2024年6月16日日曜日

2024年6月15日(土)明治安田J1リーグ第18節 京都サンガF.C.vs北海道コンサドーレ札幌 〜とりあえずやりきる〜

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:



  • お互いに、幾分か呑気な(?)監督やフロントスタッフは何を考えているのかわからないところがあるとして、サポーター心理ではここで負けたらこのシーズンやばいでしょ、と思っている状況であろう19位と20位の対決。
  • 京都のリーグ戦ここまでの2勝はいずれもアウェイで川崎と神戸にそれぞれ1-0。ここ2戦は名古屋とセレッソに1-1で引き分けが続いていますが、リーグ戦で最後に勝ったのは4/27の神戸戦という状況。
  • 前節以降の中断期間は、ルヴァンカップはすでに敗退しているため試合なし。この週の水曜日6/12に大宮との天皇杯はCBの鈴木義宜以外はターンオーバーで2-0と勝利しています。
  • メンバーは鈴木義宜の負傷とアピアタウィアの不安定なパフォーマンスもあってCBがウィークポイントで、宮本のCB起用がここ最近は増えています。麻田は天皇杯での負傷によりメンバー外。

  • 中断期間にルヴァンカップで富山とのH&A、札幌での天皇杯(vs栃木シティ)を消化して京都に乗り込むコンサ。カップ戦で菅、天皇杯でゴニ、そして代表招集中にスパチョークが負傷するなど全然中断期間感がない2週間となりました。他にも起用できない選手を整理すると、宮澤、青木、浅野、大森(?)、長期離脱中の深井、高木。特に浅野の回復具合は戦況を大きく左右しそうだと思っていましたが間に合いませんでした。
  • これを踏まえて右DFには髙尾かと思いましたが西野。田中宏武は天皇杯ではJFLの栃木相手に得点に絡む活躍でしたが、その際の右ではなく左で起用されています。

2024年6月9日日曜日

2024年6月9日(日)JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフラウンド 第2戦 カターレ富山vs北海道コンサドーレ札幌 〜2.4 vs 17.2〜

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:


  • 両チームとも現段階のほぼベストメンバーを送り込んできました。コンサはスパチョークが代表招集中のため、長谷川を前線起用。私も把握してなかったのですが21歳以下の選手のスタメン起用義務は無くなったのですね。が、西野を1戦目で休ませて2戦目に起用するというのはちょっと謎ではありますが。

2024年6月6日木曜日

2024年6月5日(水)JリーグYBCルヴァンカップ プレーオフラウンド 第1戦 北海道コンサドーレ札幌vsカターレ富山 〜押しても動かぬときは〜

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:



  • 富山は直近のJ3リーグ戦(沼津相手に敗北)に出場した選手は左SBの安光のみとターンオーバーで札幌に乗り込んできました。リーグ戦では15試合で5勝6分け4敗の8位につけています。
  • またFootball Labを参照すると、FWはこの日スタメンの碓井が9試合スタメンで最多なようですが、ここ3試合はこの日ベンチスタートのマテウスレイリアが起用されており、このような序列の変化が生じているらしきポジションがかなり多く見られてメンバーは固定されていないようです。
  • コンサは3回戦の長野戦のメンバーから木戸がベンチスタートで、原がスタメン。

2024年6月3日月曜日

2024年6月2日(日)明治安田J1リーグ第17節 東京ヴェルディvs北海道コンサドーレ札幌 〜話し合いで解決という幻想〜

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:



  • 試合前の時点でヴェルディは勝ち点21で12位につけ、J2プレーオフからの昇格枠としてはかなりの健闘を見せており、30周年ということでややヴェルディ推しだったリーグとしても期待に応えてくれてここまではニンマリな展開でしょうか。
  • 開幕3節を1分2敗とした後、4節からは11節負けなしで一気に順位を上げ、首位町田には天空の城で0-5と完敗したものの、前節は前年王者の神戸をアウェイで下しており、町田の陰に隠れますがこちらも実力は本物だな、という感じがしてきました。

  • CBの谷口が8節で負傷、山田楓喜がU23代表から帰ってコンディション不良に苦しむなど、どっかの監督なら言い訳したくなる状況で若いスカッドをうまくやりくりしている(ように見える)城福監督の手腕も光ります。その城福監督がずっと練習していた、というのが前節神戸戦で披露した3バック⇆5バックのシステム。1-3-4-2-1と1-3-1-4-2のミックスみたいな感じですがとりあえず守備時の陣形を踏まえこのように表記します。なお長崎時代から「左翼の翁長」ってずっと言いたかったんですけど最近は右翼での起用ばかりらしいです。
  • コンサは川崎戦から離脱していた武蔵が復帰。宮澤が試合前に肉離れのアナウンスで、オフィシャルに負傷が報じられたのが青木、浅野とともに好調な選手をまたも失うことになりました。
  • メンバーは家泉が先発で岡村と同時起用されたのが特筆すべき点で、この形は(CBタイプの選手を中央に2人並べる)はミシャ体制で頑なにやらなかったのですが遂に採用されました。