2019年8月5日月曜日

2019年8月3日(土)明治安田生命J1リーグ第21節 サンフレッチェ広島vs北海道コンサドーレ札幌 ~さて、ゴール前。~

0.スターティングメンバー

スターティングメンバー

 札幌(1-3-4-2-1):GKク ソンユン、DF進藤亮佑、キム ミンテ、福森晃斗、MF白井康介、宮澤裕樹、深井一希、菅大輝、鈴木武蔵、チャナティップ、FWジェイ。サブメンバーはGK菅野孝憲、DF石川直樹、MFルーカス フェルナンデス、早坂良太、FWアンデルソン ロペス、岩崎悠人、藤村怜。ほぼ予想通りのメンバー。
 広島(1-3-4-2-1):GK大迫敬介、DF井林章、荒木隼人、野上結貴、MFハイネル、川辺駿、稲垣祥、柏好文、野津田岳人、森島司、FWドウグラス ヴィエイラ。サブメンバーはGK林卓人、DF吉野恭平、MFエミル サロモンソン、東俊希、柴崎晃誠、FW渡大生。ここ数試合のメンバーから、柴崎と佐々木に代えて井林(前節は野上の代役でスタメン)と野津田をスタメン起用。

1.想定される互いのゲームプラン

1.1 札幌


 広島相手ならある程度ボールを持たせても大丈夫という考え方か、酷暑下のコンディション不安もあってか、前半はリスク回避を優先、後半勝負とする考え方だったと思う。

1.2 広島


 城福監督のハーフタイムコメントにあったように、こちらも後半勝負、前半は無理をしない戦い方だったと思う。 

2.基本構造


 互いのボール保持/非保持の際の関係について。

2.1 広島のボール保持時の基本構造

2.1.1 広島の主要な前進パターン


 互いに陣形をセットした状態での攻防で、広島は所謂1-3-4-2-1のオリジナルポジションからどんどん人が下がってボールに触りに来る。これは[4-2]の部分の選手ほぼ全員に言える。最終的にパスでビルドアップ(敵陣にボールを運ぶこと)をするなら、これは推奨されない。受け手が下がってくると、パスが成功しても前に運べてないじゃん、となるからだ。
 対する札幌は、「1.」でも書いたが前半はリスクをとらない。普段の1-5-2-3よりも1-5-4-1で守る。つまり、広島の選手は下がってくるので広島陣内に多く残っているが、札幌の選手は札幌陣内で待ち構えている。広島は少ない人数でここに侵入していかなくてはならない。

 では広島はどうやってビルドアップしているかというと、WB柏の突撃が主になる。[4]の左を担当する柏は崩しの局面ではウイング的に高いポジションを取って、クロスの射程距離から対面の白井に1on1を挑む(制せば、ドウグラスヴィエイラを狙ったクロスがゴール前に飛んでくる)が、ビルドアップの局面では下がって受けて、そのまま自分で札幌陣内に突っ込んでいく。
 札幌はマンマークの対応が基本だ。白井は自陣ゴール前では、隣り合う選手(進藤や武蔵)と連携して柏に対応できる。しかしゴール前を離れると、白井ひとりでの対応を強いられる傾向にある。これは、自陣ゴール前と戦場を限定しているならそこに人を投じられるが、ビルドアップ段階で多様な可能性を頭に入れてプレーしなくてはならない時は、白井にせよ他の選手にせよケアしなくてはならないスペースが多くあるから、自分の担当する選手をまず見る、という対応しか難しいためだ。
 柏は縦突破もあるが、利き足方向である内側に入っていくドリブルを得意としている。この2つを、白井ひとりでは、ピッチ全域で完璧に消し続けるのは難しい。
広島のビルドアップ(柏の突撃)

2.1.2 最前線の”軟体生物”


 中央の選手がどんどん下がってくる広島。角度のある状況でボールを受けられるWBが重要そうなのは、柏だけでなく右のハイネルにも言えることだった。ドリブルで突っ込んでくる柏と比べると、ハイネルはダイアゴナルなパスを狙うことが目立っていた。風貌はなんとなくヴィクター・モーゼス(コンテチェルシー)を彷彿とさせるが、スタイルはどっちかというと柔な印象もある。
 ハイネルからの受け手は野津田を飛ばしてトップのドウグラスヴィエイラ。長身でリーチがいかにも長そうで、かつ軟体生物のような柔軟なボールタッチを見せる。広島は右サイドでボールを保持すると、野津田が引いて(深井の脇は、札幌が[1-5-4-1]の[4]をしっかり固めていないとスペースができやすい)、その背後にドウグラスというパターンが多かった。
 右利きのドウグラスが効き足でボールを隠しながらプレーできるのは、右サイドを使うことのメリットの一つだ。キム ミンテはパワーもスピードもあるが、フィジカル的な資質とは別のレイヤでの巧さを持つドウグラスヴィエイラの相手は、特にファウルが許されないゴールに近いエリアでは難しい対応を迫られていた。
シャドーが下がってドウグラスヴィエイラがスペースに出てくる

2.2 札幌のボール保持時の基本構造

2.2.1 ”飛び道具”の監視


 「2.1」に書いた通り、広島のボール保持時は札幌は基本的にリトリートして静観(持たせても問題ないとする対応)。対する広島は、札幌と比べると低い位置でのボール保持に対しても一定のケアをしていた。
 具体的には野津田の福森への監視と、ドウグラスヴィエイラの前線での対応が札幌との相違点だった。札幌は広島にある程度ボールを持たせていても大丈夫(柏が突っ込んで来たら適宜対応、という程度)だったが、広島はそうではない。福森に好きにさせておくと、自陣からでもロングフィード一発で攻撃機会を創出されてしまう。野津田はこの直接的な脅威の抑止のため、福森にボールが渡るとすぐに距離を詰めて、ロングパスを蹴らせないようにしていた。

2.2.2 可変時間を削り取るドウグラスヴィエイラの”時間稼ぎ”


 そしてドウグラスヴィエイラ。広島の”前3枚”のうち野津田が福森に専業なら、ドウグラスヴィエイラは森島と2人で札幌の[1-4-1-5]の[1-4]の選手のうち4人をケアする必要がある。これを正攻法でやろうとすると難しいミッション。よってドウグラスヴィエイラはボールにアタックするシチュエーションを決めている。それはGKク ソンユンにボールが渡り、札幌がボールホルダーによりサポートが必要な状況(ソンユンはドリブルで運んだりは基本的にしない、できない)になると、ドウグラスヴィエイラがボールホルダーに寄せる(ソンユンと、ミンテor深井に二度追い)。
ドウグラスヴィエイラと野津田でケアしてビルドアップにかけられる時間リソースを削ぐ


 このようにシチュエーションを限定させることで、1人でも効果的にプレッシャーをかけられるようにしていた広島でありドウグラスヴィエイラ。札幌のソンユン・ミンテ・深井のところで簡単にボールを保持できないとなると、札幌は守備⇒攻撃の陣形変更が満足にできないという影響が生じる。札幌のボール保持攻撃においてベストな陣形は、上記の図のように[1-4-1-5]の福森と進藤がサイドに進出する形。が、福森がなかなかサイドの進出できない(中央にとどまったまま)でプレーを強いられることが多くなる。

2.2.3 自陣ゴール前での籠城


 相手のビルドアップ成功(広島陣内への侵入)を許すと広島はリトリートを優先する。これはこの試合に限らずいつもと同じ傾向だ。そこから5バックの最終ラインの目の前にいる選手はそのままマンマークで捕まえる。札幌のチャナティップのような、5バックから離れてプレーする選手は2列目の4人と適宜受け渡しながら捕まえる。2列目は首を振って背後(1列目と2列目のライン間)をよく見ている印象だ。
ビルドアップを許すと潔く撤退

 札幌はこの状況(5トップにフリーな選手がいない、もしくはフリーになりにくい)ではあまり無理をしない。楔のパスも控えめに、後方でボールを回して広島のDFを前に引き出そうとの意図があったと思う(特に宮澤はそのような指示を味方によくしていた)。

3.試合展開 0~15分:10分前後の転換


 DAZN中継の集計では前半は広島がシュート1本、札幌6本。ボール支配率は59:41と広島が優勢。サッカーという競技の構造を考えると、基本的にはゴールから逆算して色々な物事を考えていいと思っている。その意味では、シュートに関わる展開について特に見ていくことは悪くない振り返り方だと思う。

3.1 ラッシュは札幌


 立ち上がりから札幌が決定機を迎える。
 2:31、ジェイへのロングフィードを広島がクリアするが、そのやり直しのパスミスを宮澤が広島陣内で拾いチャナティップ経由で右の白井へ。白井のクロスにジェイのヘッドはGK大迫の正面。

 3:44には福森⇒菅⇒チャナティップ⇒菅のパス交換で左サイドを突破し、菅のグラウンダークロスにファーで白井が飛び込むがクリアされCKに。
 この時、菅とハイネルのマッチアップは、菅が一度下がってハイネルを引き付け、ボールをチャナティップにはたいてからハイネルの背後に飛び出している。バスケやフットサルでいうところの”バックドア”でハイネルは背後を取られ、城福監督はこれ以降、メインスタンド側でプレーするハイネルへの指示が多くなる。「簡単に裏を取られるな」とするやり取りなのだと思うが、同じ[1-3-4-2-1]同士のマッチアップが噛み合うミラーゲーム、お互いマンマーク基調で各ポジションを守っているということで、元々一人あたりの担当する領域は広くなりがち。「2.1」で書いた、柏と白井のマッチアップと同様にハイネルも難しい対応を迫られる。ここを巧く突いた攻撃だった。
(3'44")完全な1on1関係のWBの背後を狙う

3.2 10分前後からは広島ボールに


 10分前後から徐々に広島がボールを持つ時間帯が増える。札幌は特にボールの奪いどころが設定されていないし、言い換えれば設定しなくても広島のボール保持攻撃なら何とかなる、という考え方だったように思える。
 7:20には「2.1.2」で言及したハイネル⇒ドウグラスヴィエイラのパターンからキムミンテのファイルで広島右サイドからFK。野津田のインスイングのクロスはジェイがクリア。
 13:34には左サイドで柏の突撃。一度引いた位置でボールに触ってから、稲垣に戻し、稲垣のスルーパスで進藤の背後に飛び出す(白井と微妙にもつれてエリア内で倒れるがノーファウルの判定)。札幌の選手(この時は進藤)が人に釣られる形でスペースを空けたところは狙っていこう、との意思を感じされるアタックだった。
(13'34")広島も同様にWBとCBの背後

4.試合展開 16分頃~30分頃:白井無双


 17分にまたも白井からビッグチャンス。札幌が自陣でボールを拾うと、中途半端な広島のネガトラプレスの隙を見て宮澤が右サイドへロングフィード。柏を縦に突破してファーへのクロスは、ジェイが滞空時間の高いヘッドで荒木の頭上から合わせるがボールは枠に嫌われた。白井は試合を経るごとに、明らかに味方に”見られる優先度”が上がっている。チームとしても好調さを信頼し、積極的に使っていこうとの考えがあったのだろう。

 21分にも三たび白井。右サイド、スペースがない状態で進藤からボールを受けて、殆ど体の切れだけで柏をぶち抜いてボックス内からクロスまで持ち込んだ。ドリブル突破が成功しているのも凄いが、省エネで攻めたい(ボール保持時間を多くして休みながら前進したい)札幌の選手の中で、白井だけが完全に別のリズムでプレーしている。それは相手にとっては脅威となることもあるけれど、味方と調和しにくいという弊害も時に生じる。でもそんなことは今の白井には関係ない。こうなると、問題はジェイ様がいつ決めるか、という次元になっている。この時もGKが触れない鋭いクロスだったが、わずかに合わずシュートを撃てなかった。
(21'50")白井の突破

 23:00、初めて札幌は左サイドで”旋回”(福森が上がって、菅がハーフスペースに絞る、チャナティップが下がるいつもの形)になった。が、チャナティップから、ハイネルの裏へのロブパスに福森は反応しない。福森は攻撃でこうしたフリーランが少ない。菅や白井が、マンマークで守るWBの背後を突きまくっていることを考えると、広島相手にこの点は明らかにマイナスだ(福森を高い位置に置く意味は薄れる)。
 26分には対照的なシーンだが、低い位置の福森(大外レーン)のロブパスから菅(ハーフスペース)が飛び出す。オフサイドになったが、裏を狙うならやはり菅を走らせる方がいいと感じさせる局面。

5.試合展開 31分頃~前半終了:互いに暑さをやり過ごす


 全般にこの時間帯はどちらも前進する意図を感じさせなかった。広島は最終ラインがボールを縦に動かして”出し入れ”しているが、”入れて”から前線の選手に届ける意図は感じず回しているだけ。札幌もボール回収後、特に速い攻めを狙うような意図はなかった。
 野津田が左、森島が右に入れ替わったのもこの時間帯。野津田はよりハーフスペースに走るプレーが多い。森島は下がって受けることが多い。ウイングバックの選手との組み合わせを考えて入れ替えていたのかもしれない。

 そんな中で決定機は札幌の左サイドから。35分、深井⇒チャナティップのフリックパスは広島にカットされるが、セカンドボールを深井と川辺が競り、福森が拾う(広島はファウルをアピール)。福森がドリブルで運んでから、ハイネルを引き付けて裏の菅へスルーパス。やはり福森は出し手だ。そして前半、札幌と広島の決定的な違いは、このようなDFを引き付けてボールをリリースしているか否かだった。前半、広島はパス本数こそ札幌より多いが、下がって受ける選手間でのパスも多く、札幌のDFを引き付けてスペースを作った状態でボールを動かせていない。この部分がシュート本数の差に繋がっていた。
(35"'31")WBの背後

 さて、ゴール前は。菅のファーへのクロスはGK大迫が出れない最高のボール(菅も白井の活躍に大いに刺激を受けている選手だろう)。ジェイは荒木の背後をとってジャンプ。ヘディングシュートは大迫の逆を取る、見本通りのコースに撃たれたがクロスバー。

6.試合展開 後半開始~60分:スコアが動く


 後半の入りは、前半とそう大きくは変わらないように見えた。ハーフタイムコメントは、広島城福監督の方が「ギアを上げていくぞ」としていた。コメントは話し半分程度として、札幌の選手の振る舞いに注目すると、特に前半とはやり方を変えていない。広島に持たせて、ボールを狩る様子はなかった。リトリートしていれば広島は前進に苦労するとの考えが継続されていた。明確に変わっていたのは、再び森島が左、野津田が右になった点だった。
 
 そうした状況で48分(公式記録では49分)に広島が先制。局面は平面図では描写が難しいので動画で確認して欲しい。トランジションから深井が拾って札幌のカウンター…を野上がスライディングタックルで奪う。飛び込めない深井がボールを失い、広島左サイドを柏のパスから裏に走った森島がえぐる。深井がボールウォッチャーになってしまい、スペースに走る稲垣に気付かなかったことが痛かった。

 スコアが動いて、札幌のプレスが発動、というよりも戦い方が、広島は後方に枚数をかけて速攻狙い(速く、少ない人数でシュートに持ち込む)、に変わる。ボールロストのパターンも所謂「速攻の失敗」が多くなる。札幌は大したプレスというほどのものが発動していない。手法はいつも通りマンマークで、個人個人の圧力が劇的にそこまで強くなることはない。この暑さなら猶更だ。その意味では広島が速攻の失敗でボールを失ってくれるのは悪くない展開だった。

 更に重要なのは、この時間帯はまだ広島は9人で守る(GKも含めれば10人)意識をそこまで徹底していない。下図は58:42の局面。ライン間を狙う武蔵には野上がアタック。DFが食いついてくれればスペースができる。そして武蔵のフリックから白井がバイタルエリアをドリブルで横切ってチャナティップにパス。白井が横切れるだけのスペースもある。チャナティップがフリーだったのはこれらと無関係で、ジェイに井林が釣られたためだ(チャナティップのドリブルからの左足シュートはサイドネット)。ともかくまだスペースもあるし、MF4人が専守防衛にまではなっていない。
(58'42")ライン間で待てばスペースを享受できる

7.試合展開 61分頃~75分頃:徐々にシフトする広島と新たな魔改造


 63分に広島は川辺⇒青山に交代。広島はより速攻の意識が明確になる。守備の開始位置はまだそこまで低くしていない。
63分~

 66分にはジェイへの楔のパスを荒木が潰してカウンター。キムミンテが攻撃参加していたこともあって3on3の同数になりかけたが、白井が必死に戻って森島のクロスを体に当てて守った。
 札幌は75分前後に動く。73分に深井⇒ルーカス、75分にジェイ→アンデルソンロペス。ルーカスの中盤センター起用は練習していたのだろうか。そんな思いを抱きながらラスト15分の攻防を迎える。
75分~

8.試合展開 76分頃~試合終了:バスを停める広島


 ミシャのイメージでは、ルーカスのMF起用は駒井のイメージだったのかもしれない。2018シーズンの「MF駒井」の最大の貢献は、ビルドアップの出口を作ることだったと思うが、この状況ではビルドアップの出口は特に必要ない(広島が引いているのでボール自体は前に運べる)。だから駒井のイメージはあれど実際はちょっと違う。オープンなスペースで受けた時に、打開できる選手をとにかく増やしたかった、といったところだったと思う。
 配置は宮澤が右、ルーカスが深井がいた左のまま。しかしルーカスは右サイドが得意なので、ボールを持ったらっ全て右にターンするし、オフザボールではどんどん右に寄る。そのルーカスが前、宮澤が後ろ(恐らくドウグラスヴィエイラをミンテと2人で見るイメージだった)とすると、必然と右寄りの展開に偏る。

 その右サイドでは、ウインガーだった白井は後半の殆どの時間を、ハーフスペース攻略人にジョブチェンジしている。白井が所謂”ギャップ”で受けて、そのまま広島のDF~MF間を攻略。これは79分の下図のプレーでもチャナティップにボールを届けるところまでは成功していて、その意味では狙いとしてはアリだった。広島はやはり、井林がチャナティップを完全にケアしきれず、青山と稲垣に任せないと難しい状況。
(78'45")中央レーンに人が集まるがまだスペースがあり打開できる

 80分を過ぎると広島は11人全員で撤退。状況によってはドウグラスヴィエイラ以外の10人が全員ペナルティエリア内で守っていた。チャナティップが打開を図っていた、中央のスペースが消える。放り込み以外に選択肢がなくなり投了。

9.雑感

9.1 試合について


 月並みだがジェイの4度ほどの数度の逸機が響き、絶好調が続く白井が生む質的優位性を活かせなかった。ゲーム運びについては再び、数試合前と同様に前半は抑え目で後半勝負、に切り替えたが、いずれにせよボールを回収しないといけないシチュエーションでの機能性はもう少し高める必要があるだろう。

9.2 ルヴァンカップ準々決勝に向けて


 H&Aで行われる180分間のゲーム。ミッドウィークに厚別で行われる1戦目はロースコアになるだろう。恐らく9月の厚別は、まだやりやすいコンディションのはず。ホームの札幌がよりアグレッシブに試合を進めるのではないか。それは広島にとっても好都合で、札幌としてはカウンターを食らってアウェイゴール献上という展開は避けたい。そもそも、GKは菅野なのかソンユンなのか、深井や宮澤も起用されるのか、等わからないところもあるが。

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