2017年1月15日日曜日

北海道コンサドーレ札幌の2016シーズン(3) ~先行逃げ切りスタイルの裏~

1.前書き

1.1 最終節金沢戦・二つのイデオロギー


 シーズン最終節、33,000人の観衆の前で勝利を狙わず、引き分けに持ち込んだ金沢戦の戦い方は大いに議論を呼んだ。主な主張は、「リスクを冒して負けたら入れ替え戦行きなんだから当然だよ」派vs「金払って久々にスタジアムに来た観客に見せる試合じゃないよ」派といったところだった。
 個人的には、最終節の記事で書いた通り、リスクを冒して負けてしまえば、野々村社長や四方田監督の言う通り、シーズンの努力が無になってしまう可能性がある以上、エンターテイメントのためにリスクを冒せ、というのは違うと思う。ただ、一部のサポーターは、プレーオフに回った松本山雅FCの戦いを見て、プレーオフに回らなくてよかった、という思いから考えを改めた人もいるようだが、そうした「いかにファン・サポーターを呼ぶか」という視点を持ち続けること自体も確かに重要である。
その状況で敢えてリスクを負ってコンサドーレはゴールに向かう必要は全くなくなりました。
なぜなら勝点1を積み重ねれば優勝&昇格だからです。
個人的にはこの価値(優勝&昇格)と天秤にかけてラスト5分にリスクを負うメリットが見つかりませんでした。
千葉戦の様な筋書きのないドラマもスポーツの醍醐味ですが、非情な現実を突きつけられるのもまたスポーツの一面です。

        ― 都倉賢 オフィシャルサイト「ラスト5分に思うこと」


1.2 (別の視点から)最終節・金沢戦の伏線

<割り切った試合運びの連続の末に掴んだチャンピオン>


 一方、こうした一種のイデオロギーの衝突的な話と別の視点から考えると、そもそも札幌は2016シーズン、戦術的な理由から、試合の最後までもたない戦い方をしていたと思う。具体的には、都倉は「ラスト5分」と言っているが、リードして70分頃を迎えれば意図的にゲームのペースを落とし、攻撃の頻度を少なくしたり、または相手が比較的、力のあるチームならば終盤に一方的に攻め込まれるような試合展開も何度か見られた。もっともこうした戦い方・試合展開は、いずれも札幌がリードしている、このままの状態で試合を終えれば勝ち点3を獲得できる状況だったため、一概には「金沢戦と同じ」だとは言えないが、90分を戦い切らずにゲームをクローズすること自体は今シーズン、何度も見てきた光景だった。





2.データで見てみる、チャンピオンの実像

2.1 支配率データを見てみよう

<「Football Lab」 支配率データ>


 上記を言葉だけで説明するのは難しく、何らか定量的な指標で示したいところだが、2016年シーズンのJ2リーグはJリーグによるトラッキングデータ等の収集対象になっておらず、その点ではコンサドーレの戦術や戦いぶりについてデータでの裏付けをとることが難しい。
 唯一使えそうなデータが、「Football Lab」の支配率データ。これを札幌の全試合分、時間帯別に記録されているものをエクセルシートに打ち込んでみたものが以下。「0-15」といった数字は時間帯を示している。また試合展開(スコアの進行)が戦い方に影響を及ぼすと思われるので、先制点を奪った時間帯についても併記している。なお「先制点の得点分類」は、特段意味はないが筆者が独自に分類したもの。意外とセットプレーは少なかった。
試合別ポゼッションデータ(Football Lab)より
赤数字…先制した時間帯 青数字…相手にリードを許した時間帯

 わかりやすくすため、数値を色分けして示したが、50%以上ならばオレンジ系、50%以下ならば青系で、階層は5%刻みでグラデーションとした(やや雑な分類なので、もし他にいい分類の仕方があれば教えてください。またスマートフォンでの閲覧には向かないサイズの表ですが、DAZN移行を見据えて大型モニタ等を導入された方も多いかと思いますのでご勘弁下さい)。

<試合結果・時期別の集計>


 上記データを試合結果(勝敗)、時期別に集計したものが以下。時期については月別と、中断期間を意識して2~5月、6~8月、9~11月の3分割でひとまず計算する。

試合結果等、状況別の集計

2.2 浮かび上がる、いくつかの事実

1)全試合平均での数値は50.2%


 ボール支配率については、近年だとペップバルサやバイエルンのような異次元のチームも存在するが、あくまで目安感としては一般には90分間のボール支配率が55:45ならば、拮抗した展開というよりは、55%のチームが押し気味な展開だと言える。
 札幌のシーズン全試合の平均支配率は50.2%。これは「Football Lab」で公開されているデータによると上から数えて10番目。最上位はレノファ山口が圧倒的で、次いでジェフユナイテッド千葉、セレッソ大阪、東京ヴェルディ、京都サンガF.C.、清水エスパルス…と続いている。札幌は順位的にも、数値的にも中程度の数値だと言える。
 なお筆者が集計した数値(50.2%)は、各データの単純集計なので、「Football Lab」の数字(50.3%)とはわずかに祖語が生じることをご理解いただきたい。

2)勝ち試合の平均は49.4%、引き分け・負け試合の平均は52.3%。1-0での勝ち試合は51.3%


 試合結果別に集計すると、勝ち試合では平均49.4%、引き分け・負け試合では平均52.3%と、劣勢の試合のほうが高い支配率を記録している。一方、11試合あった1-0での勝ち試合では、51.3%と、勝ち試合全体の平均よりも高い数値を記録している。
 

<負け試合では点を取りに行くため支配率が落ちない>


 全体的に、負け試合では勝ち試合よりも支配率が高くなっており、特に後述する試合終盤の支配率低下があまり見られていない。これはシンプルに、終盤に負けているとリスク覚悟で攻めに出ており、またJ2では札幌がそうした姿勢を見せると、相手も受けに回る程度の力量のチームが大半なためだと考えられる。

3)時間帯別には、「0-15」、「31-45」が52.2%で最高。「76-90」が48.1%で最低

試合結果に拘わらず、時間帯別には、前半の開始直後である「0-15」、「31-45」がいずれも52%を超えており、ほかの時間帯と比較して高くなっている。一方、「16-30」は「0-15」に比べて低くなっているが、1-0勝ちの場合のみ「16-30」も「0-15」と近い数値をキープしている。
 後半は、勝ち試合では各時間帯とも50%を割り、引き分け・負け試合では50%を超えているが、全体的な傾向としては、試合結果に拘わらず後半開始時の「46-60」は、前半開始時の「0-15」や、ハーフタイム直前の「31-45」よりも低くなっている。

 試合結果で特に大きな差異が出ているのは「61-75」「75-90」の時間帯。
 「61-75」は、勝ち試合全体では47.7%と低いが、1-0勝ちでは、53.0%にまで跳ね上がる。
 そして「76-90」の時間帯は、勝ち試合全体、1-0勝ち共に46%弱と、各時間帯の中で最も低い支配率になっているが、対照的に引き分け・負け試合では54.4%と、最も高い支配率を記録する時間帯である。
試合結果別 平均支配率

4)試合時期別(月別)には、10月(1勝2分け2敗)が54.7%で最高、2・3月(3勝1分け1敗)が46.5%で最低


 月別にみると、支配率が最も高かったのは10月(54.7%、1勝2分け2敗)。次いで5月(52.1%、4勝)。
 50%を割ったのは、2・3月(46.5%、3勝1分け1敗)、4月(49.2%、3勝1分け1敗)、7月(48.7%、4勝2分け)、11月(48.6%、1勝1分け2敗)の4つ。
試合結果等、状況別の集計(再掲)

5)「0-15」の支配率は2~4月の低水準から5月以降改善、「31-45」の低水準は4月以降改善。4~7月にかけて目立つラスト15分「76-90」の低水準


 上記、試合時期別(月別)のデータをより掘り下げてみると、開幕直後の2・3月、4月はそれ以降の時期とやや異なる傾向を示している。というのは、2・3月から8月までの期間、札幌の勝ち負けのペースはそう大きく変わっていない(5月は4戦負けなしと、他の時期よりも好調だったが)ものの、2・3月、4月は「0-15」「16-30」がいずれも50%を割っているが、5~7月は両時間帯とも50%を超えている。
 また時間帯別で目を引くのは、4月~7月にかけての「76-90」の時間帯の低さ。この期間、札幌は20試合で14勝4分け2敗とかなりのハイペースで勝ち点を積み上げているが、それに反比例するかのように低い数字が示されている。
月別 平均支配率

2.3 考察など

1)「ボール保持に拘らなくても勝てるチーム」


 全体的にみると、勝ち試合の支配率が50%を割っていることや、全試合平均でJ2の22チーム中10番目の支配率でしかないデータ等から、「ボール保持により試合の主導権を握ろうとするチーム」、「ボール保持に拘らないチーム」という二元論で言えば、2016年の札幌はその中間~後者寄りのチームだと分類できる。

 過去を遡ると、04年~:柳下正明⇒07年~:三浦俊也⇒09年~:石崎信弘⇒13年~:財前恵一⇒14年途中~:バルバリッチ⇒15年途中~:四方田修平、と続いたトップチームの監督人事の中で、柳下氏⇒三浦氏、財前氏⇒バルバリッチ氏という変遷には、ボール保持を掲げた監督⇒ボール保持に拘らない監督、という共通点があった。
 近年でいうと、ポゼッション志向の財前監督で結果を残せず、よりリアリストなバルバリッチを招聘した経緯(柳下監督⇒三浦監督の流れと似ている)があるが、別記事で書いた通り、バルバリッチはサッカーのスタイル等も含め、フロント(野々村社長)とうまくいかなかったことで解任された、との認識である。

 そこでバルバリッチ路線から"軌道修正"を図るべくU-18から登用されたのが四方田監督。各種メディア等を通じて得られた情報から、四方田監督はバルバリッチにはなかった、「結果を出せる監督の要素」をいくつか持っており、この点については2015年夏のバルバリッチ⇒四方田の監督交代劇は正当だったと言えるかもしれない。
 しかしながら、サッカーのスタイルだけで見ると、四方田監督が昇格に導いた2016年シーズンのチームのプレースタイルは、バルバリッチが目指したスタイルにより近い「ボール保持に拘らなくても勝てるチーム」であり、(また小野の先発起用など、バルバリッチが諦めた幾つかの事案は四方田監督でも解決できなかったことからも)バルバリッチの下で戦った数ヶ月間は、2016年シーズンの歓喜の礎として、もっと評価されてもよいのではないかと思う。

2)5月以降確立された先行逃げ切りスタイルと、試合終盤の失速傾向


 2016シーズンの札幌のキーワードの一つが「先行逃げ切り」。40節の徳島戦で敗れてしまったが、先制した試合は26試合で、23勝2分け1敗と驚異的な戦績を記録した。
 以下は先制した26試合の戦績のみを抽出したもの。4月までの期間、2~10節のうち7試合で先制に成功しているが、4,5,7,9節はいずれも相手が最終的に6位以内に入った、比較的力のあるチームだったこともあるが支配率は40~45%程度と低くなっている。
 これに対し、5月以降の試合では、33節の町田戦(開始3分で先制した)のような試合もあったが、全体的には前半に高い支配率を記録している。一方、後半ラスト15分「76-90」の支配率は5月以降も概ね低水準で、40%を割り込んだ試合が9試合もある。
先制した試合の支配率一覧
赤数字…先制した時間帯 青数字…相手にリードを許した時間帯

 これらから、前半の早い時間帯に攻勢を仕掛けて先行するスタイルは、5月以降に定着してきたが、一方でスコア上は1-0、もしくは追加点を取って逃げ切っていても、試合終盤に攻め込まれる試合が多かったと言える。

3.ラスト15分の冷や冷や展開を招いたFWの過酷なタスク

3.1 ラスト15分の低支配率が示すもの


 ボール支配率が低いということは二つの事象を示している。ひとつは、マイボール時にボールをキープできず、短い時間で相手にボールを明け渡してしまうということ。しかしながら、得点を狙っていくには遅攻だけでなく速攻(短い時間でシュートで終わる=攻撃が終了する)も必要であり、これは必ずしも悪いことではない。
 もうひとつの事象は、相手がボールを保持している時になかなかそれを回収できないため、支配率が低くなるというもの。札幌の場合、試合終盤の支配率の低さに大きく影響しているのはこの点である。

3.2 よく見た試合終盤の景色(7人守備になってしまう)


 ラスト15分で相手に攻め込まれた試合の一例が7/31、第25節の山口戦。下の写真は77分、山口が都倉からボールを奪い返して攻撃に転じるところで、札幌としては攻撃→守備と切り替わるところだが、札幌の前3人(都倉、内村、小野)は守備ブロックを構成しておらず、札幌は7人(最終ライン5、ボランチ2)の5-2ブロックで守る状況となっている。
試合終盤 FWが一度剥がされると守備に加担できなくなる(25節山口戦)
脆弱かつアンバランスな5-2ブロックでは能動的な守備が不可能に(25節山口戦)

 先の記事で説明した通り、連動してボールを奪うには一人の選手では不可能。また人数をかけることとは別に、相手のプレーを限定させるためにタッチラインを巧く使う(タッチライン際に追い込む)が重要であり、札幌でこの役割を担っているのは主に前線3人のうちサイドに配された選手。多くの試合で、試合序盤はFWがサイドに巧く追い込むタスクができているが、試合終盤になると運動量が低下し、ほとんど機能しなくなっていた。
自ら仕掛けてボールを奪うには、FWによるサイドへの追い込み(プレーの限定)が不可欠
FWの電池が切れていない時間帯はこうした守備ができる

3.3 FWのサイドハーフ化という過酷な要求に耐え続けた都倉

1)FWでスタートするも、実際はサイドハーフのような役割を担っていた


 なぜ終盤になると必ず前線の運動量が低下するのか。シンプルに言えば、FWの仕事量・運動量が多すぎるということになる。
 先の画像では、内村が徳島のDF(橋内)をサイドに追い込み、プレー(パスコース)を限定させた上でパスカットに成功したが、実際はこの形を作ってもボールを回収できないことも多々ある。例えばサイドバックがドリブルで内村や都倉を縦方向に振り切ったり、切り替えして進路を内側に変えた場合や、コースを完全に切られる前にバックパス等でボールを逃がし、後方に残っているDF経由でサイドチェンジする場合など。
一般的な4-4-2でのFWの仕事
基本的にはピッチ中央をケアしていればよい
札幌の5-2-3守備のFWの仕事
FWがサイドハーフのような役割を担う構造に

 その場合、サイドで追い込めず、"逃がしてしまった"相手選手を自陣方向に内村や都倉が追いかけたり、逆サイドで展開されている場合にスペースを埋める動きなど、札幌のFW陣の守備タスクは試合を追うごとに、当初の想定よりも過大になっていく。

2)FWの守備開始位置を下げても根本的問題は解決されず


 この問題点が明るみに出ると、札幌はFWの守備開始位置を下げることで対応した。開幕当初、FWの守備開始位置は敵陣側のセンターサークル頂点付近が基本だったが、シーズンが進むにつれ少しずつ下がっていった。これは対戦相手にもよるところもある(開幕当初でもセレッソ戦などは低かった)が、シーズン半ば以降は札幌と同等~やや力の落ちるチーム相手にも低い位置から守備を開始する試合が何度か見られた。
 恐らく守備開始を低くすることで、DF~FW間の距離を狭めてコンパクトな陣形にし、FWのカバーする範囲を狭めようとしたのだと思われる。
3/13 第3節愛媛戦での平均的な守備開始位置
8/25 第12節熊本戦での平均的な守備開始位置

 しかしながら、こうしてFWのポジションを若干下げたとしても、そのタスク(サイドハーフのような仕事も担っている)には大きな変動がなければ、負担の大きさはさほど変わらず、試合終盤になって都倉(シーズンの大半をフル出場していた)がバテバテになる光景は変わらず繰り広げられていたように思える。

4.改めて、金沢戦


 最終節の金沢戦のデータを見ても、ラスト15分(試合をクローズした)の時間帯を除けば、ボール支配率は金沢のほうが上。試合展開を思い起こしても、金沢は札幌のウィークポイントであるヘイスのサイドからたびたび突破を仕掛け、22位という順位に相応しくないクォリティを見せる局面もあった。勝負に「たられば」はないが、もし仮にまともに撃ち合っていたら我々は今のような、期待に溢れたプレシーズンを送っていないかもしれない。

 そう考えると、閉めれる時に試合をクローズした四方田監督の判断は至極妥当だったと思う。あの試合でボールを最後まで要求していた内村は2016シーズン、途中出場・途中交代が多かったが、シーズンを通じて守備タスクを完遂しつつフル出場を続けていた都倉は、誰よりも、「札幌の戦術で90分間戦ったうえで引き分け以上を確保することの難しさ」をわかっていた選手でもあると思う。

5 件のコメント:

  1. バルさんコンサから四方田コンサへのバージョンアップorマイナーチェンジを考えるときに
    問題となったのは都倉にかかる主に守備の負担、ファーストディフェンダーのタスクをどう減らすかというのはあったでしょう。
    バルさんコンサでは3-4-2-1の1トップとして最初にスイッチを入れ、2シャドーも運動量を優先して
    本来はボランチであるニウドを起用した('15年アウェイ岡山戦が守備でハメた典型例だと思っています)。
    四方田コンサになってからは2トップにして都倉が両サイドにチェックに行かないようにしたものの
    都倉の守備のタスクを軽減するところまでには至らなかった…というところでしょうか。

    金園の加入で都倉のバックアップを確保することには成功しましたが、金園&都倉の馬力2トップにしたとしても
    根本的に5-2-3の守備組織ではJ1なら2のところを蹂躙されておしまいという絵しか浮かんできません。
    相手が4-2-3-1として、サイドバックが押し上げてSHが中に絞るだけでもうお手上げになってしまうんじゃないか?と。

    結局迎え撃つ守備をするのなら何年か前にソリマチンがドームで仕掛けてきたような
    3バックの前に3ボランチでもう1枚壁を作る格好にしたほうがまだ行けるような気もします。
    3-3-2-2になるのか3-3-3-1になるのか3-3-1-3になるのかは難しいところですが、
    3ボランチなら守備的2人&攻撃的1人、あるいはアンカー1人&4バックのCHっぽいボラ2人と対処に幅ができるでしょうし。
    どっちにも行けるよ(間受けで動き続けられる上に攻撃参加できる)っていうのが宮澤しかいなかったのが
    兵藤の加入でかなり組み合わせに広がりができるので“J1仕様”に引き上げるならむしろボラがキモかなあと妄想しています。

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    1. >フラッ太さん
      コメントありがとうございます。
      15年の監督交代直後は前線が小野、ナザリト、都倉と使いたい選手がみんなセンターのプレイヤーで、大艦巨砲主義的というかこんなの絶対機能しないだろって思った記憶があります。ニウドは監督共々めちゃくちゃ叩かれてましたけど、使われる理由はちゃんとあるんですよね。個人的には札幌の歴史で、バルバリッチほどサポートされなかった監督はいなかったな、と思っています。

      私も兵藤の加入は非常に期待しています。16年verの3-4-1-2⇔5-2-3でも純粋にアップグレードですし、ご指摘の通り3センター気味の布陣もありかと思います。16年はインサイドハーフが務まる選手が、宮澤以外に前寛之とゴーメ君しか駒がいなかったので、キムミンテと兵藤獲得はその辺も意識したのかもしれませんね。

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  2. こんにちは|´・ω・)ノシ  
    アップされた日からこの記事読むの3回目?4回目?な感じなんだけど、自分の考えがまとまらないので、記事に関するコメントはナシとします。だだバルバリが不遇だったというのには同意しまくり。それから3-3-3-1は観てみたい布陣です。うまくいかないような気がするけど観てみたい。とりあえずそんな感じ。
    昨年は函館戦以外のすべてのホーム戦を生観戦できたのですが、今年は仕事の関係で観戦数が大幅にダウンしそうなので、モチベーション上がらず、新戦力の動画とかもまったく見てない状態(´・ω・`) J1スタートダッシュで快進撃とかなって少しはテンション上がってくれるといいんだが・・・。
    モチベだだ下がりの にゃんむる でした。またのー(´・ω・`)ノショボーン

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  3. 差し出がましい要望になってしまいますが、
    終盤に5-3-2にシフトチェンジした時の支配率の関係性も見てみたいです。

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    1. >がはらさん
      コメントありがとうございます。
      「5-3-2にしたゲームのラスト15分」なら整理できますね。少し時間かかりますが、せっかくなので見てみます。

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