボール保持
2.1 ロングフィードで前進
試合を通じてほぼイーブンのボール支配率で推移していき、鳥栖もボール保持の時間と機会は札幌と互角にあった。
鳥栖の攻撃時は、選手が以下のように移動する。この青破線全ての移動が同時に実現されるわけではないが、この移動は後方の選手は札幌の前3枚の守備を回避し、ボールを落ち着かせること、前線の選手は後方からのパスをキープし、陣形を前進させることを実現するために適したポジションをとるようにしている。
鳥栖ボール時の人の移動 |
選手が移動した後はこのような配置になっている。最終ラインは高橋秀人が落ちて3枚。札幌の前3枚と同数だが、都倉とチャナティップがいないこの札幌のユニットは、ボールホルダーに対しあまり圧力をかけない。これは単なる3on3でなく右SBの藤田が余っている等の理由で、一人で追っても回避されるためだともとれるが、ともかく、いつもほど追ってくれないこともあって鳥栖は次第に最終ラインでかなりイージーにボール保持できるようになっていく。
そこからの展開の多くは前線へのロングフィード。右サイドではFWが流れてくることが多い。一方左は、お馴染み吉田の攻撃参加。この動き出しのタイミングが絶妙で、札幌5バックが反対サイドに寄っている、対面の早坂が吉田と距離が離れている状況ででフィードを送ることで、高さのない吉田でもボールが収まるようになっていた。
サイドに放り込みで前進を図る |
2.2 時間がかかり手詰まりになる鳥栖の左サイドアタック
鳥栖がロングフィードで前進すると、札幌の守備陣形は簡単に押し下げられる。鳥栖のボール保持時に札幌は前方向への圧力が殆どないので、パス1本で下げられ、そこからもボールにアタックできずズルズルとゴール前までブロックが下がる状況が目立った。
もっとも、鳥栖もフィニッシュはサイドからのクロスにほぼ限定されていて、裏に走る選手にスルーパスが通ったり、ドリブルで突っかけてDFを動かすようなアクションには乏しかった。
この状況で、吉田が中心となる鳥栖左サイドからのアタックは、吉田が攻撃参加する時間が必要なため札幌の5バックが揃う時間を与えることになる。そうなるとトーレス(中央1枚しかいないことも多かった)へのピンポイントなボールが供給されない限り、シュートに持ち込むことはかなり難しい。むしろ、右サイドで吉田よりは高い位置を取りやすい安在の仕掛けから、速いタイミングでクロスに持ち込むアタックの方が札幌の守備が整っていない状態で仕掛けられ、この形からヘディングシュートが前半2本あった。
吉田が何度か仕掛けるが、攻め上がるまでの時間で札幌の枚数は揃っている |
2.3 札幌の頼みの綱はジェイ
札幌は鳥栖のボール保持によって陣形を押し下げられると、シャドーの三好と駒井も低い位置を取らざるを得ない状況が多くなる。上の図のように、ジェイは前線で孤立し、札幌のブロックとジェイとの間は鳥栖の選手が占拠するのでここにセカンドボールが転がると、労せずして鳥栖は二次攻撃の機会を得る。
札幌がなんとかボールを回収すると、ジェイに放り込むのだが、オマリと高橋祐治が背後から潰しに来るにもかかわらずジェイが巧みにボールをキープする(もしくはファウルを貰う)ことで札幌の守備のフェーズを終了させる。今村主審はジェイが競り合って倒れるプレーにあまり心証がよくないのか、後ろから倒されてもファウルを取ってくれないこともあり、ジェイはわざと身体が当たらないように競り合う等工夫しつつも、ここで
3.安在と福森の関係性
3.1 安在のタスク①
鳥栖の左SH小野に比べ、右SH安在はより守備での役割が多かった。主なタスクは、①最終ラインのサポート、②福森のケア、だったが、①については札幌が5トップ気味に前掛かりになると、鳥栖は4バックのまま対応することはやはり困難になる。試合の入りを見て、最終ラインに高橋秀人を加えて5枚にするのかと思っていたが、20分前後から予想通り、安在が下がることが多くなっていた。鳥栖はCBの高橋祐治とオマリがジェイに常にピン止めされることになっていて、シャドーはSBと中盤の選手で受け渡しながら守るので、大外を安在がカバーするタスクは徐々に重要性を増していく。
安在の2つのタスク |
3.2 安在のタスク②
もう一つが、福森のケアだった。3バックの左CBや、4バックの左SBを、対峙するチームの右SHが見るというのは一般には理解できる。しかし福森は色々な意味で普通のDFではなくて、この試合でも、藤田がWB菅に引っ張られた、藤田-高橋祐治のチャネルに侵入したり、
藤田-高橋祐治のチャネルに侵入 |
藤田がシャドー駒井をケアするために前進すると、その背後のスペースを狙ったりと、一般的なタスクのCBとしては考えられない動きを何度も繰り返す。
これに対して、鳥栖の守備原則は、先述のように①高橋祐治とオマリでジェイをケア、②ボールサイドのSB(藤田、吉田)が次に優先順位の高い選手をケア(シャドーかWB)、③中盤の選手は中央を締める、という優先順位があったため、福森の攻撃参加はそのまま安西がついていくしかなく、攻撃時にウインガーとして前でプレーしたい安在は、しばしばSB藤田よりも低い位置まで引っ張られる状況となっていた。
藤田の背後への裏抜け |
4.均衡が崩れる時間
4.1 ズレまくっていた鳥栖の3-4-2-1
55分頃から、鳥栖は守備5-2-3の札幌と同じ形にシステム変更。安在が右サイドをカバーするのは前半フレキシブルに対応していた形と同じだが、小野は最初から高い位置、トーレスと金崎と並んでいることが多かった。
55分頃~ |
4.2 福森の突撃で元々曖昧だった鳥栖の守備基準は更に曖昧に
しかし、この戦術変更の直後に札幌の先制点が決まる。57分、札幌が鳥栖の1列目を突破して中盤左寄りで荒野がボールを持つが、鳥栖はこのプロセスにおいて前3枚も殆ど有効な守備をしない(数的同数で、対面の選手に当たるくらいはできたはず)し、中盤の高橋義希、高橋秀人もボールにアタックできず、人(落ちてくるジェイ)も捕まえられていない。
最も問題だったのは、落ちてくるジェイに誰もついていかずフリーで受けさせ、ターンからラストパスを許しているが、ここは中盤の選手が見ないなら、高橋祐治が迎撃しなくてはならない。5バックの数的同数に変えたので、担当すべきは明らかに高橋祐治だったが、彼が対応できなかったのはジェイと入れ替わりで最前線に走る駒井の姿が目に入ったから。そして駒井は、守備の基準は藤田のはずだが、藤田は菅をマーク、安在は福森をマーク、という具合に、1人ずつ鳥栖のマークはズレている。
前3枚の守備の段階から、鳥栖の守備ははまっていないし基準も曖昧なので、誰か1人が原因だとは言い難いが、強いて言うならば安在が福森を捕まえるのが早すぎて(数的同数で対応するなら本来菅を見るべき)、結果中央で高橋祐治がジェイに行きづらくなってしまったということは言えたと思う。
先制点(守備基準がずれているので高橋祐治は落ちてくるジェイを捕まえられない) |
この得点の後も、フィッカデンティがジェスチャーで鳥栖の選手に指示を送る様子が見られ、DAZN中継のリポートによるとそれは5-2-3で守れ、ということではあったらしいのだが、鳥栖は依然として落ちてくるジェイ、そして更に低く中盤底まで移動する駒井、最終ラインに加わったり中盤に残ったりと動き回る荒野を、CBがどこまで追うか、またはほかの選手がどう対応するか不明瞭のままで、ジェイの起点となるプレーが冴え渡る。
荒野、駒井、ジェイをどこまで追っていいかわからない |
5.失ってわかるジェイの存在感
5.1 4バックに戻す鳥栖とジェイが下がった札幌
74分、鳥栖は安在→田川に交代。再び4バックに戻す。札幌はこの前後に、深井→兵藤、ジェイ→都倉の交代が行われる。74分~ |
数的同数の5-2-3の方がフィットすると思ったら予想以上にうまくいかなかったので、4バックに戻してしまおう、という意図だったと思うが、この交代の後の75分以降の時間帯は、こうした枚数やマッチアップの変化というよりも、それまで引いた位置でゲームを作っていたジェイが都倉に変わったことで、札幌の展開がロングボール主体の単調なものになっていく。このロングボールのターゲットは、吉田とのサイズのミスマッチを狙える早坂だったが、吉田は落下点に入るのが早く、殆どを跳ね返す。これで札幌が間延びしている鳥栖の中盤を使えず、ボールを簡単に手放してしまい、前線に攻撃の枚数を増やした鳥栖のカウンターにチャンスが生まれる。
中盤に収めどころがなくなりロングボール主体に |
5.2 トーレスの観察眼
87分、札幌の最後のカードは三好→キム ミンテ。この交代の少し前、80分頃から鳥栖は金崎が右、小野が左、田川が中央にいることが多く、身体を張れる金崎が右サイドでボールを収めるか、吉田のオーバーラップで左サイドを突くことが改めて多くなっていた。
これを見て、札幌ベンチから兵藤に対して小野(吉田の攻撃参加と同時に、中央に入ってくる)を見るように、との指示が飛ぶ。最終的にはここが一番危険だということで、キム ミンテの投入が決断されたのだと思う。
87分~ |
しかし89分、鳥栖は中央で田川がボールを収めると、ペナルティエリア左のすぐ外の位置でトーレスが落ちてボールを受ける。丁度、5-2ブロックの「2」の脇の位置だったが、トーレスが引くと同時に小野が入れ替わるように前線に走る。「2」の右を守っていたキム ミンテは、トーレスに対して進藤が出て、小野が裏に走る、この一連のマークをスイッチする動きについていけず一瞬置いていかれる。トーレスのファーへのクロスの折り返しを、この一瞬の遅れが響いて小野がキム ミンテの前に飛び出し頭で押し込んで鳥栖が同点に追いつく。
札幌の守備陣は難しい判断だったが、トーレスが後半(おそらく)初めてゴール前から離れ、札幌のエアポケットになりやすい5-2ブロックの脇の位置を見極めてボールを受けた点は非常に冷静だったと思う。
アディショナルタイムを含めて5分。何度かの放り込みの末、鳥栖が攻めあがってできたスペースに都倉が走り込み、高橋祐治とのデュエルを制してPKを得る。コースは権田に読まれていたが、左隅に落ち着いて決めて2-1。
6.雑感
守備に問題を抱える鳥栖相手に、チャナティップを欠く中で、多くの攻撃は中央でのジェイのポストプレーから逆算されてデザインされていたと思う。ジェイが起点となれたことで、シャドーには前で収まらないタイプの選手を使っても攻撃の形を作ることができ、駒井や三好が下がって空けた前のスペースに福森や進藤が飛び出す…という具合に、そこだけを見るとバランスは悪くなかった。
「そこだけを見ると」としたが、当たり前だが物事には表と裏が常にある。CBがこれだけ攻め上がり、WBが中に絞り、中盤センターは最終ラインに落ちるという、大移動をいくつも伴う戦術はトランジションにおいて明確なウィークポイントを抱える。鳥栖のカウンターにもう少し鋭さがあれば、この問題はもっと顕在化していただろう。
こんにちは。にゃんむるです。
返信削除久しぶりに生観戦できて、しかも勝利で終わって良い感じだったんだけど、正直1-0で終わって欲しかったなと言うのが感想かな。あまりに贅沢な要求かもしれないけど、強いチームはあそこはあのまま試合閉めるよね。まあミシャのサッカーだからこういうのもアリッちゃあアリだし、劇的でみんなも喜べたから良しとしますか。
宮澤が凄く頑張ってて、私的には結構良い評価してました。攻撃の起点としても良い印象。ただ豊田突っ込まれてパワープレイされたら守備面でどうなってたか分らんけど。そういう風にガチガチで来られた方が嫌な感じしてたから、相手が正攻法(?)で来てくれて助かったなと・・・。鳥栖は負のスパイラルにハマってるな。
そんな感じ。疲れ取れないので(´-ω-`)しゅーりょー。またのー。
こんばんは。
削除後半燃料切れで足が止まると途端に何もできなくなる試合が何度か見られますね。ボール保持でも守備でもコントロールできないのは要改善だと思います。
個人的には宮澤のCBはまだ様子見ですね。9番にゴリゴリ来る選手がいるようなチーム相手だとどうなるだろうか、と思って見ています。