1.ゲームの戦略的論点とポイント
スターティングメンバー:
スターティングメンバー&試合結果 |
- 共に中3日でのゲーム。FC東京は前節から東→安部、中村帆高→ 中村拓海。おそらくスカッドの関係で、前線と中盤はある程度ターンオーバーしながらシーズンを乗り切っているのは過去のシーズンから続く傾向ですが、CBは依然として森重と渡辺への依存度が高く感じます。
- ただ、森重の中盤起用と1-4-1-2-3の採用は、単にコマ不足というよりは、最終ラインの要である選手を動かすデメリットをも上回る、戦術的なメリットを感じているのだと予想します。
- 札幌は、負傷離脱中だった小柏と田中駿汰が復帰で、開幕戦のメンバー(おそらくこれが現状のベストなのでしょう)が揃いました。深井は休養とみられ、ジェイも徐々にコンディションを上げているようですが、まだ起用には至らないようです。
Simple is…?:
- Jリーグで同時に起用できる外国籍選手が5人になったことで、前線のポジションに複数の外国籍選手を置くチームも珍しくなくなりましたが、FC東京はアダイウトン、レアンドロ、そしてディエゴオリヴェイラと、何がしたいのか一発でわかるというか、似通ったキャラクターの選手を3人保有しているのが非常に特徴的です。
- いずれも速さと強さがあって、特に平面で、スペースがある状態でのプレーで強い。同じポジションの日本人選手が永井と田川ということも含め、とにかく彼らが前を向いてスペースを享受する展開が増えると脅威ですが、反面、スタイルが非常にシンプルなため、二巡目になると対策されて失速しがち、というのが長谷川健太監督のチームの課題だと感じます。
- 前線に比べると、最終ラインはもう少し選手が欲しいように思えますが、森重を動かしたとしても、渡辺と長身のGKを中心とするユニットは特にハイクロスに強い。枚数をそんなに多く用意するわけではないですが、放り込まれても動じない安定感があり、これが前線の破壊力の創出(そんなに頑張って戻って守らなくてもいいから、ある程度は前残りができる)に一役買っています。
マッチョな試合巧者:
- ミシャもこうしたFC東京、というか長谷川健太監督のチームの特徴は当然わかっていますが、これまでの対戦ではジェイへのクロスボールが渡辺や森重、チャンヒョンスに撃ち返されるか、GK林がカットするかが多かったと思います。「ミシャは相手のことをわかってない」のではなく、札幌のスカッドだとそれが最大の攻撃手段であるため、他の手が打ちづらい(打てない)のでしょう。
- 対するFC東京の対応で特徴的だったことは、①アンカーに森重がいますが、このアンカーはチャナティップのマンマークを背負った状態で自陣でボールに関与する素振りを殆ど見せない。どうしても1-4-1-2-3という配置だと、中央でアンカーがボールを持てるかどうかが重要になるので、まずその道を探るのが定石ですが、東京はそんなことしなくても試合を作れるので、森重はふらふら移動してチャナティップを動かすだけで、ボールを動かす役割は殆ど持っていませんでした。
- そして②札幌のマンマークに対して、可能な限り分の悪い勝負…ボールを持てるチームではないので、自陣ゴール前で無理をせずにさっさと前線に放り込む選択をとりますが、ターゲットがアダイウトンでほぼ固定されていました。
ボールを持つ観点ではアンカーに意味合いは乏しい |
- このアダイウトンは左サイドのタッチライン際に開いたポジションからスタート。対面の田中駿汰は、キムミンテとあまり離れたポジションで守りたくない。守備側はカバーリング関係を作るために一定の距離を保つ方が望ましいためです。賢い駿汰がサイドに引っ張り出されて、札幌としては嫌な感じがしますが、そのスペースに安部が飛び出してワンチャンを狙う…試合巧者の東京はこのワンパターンで札幌のプレスをやり過ごそうとします。
2.試合展開(前半)
ホームチームのペース:
- 前半開始から、20分過ぎの飲水タイムまでを見ての感想は▼でした。
小柏の裏抜け以外で点入る気がしないな、、、
— アジアンベコム (@british_yakan) April 7, 2021
- 最初5分、というか、GK菅野がボールを持っている時だけ、東京は前線3トップでプレッシング。これを札幌が得意の数的優位を作ってボールを回す形でやり過ごすと、ホームチームが1-4-5-1のようなブロックを作って撤退する時間が、試合序盤から多くなります。
- 東京のいいところ、というか札幌相手に効いていたのは、①札幌がゾーン3(相手ゴールからの30mくらいのエリア)でのフィニッシュの最頻パターン(というかそれしかないんですけど)である、サイドからの仕掛け→金子、ルーカス、福森のクロスボールに対しては森重が最終ラインに下がって5バックのような形でスペースを埋める。
森重の役割 |
- そして②札幌が簡単に放り込まず、ボールを動かして中央付近からのコンビネーションによる突破などを企てると、シャドーの位置でボールを受けようとする小柏とチャナティップは、それぞれ安部と三田がマンマーク気味に対応。
インサイドハーフが4バックで守りにくいスペースを封鎖 |
- という具合に、4バックの泣きどころになるスペースを札幌に使わせないよう、中盤の3人が献身的といかディフェンシブに振る舞うことで、札幌の前線の選手に自由にプレーさせない。そうすると、スペースを消されると打開策がない札幌はやはり苦し紛れの放り込みに終始するので守りやすかったと思います。
武器はまだ隠しておく…?:
- 一方で東京の守備で気になるのは、札幌が自陣~ハーフウェーライン手前ぐらいでボールを持ったシチュエーションでの、ボールへの圧力の弱さと最終ライン背後のケア。
- よく「ハイラインで守るにはチアゴマルチンスのような俊足DFか、ノイアーのような守備範囲が広いGKが必須」と言われますが、そうしたタレントがいるに越したことはないものの、本質的にはまずボールホルダーに圧力をかけて簡単に裏に決定的なパスを通させない、というのが必要になります。
- その観点では、東京は菅野がボールを持っていないときはあっさり1-4-5-1でプレスをやめてしまうので、札幌のボールホルダーには圧力がかかってないし、小柏なら十分に走り勝てるスペースが背後にもありました。
小柏なら十分に裏抜けできそうだったが(実際やってた) |
- そこでなぜ札幌がシンプルに裏に蹴って小柏を使わなかったか(1回か2回はありましたが)というと、恐らくゲームプランというかサッカーの志向性によるもので、簡単に蹴って相手ボールになるようなプレーをミシャはしたくない、ボールを握って相手が困るようなプレーをしたいと、あくまで思ってはいるんだろうなといったところです。
- ただ再三指摘している通り、札幌はゴール前だとそこまで空中戦に強いFWがいないにもかかわらず頭を狙ったクロスボールしかない。ですので、見ていて小柏が裏に走った方がいいんだけどな、という感想が強かったです。
渡辺(&小柏)の退場と変化:
- 公式記録では29分、その小柏が抜け出しかけたところで東京のDF渡辺のファウルを誘って一発退場。ちょっと厳しい気もしますが、少なくともDOGSOの基準から完全に外れてはいないシチュエーションだったでしょうか。確か自陣からのフィードではなくてショートカウンターからだったと思いますが、予想通り小柏が(ゴールじゃないけど)試合を動かします。しかしその小柏が39分に負傷で菅と交代してしまったのは、札幌としては非常に痛いのはいうまでもありません。
- 東京は、退場直後は森重を最終ラインに落として1-4-4-1でやり過ごします。しかし、恐らく小柏がピッチ上で倒れている時間を使って指示を出したんじゃないかと思いますが、アダイウトンが左WB、ディエゴオリヴェイラと田川を並べた1-3-4-2、撤退時にはディエゴか田川が下がる1-5-3-1のような陣形にシフトします。この長谷川監督の采配が、結果的にはこの試合で最大のポイントになりました。
退場後の対応 |
- 退場者を出したチームの監督の頭の中を考えてみます。基本的には一人多いチームがボールを持つ時間が多くなり、自チームのチャンスは限定される。これは互いのスタイル的に元々そうとも言えますがより顕著になると考えるでしょう。
- ですのでまず自陣ゴール前をどう守るかを考えますが、11人の時は森重や安部を使って4バック+1~2人でカバーリングしながら守れた。それが1-4-4-1の10人になると、1人少ない影響はこの中盤でモロに生じる。中盤も最終ラインもケアしようとすると破綻するな、と考えたでしょうか。
- ですので最初から5バックにして、ゴール前でスペースを埋められるようにする。森重と岡崎に、サイズがあり一応センターもできる小川の3人を中央にします。そして左WBに馬力のあるアダイウトン。見ていると、1on1での対人守備はやはりそこまで上手くないのですが、それでも5バックは何とかなってしまう(金子拓郎でもWBは務まるので)。これで自陣ゴール前は計算が立ちます。
- そして札幌の攻撃をやり過ごしたら、主にセットプレー(ゴールキックなど)で数的不利関係なく振る舞えるタイミングで、両ワイドを上げて前進を図る。この時はアダイウトンが、退場者を出す前と同様に左サイドの最前線に張ることができる。
- そして札幌は中央~ファーサイドだと何らかカバーリング関係を作って対応することもあるが、このボールサイドのアダイウトンvs田中駿汰のような関係は基本的に純粋な1on1に近くなります。
- ですので要するに、5バックで撤退してゴールキックの時だけウイングバックを上げるゲリラ戦のような振る舞いをすれば、この局面だけを切り取れば11人でプレーしている時と比べてそんなにデメリットが表れない。アダイウトンが田中駿汰に何度かチャレンジして勝てればビッグチャンスも期待できるので、この選択は非常に理にかなっていました。
地図にない場所:
- 長谷川監督が冴えを見せた時、1人多い札幌は何をしていたかというと…結論としては、東京は前線の枚数を減らして撤退しているにもかかわらず、ディエゴオリヴェイラの個人能力にびびってたのかは知りませんが、後方にずいぶんな枚数を確保した上で攻守ともにプレーしていました。
- ディエゴor田川だけを前線に残す東京は、全くボールに圧力をかけてこない。1人でボールを追いかけるほど無駄な行為はないのですが、札幌は見えない敵が見えているかのように後方に4人も5人も残してボールを運びます。
- それでも、結局、フィニッシュのところで十分な枚数を確保できればいいのですが、例えば金子やルーカスが右サイドで幅をとった時に、駒井がその内側に侵入するような効果的な枚数のかけ方はせず、駒井は後方でボールを運ぼうとするところからスタート。前線に出現するまで時間がかかりますし、その時には東京はブロックを整えて守っていました。
後方の枚数過多 |
- ▼後半開始早々に撮った写真を記念に載せておきますが、そこ必要?というポジションに札幌の選手が計5人。前線も5人。中盤に誰もいない状態からわざわざスタートしています。
— アジアンベコム (@british_yakan) April 7, 2021
- 枚数過多な感じがするのは、東京がボール保持(基本的に放り込んでくる)の際も同様で、この時は1枚多い枚数を中央に投じており、具体的には宮澤が最終ラインに吸収されてプレーすることが多くなりました。
- 確かに本来、最終ラインは相手FWに対して数的優位を保つのは鉄則ですが、この時の札幌は3バック+宮澤、更には両ワイドのルーカスと菅も、東京の放り込みを意識しているのかかなり低い位置でスタートするので、東京は2トップ+アダイウトンの3枚しかいないのに、札幌は最終ラインに5か6枚が並んでいて、そうなると前線はあれ?数的優位?と思ってしまうようなシチュエーションが生じます。
後ろで保険をかけているが結局、局面は1on1 |
- これ▼はハーフタイムの感想です。
数的優位になってから、相手が前2枚か3枚なんだけど5枚残して守ってるからあんまり1人多い感じがしない。枚数揃っててもボールに行くのは1人なので、アダイウトンに当てて突っ込むパターンで今のところはTOKYO優勢。 pic.twitter.com/T7JopIZUwC
— アジアンベコム (@british_yakan) April 7, 2021
3.試合展開(後半)
ハーフタイムの過ごし方:
- 後半開始から、東京は田川→永井。ディエゴが中央の1トップで固定され、撤退時の[1-5-3-1]の中盤右に入る役割が永井。長谷川監督のコメントを引用すると、
- ただ永井がスペースを埋める役割を頑張れ、というよりは、隙を見て福森の背後にとびだせどうぶつの森、という役割をいしきしていたと考えるのが自然でしょう。ディフェンシブに行きたいなら東なり青木なりでも良かったはずです。
- もう一つ、東京サイドのコメントで、森重の、
- とあります。右の中村があまり効いていた印象はあまり受けませんでしたが、事象としては、後半最初の10分で東京は、前半みられなかったボール保持からのチャンス創出が1~2回ほどあったと思います。
- マッチアップ的には、▼の形からスタート。札幌は、東京が3バックにしたことはとりあえずHTもあって共有はされたようでした。
安部と三田が両方封殺されなければプレスは機能しないが… |
- ただ、東京の3バック+中盤2人に対してマンマークでプレスに行くなら、前線3人と中盤2人を維持しなくてはなりませんが、ここも宮澤が後方を憂慮したのか?三田と安部の2人とも封殺されている状況は殆どなかったと記憶します。
- ですので東京は、中村が、岡崎が、というより、しっかり幅をとったポジショニングからルックアップすれば誰かがフリーになっている、という状態。
- 札幌は、相手が3バックならこちらは変形せず人を捕まえればいいだけだと思うのですが、試合途中で形が変わった影響か?それとも2021シーズンの対戦相手は全て4バック+2トップ系のシステムだったからか、後半になっても人の運用の仕方が非常に下手な印象でした。
「(数的優位)使わないなら、もらってくぞ」:
- 後半も札幌が数的優位を生かす気がしないまま15分ほどが経ちます。この間、トップに配置され直したディエゴオリヴェイラが、ロングフィードを収める(ミンテを背中でブロックして)、スペースがある時は流れて運べるだけ運ぶ、という、札束を感じさせるプレーを続けて気を吐きます。
- が、60分にそのディエゴがスピードに乗ったところでミンテが引っ掛けて、一度イエローカードを提示された後でVARという茶番の末にレッドカードで一発退場。私の周囲では、声を出してはいけないはずのスタジアムで謎の「退場」「VAR」コールが巻き起こっており、ピュアな主審はそれに押されてトコトコ歩いてモニターを見に行きましたが、そりゃ覆るよな、という雰囲気でした。判定はこれも微妙ですが、簡単に足で行ってしまうミンテの勿体ない所が発動したのはミンテニスタとしては認めざるを得ません。
- このFKからディエゴが決めて東京が先制。ホームチームのこれまでの鬱憤を晴らす展開に、味スタの感染リスクは一気に急上昇します(一応みんなマスクはしてました)。
パターンの奴隷:
- ディエゴオリヴェイラに対抗できる唯一のDFを失った札幌の選択は、予想通りというか宮澤を落として3バックを維持。駒井が中盤1人になるような形でリスタート。
- 東京は三田→東に交代ですが、役割はさほど変わりません。
- スコアが0-1となっても、東京は依然として1-5-3-1で撤退。この1-5-3-1というシステムだと、中盤の[3]は基本的に1列あがってプレス、のような選択は極めてとりにくい。前に出たところで、1トップだと圧力がかかわらないので空けたスペースを使われるリスクだけが顕在化するためです。田中駿汰、宮澤、福森、たまに菅野を使えば、ディエゴオリヴェイラ1人の東京に対してボールを失う恐怖は全く感じないはずです。
- にもかかわらず、まるで出勤後にタイムカードを押すかのように駒井はお約束で最終ラインに落ちてきます。そして中央に駒井と宮澤、福森と田中がワイドに開くお約束の形を時間をかけて必ず作ってからスタート。東京はその間にゴール前に人を揃えて、永井とディエゴは隙を伺います。
- 最終ライン中央に宮澤と駒井。繰り返します。駒井です。サイドバックの役割ならわかると書きましたが、このシチュエーションだと完全にセンターです。そして66分、宮澤がバランス感覚を失って前に出たタイミングで、駒井vsディエゴオリヴェイラの冗談のようなマッチアップ。ゴール前まで引きずられた後、キャプテン宮澤の決死のスライディングタックルでディエゴは嬉しそうに倒れてPK。
頑なにこの形に固執 |
- PKが決まってスコアが0-2となる直前、札幌はようやく問題点に気づいたのか、ルーカス→高嶺で前線を削って中央の選手を増やします(結局後ろが増えるじゃん、って感じですが、駒井がこういう役回りをするよりはマシか)。
- 後は、無理をしない東京に対して、無理して攻撃する方が性に合う札幌が決死の特攻で1点を返しますが、結局この日も放り込みからは何かが起きることはなく。最終的には宮澤→柳の交代で田中駿汰をセンターに置きますが、このあたりの判断の遅さも痛かったと感じます。
4.雑感
- クラブ史上最高の監督による、戦術的な観点ではここ4年でワーストのゲームだった気がします。
- 野々村社長はよく「新しい景色を見に行く」と言い、極端なマンマーク戦法によるスリリングなゲームもその一環に位置づけられるようですが、相手が1人いないという景色はあまりにも未体験のものだったのか、まるで地図にない場所にいきなり連れてこられた人かのような何が何だかわからない状態になってしまいました。
- といっても、ボール非保持では確かに数的同数を基本にしているので、1人余ったらこいつどうする?と考えるのはわかるところはあります。
- ただ、ボール保持は基本的に数的優位をまず作ってから攻める、という約束事があるようなので、「じゃあ退場者が出て相手が前線の枚数削ったら、俺らが数的優位を作る工程は省略できるじゃん」というポジティブな考え方に変換されなかったのは、昨今のJリーグ各クラブの戦術的な発展を踏まえると、「相手を見てプレーする」ができず、パターン化した動きを繰り返しているだけに捉えられ、非常に残念でした。それではみなさん、また会う日までごきげんよう。
いつも拝読しています。
返信削除過密日程ですしミンテがいないので、スタメンに新しい選手を試すチャンスかと思いますが期待している選手はいますか?
個人的には青木です
相手にもよりますが、最終ラインは1人欠けるなら宮澤のスライドでなくて岡村を試しておかないと、本当に駒部族になった時に厳しいと思います。
削除ミンテの一発レッドのシーンは個人的にはちょっとレッドは厳しくない?とは思いますが、それ以上に驚いて目を丸くしたのが「ミンテそこで足ひっかけちゃう?!」ってところでした。
返信削除自分がディフェンスだったらあのシチュエーションだと、並走状態でサイドに追いやったんだから、最後までついていってボールにチャレンジできるようならボールにいくけど、無理なら最後シュートタイミングでコース防ぐように身体投げ出すかなと思って見てたので、まさかあんなに簡単に足かけちゃうとは…
普段からちょいちょいいらないところでファウルするな〜とは思っていたんですが。
Top of TopのDFなら確かに、やらないですよね。疲れてるときは足で行っちゃうのは私もやりますが、悪い意味でDFっぽくない対応でしたね。
削除東京の退場者でた時点で長谷川監督がボードにファイブバック並べてるのがDAZNで映ってましたね。
返信削除ああいう試合中の戦術的な対応をコンサドーレは退場後や先制とられた後にしていたのだろうか、と。
なんにせよ、向こうの方が的確に動いたのでまけたのでしょうが。
まず、ゲームになるとあまり細かい指示出しや修正をしないタイプなのは普段見てて感じます。最終的には選手が解決するしかないというか。
削除その上で、宮澤はカウンター警戒でカバーリングの意識を強める。駒井や他の選手はいつも通りやっていく、とすると、シンプルに、札幌の「いつも通り」は戦術的にはあまり質が高くないと感じます。