1.スターティングメンバー
- 連休の連戦で大宮もコンサ同様にターンオーバーしており、前節は主力の休養と考えると2節前の14節、vs福島とのメンバーの差異を見るのが良いかもしれません。
- 14節との比較では、左MFの泉、3月に加入して14節で初スタメンだったカウアンディニースがベンチスタートで、それぞれ加藤(左SBから1列上がる)と小島が起用されています。システムはやはりダイヤモンド型の1-4-4-2とするのが適切でしょう。木寺は高校3年生で(たぶん)プロ2試合目。
- コンサは前節からトップにバカヨコ、左MFに原、右にティラパット。家泉と青木がコンディション不良で欠場とのことで、梅津が初スタメン。
2.試合展開
「良い」というより夢景色①:
- 前半のスタッツはボール保持率が41:59。↓はリーグ公式の数字なのでしょうけど、DAZNもほぼ同じ数値でした。コンサとしては大宮にボールを持たせる展開から、8本のシュートを放ち3得点を奪うことに成功しています。
🕕HALF TIME🕕
— 北海道コンサドーレ札幌公式 (@consaofficial) May 9, 2026
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- 大宮はボール非保持が中盤ダイヤモンド型の1-4-4-2、ボール保持の際は右SBの木寺がWBに上がって1-3-2-5の形。
- コンサは大宮のボール保持の形と特徴をおそらく事前に研究しており、大宮はコンサの対応によって前半45分間常に前進に苦労することとなります。
- 大宮が右からガブリエウ、村上、茂木の3バックでボール保持を開始すると、コンサはガブリエウに荒野、茂木にティラパットがマンツーマン気味に前に出ていき、バカヨコは中央で下がり気味で堀米、木戸、原と共に中央の和田と小島を警戒します。
- 基本的に3バックの配置でボール保持をスタートする時は、相手の対応やシステムの噛み合わせにもよりますが、中央よりは左右のDFがボールを運ぶ上でキーになったり主要な役割を担うと想定することが多いと思います。
- 理由としては左右のDFからパスした方が、角度をつけて斜めにパスを出しやすく受け手に前を向かせやすいことだったり、また守る側はなんらかの対応によって中央を固めている場合が多いので、いきなり中央から縦パスをしたりするよりは左右にズレたところから開始した方が突破口を開きやすいためです。
- まず大宮はコンサが↑のように、大宮の左右のDFにボールを自由に持たせないような対応をしていると察知するのが遅かったように思えます。
- コンサは中央の村上と、GK笠原に対しては放置気味だったので、大宮としてはGK笠原と村上、特に村上がボールを保持できることを認識して、コンサの選手が迫ってくるギリギリまでゆっくりドリブルして前進するなどしてコンサの選手が困ることだったり、受け手となる大宮の選手に少しでも近づくようなプレーをトライすべきでした。これができないとbuild-upとは言えません。
- まず村上がそうしたトライをしないので、大宮が中央から縦パスを入れる際は、受け手の和田と小島のアイディアや頑張りに依存する部分が大きく、この2人はコンサの4選手の間で、木戸と堀米を背負いながら前を向ける余地を探すのですが、前半ほとんど前を向いてプレーすることができませんでした。
- この状況で、大宮は中央にパスからの前進ができないとして、別な手として①GKやDFから前線に長い縦パス、もしくはパスというか放り込む、②ワイドの選手にパス、が考えられますが、
- このうち①については、大宮の前線の3選手はコンサのDFを背負った状態で長いパスをキープするようなプレーがおそらく得意ではなく、何度か放り込むもポストプレーが成功することは稀でした。
- またサイズやパワーが不足するのであれば、サイドやDF背後のスペースに走ってパスを引き出すこともできたと思いますが、これもコンサのGK田川(守備範囲が非常に広い)を警戒してなのか積極的には見られませんでした。
- なので大宮はとりあえず正面に放り込むのですが、コンサのDFが難なく跳ね返します。そのセカンドボールを小島と和田で拾うことに専念させてもらえている様子もなく、この2人は様々なタスクを担っているので大宮が回収して二次的な攻撃に持ち込むこともできていませんでした。
- ②については、まずフリーの村上やGK笠原にはサイドの選手に(浮き球などで)配球する能力やトライが見られませんでした。
- となると左右のDF、ガブリエウと茂木から、それぞれ荒野とティラパットに監視されてはいますがなんとか剥がしたりして配球したいところでしたが、この2人にも剥がすような能力が感じられず、特に右利きで左サイドでのプレーが特段得意でもない茂木をここに起用したことは非常に裏目に出たこととなりました。
続・夢景色②:
- コンサの得点場面を振り返ります。
- 44分の荒野の3点目は狙っていたガブリエウへの寄せからミスを誘ったものでしたが、
#荒野拓馬 選手が得意のプレスから2試合連続ゴール⚽️⚽️
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まさに札幌のエンジン🔴⚫️
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- 前半終了間際ですので大宮の選手としては(別にピッチを俯瞰で見るような能力がなくとも)コンサの対応はなんとなくわかっていたはずです。
- パスを出した笠原としてはガブリエウへの対応は予期した上でボールを預けているのだと思いますが、ガブリエウは前を向いて荒野を剥がすというトライが全くできずにバックパス。このプレー以外でもガブリエウと茂木は殆ど前方向にプレーすることができませんでした(但しガブリエウは前半の接触で、脳震盪の疑いがあり45分で交代しています)。
- 順番が前後しますが、前半の早い時間の11分にコンサが木戸のフリーキックから梅津のヘッドで先制し、(おそらく)ボールを大宮に持たせたいと考えていたコンサとしては、そのゲームプランに対する非常に強力な後押しとなる先制点を得ます。
#木戸柊摩 選手の高精度なキックから #梅津龍之介 選手の打点の高いヘディングが炸裂⚽️
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特別指定ながら凄まじい活躍👏
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- まず大宮のセットプレー守備があまりコンサの選手の位置を見ていないので、ラインを形成しつつゾーン主体というか、スペースに人を置いて跳ね返す想定なのでしょうけど、木戸が助走に入る前くらいで既に大宮の選手がコンサの選手の動きに引っ張られてラインがバラバラになっていますし、それでもコンサの選手を全く捕まえられていない、何もできていないような対応になっています。
- またおそらくGK笠原がそこまで前に出てクリアやパンチングをすることが得意でなさそうで、距離があったにもかかわらず木戸が直接ゴール方向に蹴ってくるようなポジショニングからスタートしていますが、これだと大宮のDFとGKの間にかなりのスペースができていて、木戸がそこにボールを落として誰かが触れば極めてイージーに得点チャンスになるだろうな、と蹴る前から見えていた対応でした(この後も似たような位置でFKがあり、その時も大宮は同様の対応をしていました)。
- そして2点目となった39分の得点は、
#ティラパット 選手の初ゴール🇹🇭
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出たら必ず得点に絡むパオ、こちらも凄まじい19歳🙏
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- まず動画では見切れているのですが、直前に大宮のボール保持から、茂木→加藤への斜めのパスが成功して加藤が左サイド低い位置でフリーで前を向きます。
- おそらくこのプレーが、茂木から前半build-upというか味方に前を向く形でボールを渡せたほぼ唯一のプレーだったように思えますが、その貴重なボール保持機会は、加藤がいきなりコンサDF裏へのロングフィードを選択して、田川が難なく処理して消費してしまいます。そこからコンサボールになり、大宮はボール非保持局面へと切り替えますがその切り替えもあまり迅速ではない…というところからでした。
- そして動画のシーンに移り、パクから下がってくるバカヨコへ縦パスで、バカヨコは左サイド(大宮は和田の担当であり、和田は中央も右も両方担当になる)に流れて容易にキープに成功。
- ティラパットにサイドチェンジも成功させ、大宮は2列目の選手がなんとか戻ってきますが、ティラパットがこのシーズン何度か見せている、自らの仕掛けからシュートチャンスを創出するプレーをここでも炸裂させます。
- この時はカットインから5人(加藤、小島、和田、プレスバックしてくる山本、日高)をティラパットが惹きつけて中央のバカヨコへ。バカヨコは打てなくもない状況でしたが和田のスライディングを見て直前でパスに切り替えて原へ。
- パクが絶妙なタイミングでオーバーラップしてクロスのタイミングで、大宮は左右に振られており中央の荒野もティラパットも捕まえられていない状況でした。
2つのタスクを成立させない”速さ”:
- ここまで大宮の非保持についてあまり触れていなかったのですが、
- 中盤ダイヤモンドの右の和田は、役割としては「右」と「中央」を兼ねる形となっていました。
- 基本的に、中央は小島1人で管理するのは難しいので和田も近くにいてスペースを守らなくてはならないのですが、一方でコンサの左の選手(パク)を見れるのも、大宮のシステム的には和田しかいない。左サイドは加藤は「中央」の役割が和田ほどはないのでこのようなミスマッチ感は幾分か薄れます。
- おそらくコンサの左SBに、あまり攻撃参加してこないとか、攻撃参加してもそこまで”速いプレー”(クロスやシュートに持ち込むまでが速い、足が速く敵陣深い位置に入っていくスピードが速い…など)をしてこない選手であれば、和田が中央と右を両方見る役割が成立するというか、あまり速くない選手に対して和田が遅れ気味に対応するのでも間に合ったのかもしれません。
- しかしコンサの左SBパクは、この百年構想リーグで俊足を武器に対面の選手(少なくともJ3の選手たち)を圧倒しており、コンサの2点目の場面も、パクの特徴というか速さが大宮に対する優位性となった形でしたが、この速さや個人能力に対して、和田が2つを担当するという大宮のシステムでは対抗が難しい構図だったと思います。
切り札と適材適所:
- スコア3-0となって前半AT、大宮はカプリーニが身体を張ってFKを得ます。コンサが警戒していたであろう加藤の左足クロスが直接入り、スコア3-1で前半を折り返します。
【ゴールシーン(5/9・札幌戦)】
— RB大宮アルディージャ (@Ardija_Official) May 9, 2026
⌚️ 45+1分
⚽️ #加藤聖
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- 後半に入って大宮はガブリエウ・和田・茂木・カプリーニ→西尾・泉・中山・オリオラサンデーの4人を交代。ガブリエウは脳震盪による交代となりコンサも計6選手を交代できる状況となります。
- それでも4人も替えるとなると思い切った手にも見えますが、ボールの出し手、受け手の両方に問題があり、また守備のやり方も問題があるのでこれくらいは必要だったのは確かでしょう。もっともサンデーと泉は前線の絶対的なキーマンなので、どこかで投入される予定ではあったと思います。
- いきなり後半開始早々に大宮が日高のプロ初ゴールでスコア3-2とします。
【ゴールシーン(5/9・札幌戦)】
— RB大宮アルディージャ (@Ardija_Official) May 9, 2026
⌚️ 47分
⚽️ #日髙元
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- これは直接的には髙尾のミスですが、直前のプレーで、交代策によって左DFに移っていた加藤からの得意の左足ロングパスで山本がコンサDFの背後を取り、田川が出られないところまで侵入して西野に処理させ、西野を中央から動かすことに成功しています。
- 大宮は選手交代によって、サンデーと泉という、このカテゴリでは相手に圧力を与えられるボールの受け手を中央とサイドに配置しただけではなく、DF3人を全てリフレッシュすることにも成功しています。
- 特に左右のDFから配球ができなかったということで、右の村上は中央からの配置転換ですが、左に加藤を置いて、スムーズにプレス回避しやすい左利き、かつロングレンジのパス1発で前線の受け手を使える選手を出し手として確保しましたが、いきなりその特徴が結果につながる格好となりました(後半早々に眠っていた?ティラパットの緩い対応もありましたが)。
- 泉はこのリーグにおいて15試合で10得点、3アシストと最も優れたスタッツを残している選手。髙尾にぶつけて、単独突破だけではなく髙尾の背後にできるスペースを突くような展開を誘発する狙いだったと思います。
- ただ髙尾はこのミス以外は泉に対して非常にうまく対応していて、泉がスピードに乗った状態でコンサゴールに近づくことができた場面は数える程でした。
17歳の衝撃:
- コンサが後半ボールを持った状況では、大宮は前線にサンデーという1人で2人を見れる選手を入れて田川に時間を与えないようにしてきたほか、↓のように前半以上に中盤のダイヤモンド型の4選手を前に出して後方には必要最低限しか残さない、よりアグレッシブな対応に変えてきました。
- コンサはGK田川がサンデーの存在もあり、後方でボール保持することは危険と判断し、前線に浮き球を蹴る選択が前半と同様かそれ以上に多くなりますが、コンサの前線の潰れ役であるバカヨコが後半開始早々に筋肉系のトラブル?で大森との交代を余儀なくされます。
- 大森も本来はまずまず潰れるプレーができるはずですが、試合後に大宮・宮沢監督はコンサについて「身体能力の高い選手に警戒が必要」みたいなことを言っており、私だったらこれはバカヨコ、パクミンギュあたりを想起するのですが、大宮にとってバカヨコが速い段階で消えたことは好都合だったのではないでしょうか。
- あとは田川は妙に荒野に対して浮き球を蹴っていた印象でした(おそらく噛み合わせ的に荒野の方がフリーになりやすいと考えたのでしょう)。
- 大宮のボール保持・コンサの非保持の局面に関しては、コンサはおそらく荒野が後半の速い段階(50分台)で疲れており、前半のように大宮DFに対し寄せることが難しくなったこと、また大宮の左に泉が入りましたが、泉は髙尾の密着マークを受けていて高い位置を取って仕掛けることは難しくても、低い位置で受けてコンサの1列目〜2列目を剥がす作業では一定の貢献をしていたこともあり、大宮は後半、ボールを運べるようになっていたと思います。
- そして60分に大宮の17歳・木寺のビッグプレーから山本が頭で合わせてスコア3-3。
【ゴールシーン(5/9・札幌戦)】
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⌚️ 60分
⚽️ #山本桜大
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- 大宮がボールを保持する中で、コンサはやはり左の泉を警戒しており、髙尾が泉に密着して、髙尾と西野の間のポケットは中盤の選手が埋めるというかそのままDFがスライドする形。
- つまりコンサはピッチ横幅をカバーするというよりは、木寺の右サイド(コンサから見て左)は捨てている状況でした。
- 私もそれまでのプレーを見ていて、木寺は「まぁ普通に右利きの右SBだな」ぐらいに思っていました。コンサの選手もおそらく同じで、この場面のように左足で持って、仕掛けて、フィニッシュまで持ち込めると全く予期していなかったでしょう。
- 昨シーズン、左利きでカットインしてくる選手にやられまくっていたコンサの左SBパクですが、この場面も完全に縦しか頭に入っておらず、木寺が左足でカットインしインスイングのクロスをフィニッシュというプレーに虚をつかれたかのように全くついていけませんでした。ただこの選手に左足がここまである、というのは予測することはほぼ無理だったと思います。
ギリギリのバランス:
- スコア3-3となってコンサは62分に荒野・堀米悠斗→白井・川原。大宮は63分に木寺→関口。72分にコンサは原・ティラパット→長谷川・キング。
- コンサは疲れていた荒野から走力のある白井に変えて前線守備を再編したいところでしたが、前半荒野はほぼ大宮の右DFを見る役割で決まっていたのが、白井はそうした決めが見られず1人で大宮のDF3人くらいを全部見るようになっていたこともあり、選手交代を経ても大宮の勢いを削ぐことはできませんでした。
- 大宮側としてはDF中央に入ることとなった西尾のところが、コンサの前半の対応だとフリーになりやすく西尾がいかにチャレンジできるか?が重要ということにおそらく気づいており、このDF中央の選手からの展開を後半何度か見せたため、コンサの対応がより混乱することとなったと思います。
- 特に戦況が変わらないまま、78分には泉の中央でのドリブル突破から大宮にビッグチャンス。ボックス内でサンデーがシュート(強烈でしたが田川が正面でセーブ)、リバウンドを山本、泉が狙いますが田川が身体を張って防ぎます。81分にも泉の突破から小島がボックス内でシュート。前後の何度かのセットプレー(余談っぽくなりますがこの試合ロングスローを大宮は多用してもいました)でもコンサゴールに迫ります。
- コンサがこの猛攻を耐えて86分、大宮は前線でロングボールを処理しようとしたサンデーが着地で膝を負傷。数分様子を見た後に、交代枠を使い切っていたので10人となる形でピッチを後にします。
- そしてATに白井のスルーパスにキングが抜け出し、コンサはジャンボなワンチャンスをものにしますが、この時大宮のサンデーが抜けていてコンサDFはかなり久々にゆったりボールを持ってbuild-upすることができました。
- 大宮は後半かなりリスクを負って、DFはほぼ同数での対応で、キングを見ていたのも絞った右SB関口のみ、という対応だったこともありますが、それ以上にコンサDFがゆっくり時間を使うことで白井やキングが望ましいポジションに移動する時間を確保できたというのがまずあったと思います。
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3.雑感
- 後半ボコボコにされて最終的には↓のようなスタッツとなりましたが、
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アディショナルタイムに勝ち越し“6連勝”🔥
本日も応援いただき誠にありがとうございました!
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- コンサというクラブにしては非常に珍しく、試合開始からプランがハマって相手を路頭に迷い込ませ優位な展開で進めることができました。私の記憶ではここ数年だと20年のvs川崎(26節アウェイ)、19年のvs浦和(2節アウェイ)、昨年のvs長崎(25節アウェイ、高嶺の負傷交代までの時間限定)くらいでしょうか。
- これらのうち昨年のvs長崎以外は、相手にボールを持たせ、コンサは守ってカウンターという展開に徹したことで優位性を得た試合でしたが、この日も序盤から大宮にボールを持たせ、大宮がある程度ボールを持ってくれる展開となったことがまず大きい。
- ただこの試合に関しては、前半は良いというか出来すぎ、3ゴールというのは相手のミスもあり望外な結果でした。なかなかここまで試合展開以上にスコアに表れることも稀なものです。
- またこの試合を制したことで(PK勝ちを含めて)この百年構想リーグで6連勝となり終盤に見事なスパートを見せていますが、この6連勝期間も(半分はJ3のチームを相手に)ボール保持で圧倒したというわけではなくて相手に持たせて、相手が前に出てきたくれたところでミスを誘ったりして勝ち点を積んでいるので、結局のところコンサというクラブは、ボール非保持のチームなのだろうと思います。
- これらは別にいいとかダメとかではなくて、今後このクラブが発展していくための現状認識の話にすぎないものです。
- 定期的にクラブが迷走したり、もしくは自尊心が膨張すると、「攻撃的なサッカー」といった謎の概念を繰り返し持ち出していますが、8月から始まるシーズンで手っ取り早く結果を出したいなら、もうフットボール的な方向性に関しては「これでいいんじゃないの」という気がします。まぁ3点取られて引き分けになりそうでしたけど(PKがあるけど)…。いい・悪い以前に、方向性として見えているものはこれしかない気がします。
- 無論いつぞやの厚別での試合のように極端なことをしろというわけではありません。スタンダードとして何を掲げるかという話です。それでは皆さん、また逢う日までごきげんよう。







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