2017年8月25日金曜日

2017年8月19日(土)19:00 明治安田生命J1リーグ第23節 川崎フロンターレvs北海道コンサドーレ札幌 ~愚かなる前進~

スターティングメンバー

0.プレビュー

0.1 スターティングメンバー


北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DF菊地直哉、河合竜二、福森晃斗、MFマセード、荒野拓馬、兵藤慎剛、石川直樹、FW都倉賢、ジェイ、チャナティップ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF進藤亮佑、MF宮澤裕樹、FWヘイス、内村圭宏、金園英学、菅大輝。メディアでは宮澤のスタメン復帰が予想(兵藤がサブ!)されていたが、まだ怪我が治っていないのか、結果的にはベンチスタート。既報の通りだが、石川直樹が驚きの左WBで初スタメン。1トップは前節得点を挙げたジェイ。ヘイスはベンチスタート。
 川崎フロンターレのスターティングメンバーは4-2-3-1、GKチョン ソンリョン、DFエウシーニョ、奈良竜樹、谷口彰悟、車屋紳太郎、MF大島僚太、エドゥアルド ネット、家長昭博、中村憲剛、阿部浩之、FW小林悠。サブメンバーはGK新井章太、DF板倉滉、MF田坂祐介、三好康児、ハイネル、FW登里享平、森本貴幸。故障を抱えていた小林がスタメン復帰。家長は前節鹿島戦でスタメンに復帰し1得点。

0.2 その他


 JFL時代にはホルヘ・ルイス・デリー・バルデスのハットトリックで札幌が延長Vゴール勝ちした試合もあったが、Jリーグ公式戦における両者の通算戦績は、札幌の0勝3分13敗。公式戦で札幌が川崎に勝利したのは、08年、室蘭でのナビスコカップのみ(ノナトが札幌在籍時に唯一スタメン出場した試合でもある…もっとも他にはFC東京戦の途中出場(4分間)しか記録していないのだが)。

2017年8月19日土曜日

2017年8月13日(日)13:00 明治安田生命J1リーグ第22節 北海道コンサドーレ札幌vsヴァンフォーレ甲府 ~気まぐれなライオンとの心中~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DF菊地直哉、河合竜二、福森晃斗、MFマセード、荒野拓馬、兵藤慎剛、菅大輝、FWチャナティップ、ジェイ、ヘイス。サブメンバーはGK金山隼樹、DF進藤亮佑、MF宮澤裕樹、石井謙伍、小野伸二、FW内村圭宏、金園英学。前節退場処分を受けた都倉は出場停止(TVH中継の解説員を務める)。宮澤はスタメン復帰を予想するメディアもあったが前節に引き続きベンチスタート。少し前は、スタメンの半数以上が道産子という試合もあったが、この試合はスタメン5人が外国籍選手。
 ヴァンフォーレ甲府のスターティングメンバーは3-4-2-1、GK岡大生、DF新里亮、新井涼平、エデル リマ、MF橋爪勇樹、島川俊郎、兵働昭弘、高野遼、堀米勇輝、田中佑昌、FWウイルソン。サブメンバーはGK河田晃兵、DF山本英臣、MF松橋優、阿部翔平、小椋祥平、FWドゥドゥ、熊谷駿。8月頭に加入し、前節8/9の浦和戦で途中出場した高野が初スタメン。

2017年8月11日金曜日

2017年8月9日(水)19:00 明治安田生命J1リーグ第21節 北海道コンサドーレ札幌vs横浜F・マリノス ~セルフ数的不利への道~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DF菊地直哉、河合竜二、福森晃斗、MFマセード、荒野拓馬、兵藤慎剛、菅大輝、FW都倉賢、ヘイス、チャナティップ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF進藤亮佑、MF前寛之、小野伸二、FW内村圭宏、金園英学、ジェイ。出場停止明けのク ソンユンが復帰。宮澤はスタメンを予想するメディアもあったが間に合わず。最終ライン中央には前節後半から出場した河合が起用されている。
 横浜F・マリノスのスターティングメンバーは4-2-3-1、GK飯倉大樹、DF松原健、中澤佑二、ミロシュ デゲネク、山中亮輔、MF喜田拓也、マルティノス、天野純、齋藤学、FWウーゴ ヴィエイラ。サブメンバーはGK杉本大地、DF栗原勇蔵、MF中町公祐、遠藤渓太、前田直輝、ダビド バブンスキー、FW富樫敬真。金井は累積警告4枚で出場停止。山中は第15節から7試合連続のスタメン起用。前節8/5の新潟戦からは中町、天野、富樫に代えて喜田、扇原、ウーゴ ヴィエイラが起用されている。5/14の第11節甲府戦からリーグ戦で10試合負けなし(7勝3分)。2列目のサイドは齋藤が負傷交代した第13節頃から、齋藤とマルティノスが頻繁にサイドを入れ替えてプレーする。話し合い等で決めているそうで、この日はスタートはそれぞれの順足サイドだったが、15分頃からは逆足サイドに入れ替わっていた。

2017年8月8日火曜日

2017年8月5日(土)19:00 明治安田生命J1リーグ第20節 セレッソ大阪vs北海道コンサドーレ札幌 ~間受けの次の一手~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GK金山隼樹、DFキム ミンテ、菊地直哉、福森晃斗、MFマセード、荒野拓馬、兵藤慎剛、菅大輝、FW都倉賢、ヘイス、チャナティップ。サブメンバーはGK杉山哲、DF進藤亮佑、MF河合竜二、石井謙伍、小野伸二、FW内村圭宏、金園英学。前節浦和に勝利したシステムとメンバーがベースだが、ク ソンユンは累積警告4枚で出場停止。宮澤はこの週の練習中にアキレス腱を痛めて欠場。前節試合中に負傷交代した横山(スタメン発表後、右足関節三角靭帯損傷・距骨骨挫傷と発表された)のほか、ジェイはコンディション不良で帯同せず。仙台から完全移籍で加入した石川直樹は、前日に選手登録が完了したが右ふくらはぎ痛で別メニュー調整中。キム ミンテがリーグ戦では1ヶ月ぶりにスタメン復帰。
 セレッソ大阪のスターティングメンバーは4-4-2、GKキム ジンヒョン、DF田中裕介、マテイ ヨニッチ、木本恭生、丸橋祐介、MF水沼宏太、ソウザ、山口蛍、柿谷曜一朗、FWリカルド サントス、杉本健勇。サブメンバーはGK丹野研太、DF松田陸、藤本康太、MF関口訓充、福満隆貴、秋山大地、FW澤上竜一。リーグ戦ほぼ全試合で先発していた松田に代わり、右SBは田中裕介。清武は6/25の第16節仙台戦で負傷し離脱中。山村は左足首痛、山下は右太腿裏の違和感で前節に続いて欠場。第11節から続いていた9戦無敗は前節の大阪ダービーでの逆転負けによりストップしたが、依然として暫定首位に立っている。

2017年8月1日火曜日

2017年7月29日(土)14:00 明治安田生命J1リーグ第19節 北海道コンサドーレ札幌vs浦和レッズ ~”弱者の兵法”の盲点~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-2-1、GKク ソンユン、DF菊地直哉、横山知伸、福森晃斗、MFマセード、宮澤裕樹、兵藤慎剛、菅大輝、FW都倉賢、ヘイス、チャナティップ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF進藤亮佑、MF河合竜二、石井謙伍、小野伸二、FW内村圭宏、ジェイ。事前の予想では、中断期間中に継続して試されていたジェイを頂点に配した3トップ(併せて福森のWB起用も報道されていた)だったが、3日前のセレッソ大阪戦で45分間出場したチャナティップが初スタメン。荒野は累積警告4枚で出場停止。中断期間は7/20にタイでムアントン・ユナイテッドとの親善試合、7/26にルヴァンカップのプレーオフステージ2ndレグを戦い、いずれも控え中心のメンバーで敗れている。
 浦和レッズのスターティングメンバーは3-4-2-1、GK西川周作、DF森脇良太、遠藤航、槙野智章、 MF関根貴大、柏木陽介、阿部勇樹、駒井善成、李忠成、武藤雄樹、FW興梠慎三。サブメンバーはGK榎本哲也、DF那須大亮、田村友、MF宇賀神友弥、長澤和輝、FW高木俊幸、ズラタン。ラファエル シルバは累積警告4枚で出場停止。リーグ戦では4/22に札幌に勝利して以来、11試合で3勝1分7敗。勝った相手は新潟2勝、広島1勝。アウェイでは4連敗中でミハイロ・ペトロビッチ監督の解任も囁かれるようになった。リーグ戦中断期間は、7/12に天皇杯3回戦(ロアッソ熊本戦)、7/15にボルシア・ドルトムントとの国際親善試合、7/22に第22節の先行消化分であるセレッソ大阪戦と、札幌とは対照的にレギュラークラスの選手を投じて強度の高いゲームをこなしてきている。

※いろいろあった試合ですが、これまで通り、ピッチ上で起こっていたことについて書いていきます。

2017年7月10日月曜日

2017年7月8日(土)19:00 明治安田生命J1リーグ第18節 大宮アルディージャvs北海道コンサドーレ札幌 ~怠慢と事故と天賦の才~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-5-2、GKク ソンユン、DF菊地直哉、河合竜二、福森晃斗、MFマセード、宮澤裕樹、荒野拓馬、兵藤慎剛、早坂良太、FW菅大輝、ヘイス。サブメンバーはGK金山隼樹、DF田中雄大、進藤亮佑、MFキム ミンテ、小野伸二、FW内村圭宏、上原慎也。
 前半戦は17試合で勝ち点こそ15ポイントだが、順位は15位で大健闘と言ってよいターンとなった。後半戦初戦は都倉が出場停止、横山は契約条項により起用不可と攻守の核を欠き、16位大宮に乗り込んでの1戦。ジェイ(ボスロイド)は登録が間に合わず、事前予想は各メディアとも早坂をシャドーに配した3-4-2-1。しかし蓋を開けてみれば3-5-2の継続、菅のFW起用という、慎重派の四方田監督らしい?布陣となった。
 大宮アルディージャのスターティングメンバーは4-1-4-1、GK松井謙弥、DF渡部大輔、菊地光将、河本裕之、和田拓也、MF大山啓輔、岩上雄三、横谷繁、茨田陽生、大前元紀、FW江坂任。サブメンバーはGK加藤順大、DF奥井諒、山越康平、MF沼田圭悟、マテウス、金澤慎、FW清水慎太郎。
 5/28に渋谷洋樹前監督が解任され、伊藤彰新監督が就任してからのリーグ戦は2勝1分1敗。前監督体制と最大の相違点は、アンカーを配す4-1-4-1ないし4-3-3の陣形に変えてきたことで、新監督初戦の鳥栖戦では長谷川アーリアジャスールがアンカーだったが、ここ3試合は大山。大前は2節前の第16節、菊地は前節から復帰とメンバーも揃ってきた。またGKも前監督下で第3GK扱いだった松井が抜擢されている。
 J1はこの試合を終えると中断期間に入り、次節19節の開催は7/29。札幌は22日にタイでムアントン・ユナイテッドとの国際親善試合、7/26にルヴァンカップのプレーオフ第2節(セレッソ大阪戦)を控える。

2017年7月7日金曜日

2017年7月1日(土)14:00 明治安田生命J1リーグ第17節 北海道コンサドーレ札幌vs清水エスパルス ~2と3を操る6番~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-5-2、GKク ソンユン、DF菊地直哉、横山知伸、福森晃斗、MFマセード、宮澤裕樹、荒野拓馬、兵藤慎剛、菅大輝、FW都倉賢、ヘイス。サブメンバーはGK金山隼樹、DF田中雄大、MFキム ミンテ、早坂良太、河合竜二、小野伸二、FW内村圭宏。スタメンはほぼいつも通りに見えるが、試合中はヘイスのワントップに近い陣形の3-4-2-1の時間帯も多かった。出場停止明けから福森が復帰し、前節左CBで出場した菊地が右に回った。パワーのあるFWを擁する清水相手にキム ミンテがサブとなった理由について、Twitterで幾つか憶測があったが「累積警告3枚のミンテがもう1枚貰い、次節大宮戦で横山とミンテが両方使えない、という事態を回避するため」という意見が一番腑に落ちる。
 清水エスパルスのスターティングメンバーは4-2-3-1、GK六反勇治、DF鎌田翔雅、カヌ、二見宏志、松原后、MF六平光成、竹内涼、枝村匠馬、ミッチェル デューク、金子翔太、FW鄭大世。サブメンバーはGK高木和 徹、DF村松大輔、角田誠、MF村田和哉、フレイレ、FW長谷川悠、北川航也。リーグ戦前節の負傷(後日肉離れと診断された)によりチアゴ アウベスがメンバー外、金子が8試合ぶりに前線で鄭大世とコンビを組む。ミッチェル デューク、二見は直前の練習を休んでいたがスタメンに名を連ねた。レギュラークラスでは白崎、河井が長期離脱中、開幕からレギュラーで出場していた犬飼も先月離脱している。