2020年3月1日日曜日

サッカー観戦における私のフレームワーク

 ヒマなのでアンケートでいくつか意見・要望をいただいた中で、「普段どんな風にサッカーを観ているのか?」というものがあったため公開。2016年からこのブログを書いているが、色々な文献等を参考に少しずつマイナーチェンジしながら、今はこのような感じでやっている。なおアンケートはまだ実施中なので、未回答の方は是非お願いします。

※夜に一気に書いた文章なので、いくつか漏れてたな、って箇所を後で追記しています。


1.最初に考えること

1.1 両チーム(の監督)の頭の中をのぞいてみよう

  • 結論としては、ゲームに際し、両チームがどのような「狙い」を持っているのかをまず考える。「狙い」とは端的に言うと、「得点を挙げ、失点を最小限にするための策」。
  • 「ゲームにおける基本戦略」みたいな言い方もできるかもしれない。ともかく、両チーム(の、戦略や方針を最終決定しているであろう監督)の頭の中をのぞくつもりで、何を考えて試合に臨んでいるのかを考えてみる。「誰々がたくさんシュートを撃っている」、「どのエリアから攻撃している」みたいな”事象”は一旦隅に置いておく。

1.2 頭の中をのぞくために必要なこと

  • 基本セットとして、①チームのコアたる要素(選手、戦略、戦術、価値観、カルチャーetc…)と、②その他背景情報、③ゴール前でできることと&できないこと、にまず注目する。
  • が、これらは、その観戦対象の試合を前半0分から見て考えるよりは、そのチームの過去の試合等から情報を集めて考えていく作業がより多くを占める。当ブログでいうと「プレビュー」で書いている内容がこれにあたる。
  • 試合を見る以外に、練習見学も有益だと思うけど、練習は練習でしかないのも事実だと思っている。加えて重要なことは、筆者がアクセスできる情報の大半は、相手チームのスタッフもアクセスできる
①チームのコアたる要素(選手、戦略、戦術、価値観、カルチャーetc…)前提として、サッカーには相手がいるので、「相手を見てプレーする」のは当たり前。けど、相手がどこだろうと変わらない要素もある。それがこれ。
例えば、中心選手や外せない選手、必ずゲームに絡んでくる選手(在籍年数、能力、チーム内での立ち位置、選手監督からの信頼状況、替えのきかない存在である…etcから読み取れる)は誰なのか。このような選手は大抵、チームに多くのプラスをもたらす。
一方で、完璧な選手はいない。その選手が(固定的に)起用される位置づけだと、選手特性から、チームには何らかの制約が生じることも少なくない。

選手以外にも、クラブとしてどんなスタイルを志向しているのか。日本のサッカーシーンで一番多いのは、(雑に言うと)「とにかくボールを保持して、パスをたくさん繋ぐサッカーがしたい」。
監督の哲学や志向するスタイルもこっちに入る。監督のインタビューなどは、試合を振り返るものよりは、特定の試合から切り離された状況でのインタビューはとても参考にしている。シーズン中に手の内をぺらぺらと喋る監督は少数派だからだ。
②その他背景情報例えば「負けが込んでいて、連敗ストップのために失点をより避けたい(との思惑があると予想できる)」、「連戦で主力選手に疲労が蓄積している状況(だと想定される)」等。
なるべくこの点はマクロに見る(あまり細かい情報に引っ張られない方がいい。あくまでチームとして、どのような背景情報があるか)。
③ゴール前でできることと&できないこと前提として、どのチームも、勝つことを目的としている。全ての努力は勝つためにある。そしてサッカーにはパスを何本つないだ、みたいな芸術点はない。勝敗はゴールで決まる。
だから「ゴールから逆算して考えた時の強みと弱み」どういう形・パターン・構造ならば得点する能力があるか、と、ゴールを守る上で何ができて、何ができない(失点リスクとなりうる)かは、試合を非常に大きく左右する要素であり、どの監督やコーチの頭の中でも重要な部分を占めている。

そして、これは賛否両論だと思うが、ロンドの仕方や、相手DFやGKの選手の癖、相手チームの構造的なウィークポイント、1on1での勝負の仕方、etc…は教えることができる。しかし本質的には「ゴールの仕方は教えられない」。札幌でいうと、ジェイ ボスロイドは得点の挙げ方を知っている。だから、どの監督からもジェイのような選手は頼りにされる。野々村社長が言うところの「クオリティ(がある選手)」はこの考え方に近いと思う。

1.3 実際に頭の中をのぞいてみよう

  • 先日のJ1開幕節、柏vs札幌を例に、上記の”基本3点セット”に基づいて整理するとこんな感じに。
  • この作業はまだそんなに突っ込まなくていい。選手の特徴や明らかに目立つところ、見えている情報からシンプルに整理していけばいい。
Team
札幌
①チームのコアたる要素スタメン(コアメンバー)はほぼ決まっている。キム ミンテをCBで使うかどうかが悩みどころ。
非常にオープンでリスキーな展開を好む監督。
スタメン(コアメンバー)はほぼ決まっている。
相手の強みを消したうえで結果を残すことが得意な監督。
②その他背景情報監督就任3年目の開幕戦。監督のやり方はチームから信頼されている。
キャンプでアグレッシブな守備戦術を試している。
前の週はカップ戦で3-0で勝っている。
前の週はカップ戦で1-0で勝っている。ちばぎんカップにも勝っている。チームの状態は良さそうだが、得点は全て外国人選手。
③ゴール前でできることと&できないことジェイ。ゴール前のクロスボールからの空中戦に圧倒的に強い。
武蔵。裏への競争なら大抵のDFに勝てるスピードがある(但しフィニッシュの精度は要改善)。
福森のスーパーなプレースキック。

3バックは高さがあり、GKも大型でハイクロスに強い。撤退時は基本は5バック。DF枚数が揃っていればクロスには抵抗力がある。
「ハイプレス」をしたい。前で引っかかればチャンスだが、後方にスペースができやすい。人を捕まえる守備主体でスライドに難あり。
福森。攻撃参加に意欲的なDFで、後方にたびたびスペースを作る。
クリスティアーノ。驚異的な右足を持っている。右サイドに配されて、右足がケアされていないと積極的にシュートを撃ってくる。
オルンガ。空中戦もそうだが、加えてスペースがある状態で強い。

4バックで人を捕まえる守備。GKとDFはそこまで空中戦に強くない。右SBの高橋はサイズ不足。


  • ここで「③」はもう少し掘り下げる。「柏のゴール前での、札幌の攻撃」と、「札幌のゴール前での、柏の攻撃」に、シチュエーションを分けて、挙げられた要素を見ていく。
***
「柏のゴール前での、札幌の攻撃」
  • 札幌のジェイに良質なクロスボールが供給されるなら、柏はジェイの空中戦を止めるのは難しそう。
  • 武蔵の裏抜けも同様。
「札幌のゴール前での、柏の攻撃」
  • 札幌DFの枚数が揃った状態での空中戦なら、オルンガ相手でも簡単に失点しそうにない。
  • 一方、スペースがある状態でオルンガが走ると、札幌のDFでは止められない(キム ミンテがいれば対抗できるか微妙→できませんでした)。クリスティアーノも同様で、右足はスペースがある状態で威力を発揮する。
***
  • こんな感じの整理になる。
  • これを踏まえ、「いかにゴールを奪い失点を減らすか」という原則に基づくと、両チームの監督の頭の中は概ね以下のようになると予想できる。
***
札幌の監督の頭の中
  • ジェイの空中戦で勝負しよう。
  • オルンガに好き放題させないように、ゴール前でスペースを消して守ろう。
柏の監督の頭の中
  • オルンガやクリスティアーノが相手ゴールに近い位置で、スペースがある状態で得意なプレーを発揮できるようにしよう。
  • ジェイへのクロスボールを寸断するか、ラインを高く保つかなどして、ゴール前での空中戦をなるべく回避しよう。
***
  • ここまでが、「頭の中をのぞく」。


  • と言いたいところだが、まだある。「いかにゴールを奪い失点を減らすか」という原則に基づいて合理的に考えると上記のような考え方になるはずだが、例外もある。「ゴールを奪い失点を減らす」に
  • 今回の場合は札幌に例外がある。「ゴールを奪い失点を減らす」に便益のあると言えるか微妙な振る舞い…ハイプレスを札幌がするだろうというのは、キャンプに関するメディアの報道や、監督のキャラクター、2019シーズンの戦い方からわかっていた。繰り返すが、これらの情報は相手チーム…柏のスタッフも同等にアクセスできる。
  • 上記を踏まえると、互いの監督の頭の中はアップデートされ、
***
札幌の監督の頭の中

  • ジェイの空中戦で勝負しよう。
  • オルンガに好き放題させないように、ゴール前でスペースを消して守ろう。
  • (ゴール前にスペースができるとしても)後方の選手の数はなるべく削って、敵陣に多くの選手を送り込んでボールホルダーにプレスを仕掛けよう。
柏の監督の頭の中
  • オルンガやクリスティアーノが相手ゴールに近い位置で、スペースがある状態で得意なプレーを発揮できるようにしよう。
  • ジェイへのクロスボールを寸断するか、ラインを高く保つかなどして、ゴール前での空中戦をなるべく回避しよう。

***

  • (札幌は特殊で、ちょっと違うけど、)お互いに得点を奪い、失点を回避するためにそれぞれのゴール前でどういう展開に持ち込みたいかがわかる。これが「頭の中」で、柏戦の「プレビュー」では、お互い頭の中はこのようだろう、とした。

  • なんかFWの話ばっかじゃね?と違和感のある人もいるかもしれない。が、つい最近シメオネが同じようなことを言っていた。他にも、かつてユベントスがトップ下:ジダン、前線にデル・ピエロ&ヴィエリ(インザーギだっけ?)の構成だった時に、アンチェロッティだかリッピだかも同じことを言っていた気がする。「前線の選手があまり足が速くなくカウンターに向かないので、ラインを上げて敵陣で戦う設計にする必要がある」。
  • Jリーグだと、同じミシャ式とされる札幌と大分トリニータ(2019)の違いが分かりやすいと思う。札幌はジェイと鈴木武蔵、アンロペことアンデルソン ロペス、そして2017シーズンまでは都倉という大型選手が前線におり、ここ数シーズンは常に空中戦勝率はリーグでもトップクラスだ。
  • 一方で大分(2019)の前線は藤本、後藤、シーズン途中からは藤本が抜けてオナイウがキープレイヤーに。藤本はカウンターでも威力を発揮するが、大分は徹底して「相手DFとGKの前にスペースを作ってそこに速いクロスを送って藤本がワンタッチで合わせる」というパターンをゴール前で作ろうとしており、ボール保持時のプレーは全てこの得意のパターンから逆算されていた。これなら高さのない藤本や後藤でも相手DFを出し抜ける。
  • 相手のDFが揃って、DFとGK間にスペースがない場合は大分は安易にラストパスを出さずにボールを最終ライン、時にGKまで戻して作り直し、相手の1stディフェンスをおびき出してスペースを作ってからまた同じパターンを狙っていく。なので、大分は仕掛ける形が決まっており、シュートの本数自体は少ない。そしてそれは、前線の選手の選手特性から逆算されてデザインされている。

2.試合を観戦しよう

  • ようやく試合観戦編である。試合前にこのような感じで「頭の中をのぞく」作業をしておくと試合の見方が変わってくるのでおすすめしたい。
  • が、忙しい人は、当該チームの試合を見たり、情報を集めたりはできないかもしれない。そういう時は(ツイッター等で)詳しそうな人に聞くとか、ハイライトだけ見ておくとかで情報収集しておくといい。最近は各所でハイライト動画も見れるし、興味深い記事やブログも読める。
  • それも無理なら、試合開始10~15分くらいで、頭の中をのぞくことができるように頑張る。難しいけど。

2.1 序盤は仮説(「頭の中」)を検証しよう

  • 1.3の最後に書いたが、「頭の中をのぞく」ことは結局、お互いのチームがどんな展開に持ち込みたいか、という仮説の構築に帰結する。大抵キックオフから15分程度を観察していれば、その仮説が正しいかはわかる(まれに、15分経っても手の内を明かさない場合もあるが、その場合は後でキャッチアップしよう)。少なくとも前半45分が終わってハーフタイム突入時には、仮説が正しかったかどうか、自分の中で答えは出ているはず。

2.2 基本構造を押さえよう

  • 筆者はマッチレビューに必ず「基本構造」という章を書いている。これは「シチュエーション(どんな時に)」と、その時の「互いのチームの意志」(何をしようとしていたか)、その「メソッド(選手を使って、どんなやり方をとったか)」、その「結果(何が起こっていたか)」などについて整理したもの。
  • シチュエーション別に、試合中、繰り返しもしくは永続的に見られたようなものについて、2~3程度、書くようにしている。

  • シチュエーションは基本的に「サッカーの4局面」の考え方を使う。すなわち、①「自分たちのボール保持」、②「自分たちのボール非保持」、③「自分たちのボール保持からのボール喪失(ネガティブトランジション)」、④「自分たちのボール非保持からのボール奪取(ポジティブトランジション)」。
  • ただ筆者はこれも難しい考え方だと思っている。「ボール保持」も、ピッチ上のどのエリアで起こっているかで、とりうるアクションや判断基準が違う。なので、筆者は①-1:自陣ボール保持、①-2:敵陣ボール保持、みたいに分けて捉えており、「基本構造」を整理する時もそれぞれ別物として整理することにしている。
  • 4局面じゃなくて6局面になるけど、全部取り上げると大変なので、ブログのマッチレビューでは特に試合に影響するな、と思うものを中心に2~3に絞っている。
  • 何度も繰り返すが、この時も一番大事なのは「互いのゴール前」。まずゴール前でお互いが何を考えているか、を押さえて、それ以外の局面を見ていくことが重要。
  • ただし、留意点としてサッカーにおける攻守は一体だ。また、「ボールを持っている=攻撃している」とは言い切れないときがあるし、「同様にボールを持っていない=守備をしている」とも言い切れない。記事中に何度か書いている、「得点するための試み」と「失点リスクを回避するための試み」は、ボールの保持/非保持とは必ずしも一致しないし、「得点のためでもありつつ、失点リスク回避のためでもある試み」も存在する。こちらが「エメルソンと播戸竜二さんの2トップ、中盤が野々村、ビジュ、アウミール、最終ラインが大森健作さんetc」なら、相手がボールを保持しており、こちらは自陣でブロックを築いている状況は、まさに「失点リスクを回避しながら得点を挙げるための試みを行っている」状況だ。

  • 次に、あるシチュエーションでのお互いのチームの「意志」について。
  • 例えば、「柏が、柏のゴール近くでボールを持っている時の、柏と札幌の意志」…お互いが、ゴールを奪い、失点を避けるために何をしたいのか。
  • 開幕戦を例にすると、札幌は柏陣内でボールを奪いきりたい(撤退しない)。柏は簡単にボールを蹴る(リリースする、放棄する、五分五分にする)ことはしたくない。けど、前線にスペースができればオルンガやクリスティアーノに勝負させる、というような意志があった。

  • 次に「メソッド」(お互いに選手を使って、どんなやり方をとったか)。みんな大好きシステム・フォーメーションなどの図がここで登場する。昨年までは「footballtactics」に大変お世話になった。今年からは「tacticalista」を使っていきたい。
  • これについては、「●●優位」という言葉を聞いたことがあるかもしれないが、①局面的な選手の数(数的な優位・不利)、②選手の能力差(質的優位・不利)、③選手の配置の工夫(配置的優位・不利)、④プレースピードの差(時間的優位・不利:判断とか、人やボールが動く速さとか)、この4点+αが観察ポイントになる。
  • 慣れない人はとにかく”鳥の目”を持ったつもりで俯瞰的に、選手の配置をまず見る。次に、ボールがどう動くとその配置が変わっていくか。特にボールを持っていない側が、何を基準に「守っている」(失点のリスクを回避しようとしている)かを見るといい。ボールの出し手なのか、ボールの受け手なのか、危険な(釣中央の)スペースを使われないように選手を番人のように置いているのか。
  • そして、何を捨てているか。国際基準のピッチサイズ、105×68mを全てカバーすることは不可能なので、絶対何らかの取捨選択がある(捨てているか、神(GK)に祈るなどしている)。
  • ボールを持っている側は、その相手の対応を見ながら、最終的にゴールが期待できる選手にどのようなシチュエーションを作ろうとしているか。そのために、どうやってボールを届けようとしているか。そのキーパーソンは誰か。
  • ボール保持側から見ると、基本的に前線の選手にゴール前で勝負させるようなボールを届けるには、まず味方全体が敵陣に侵入する必要がある。
  • だから敵陣に侵入する(=本来の意味のビルドアップ)が一つのシチュエーションとしてキーになるが、たまに、ビルドアップに特段のメソッドを必要としない場合がある。相手が最初から自陣に撤退している場合だ。そういう場合は、「どうやってビルドアップするか」は基本構造としては押さえておかなくてもいい。他にも、自陣でのプレーと敵陣でのプレーがシームレスになっている場合もあるし、あまり4局面とか6局面とかにとらわれなくてもいいと思う。
「基本構造」を示す図の例(開幕節の柏のボール保持における札幌のプレス)

  • 最後にその結果、どうなっていたか。概ねどちらかのチームの思惑通りになっていたのか。五分五分だったのか。それをチェックしておこう。

2.3 「基本構造」に影響を及ぼすトピックを注視しよう

  • 余程”奇策”があったりしなければ、試合前の準備段階で、だいたい「基本構造」としてどのようなシチュエーションがあり、どのような結果になるのかはある程度予想できる部分がある。
  • 一方で「基本構造」は永遠ではない。オシムおじいちゃんが言っていたが「サッカーにはミスがつきもの」だ。準備してもその通りにいかない場合もあるし、「うまくいかない」が一度だけの場合もあるけど、何度もうまくいかない場合がある。その時には試合の構造が変化している。
  • 試合の構造に変化を及ぼすトピックと、その変化の程度や結果をもチェックしておこう。よくあるのは選手交代や、選手の疲労やコンディション低下、それらに付帯的なシステムの変更など。
  • 他にも、開幕戦の柏vs札幌だと、開始早々に札幌のキム ミンテとク ソンユンの続けてのミスがあった。それまでは柏のシステムの穴を突いて札幌が攻勢だったが、ミスによって柏にセットプレーが与えられたことや、ミスを嫌って札幌がリスクを冒すプレー(自陣ゴール前でもボールを保持する)を回避するようになった。こうなると展開は変わってくる。このようなトピックを注視しておきたい。

ピンポイントな話だが定量データについて。

  • 定量データは一見、説得力があるように見えて、ハンドリングする側が「好き勝手に解釈ができるツール」。以前「サッカーの分析って定性分析だけで十分なんじゃない?」みたいな記事を書いている人がいたけど、私も同じ意見。
  • 定量データを扱うなら、まず統計学の基礎…有意差だとかサンプル数の考え方は押さえておいた方がいいと思う。データの性質によっては、例えば1試合とか2試合を見て収集したものでは、「これ統計学的にまったく有意ではないんじゃね?」と感じる場合もある。


疲れたので一旦この辺で、、、続き「マッチレビュー編」は近日公開(するかも、しないかもしれません)。

1 件のコメント:

  1. 去年のJ2後半戦で徹底的にオルンガを殺してきたのにウチは無策でやりたい放題やらせたからあーなった的な記事がありました。
    長嶺さんも四方田さんもミシャもオルンガの強さや、柏のオルンガのウェイトについて知らないことはないと思いますが、そこでほぼ放置したくなるスタッフの意図が気になります(笑)

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