1.予想スターティングメンバー
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予想スターティングメンバー |
1.1 札幌
×(非帯同、欠場確定) | ※特になし |
×(負傷等で欠場濃厚) | MF駒井(右膝半月板損傷) |
*(負傷等で出場微妙) | ※特になし |
IN(夏マーケットでの加入) | DF田中(特別指定選手登録) |
OUT(夏マーケットでの放出) | DF中村(Honda FCへ育成型期限付き移籍)
MF中原(ベガルタ仙台へ完全移籍)
MF小野(FC琉球へ完全移籍) |
名古屋はアンカーシステムなので、予想は1-3-4-1-2。が、120分間を戦ったルヴァンカップからは中6日。試合後の2日間はオフで休ませたが、キーとなるトップ下の
チャナティップらはまだ疲労が抜けていないようだ。その決勝戦を欠場した宮澤は29日の練習から完全合流したとの報道。深井の疲労を考慮すると、入れ替わる形でのスタメン復帰も予想される。他には、
負傷を抱えている進藤の状態も気になるところだが。
1.2 名古屋
×(非帯同、欠場確定) | FW赤﨑(累積警告4枚で出場停止) |
×(負傷等で欠場濃厚) | ※特になし |
*(負傷等で出場微妙) | ※特になし |
IN(夏マーケットでの加入) | DF太田(FC東京から完全移籍)
MF山田(横浜F・マリノスから育成型期限付き移籍)
FW深堀(ヴィトーリアSCへの期限付き移籍から復帰) |
OUT(夏マーケットでの放出) | DF金井(サガン鳥栖へ期限付き移籍)
DF櫛引(大宮アルディージャへ期限付き移籍)
DF菅原(AZアルクマールへ期限付き移籍)
MF小林(大分トリニータへ完全移籍)
MFマテウス(横浜F・マリノスへ期限付き移籍)
MF相馬(鹿島アントラーズへ期限付き移籍)
MF秋山(ジュビロ磐田へ期限付き移籍)
FW大垣(いわてグルージャ盛岡へ育成型期限付き移籍) |
負傷者は(たぶん)いない。期限付き移籍での放出が多いのは、マテウスと相馬は「来年戻すから」とのことだが、恐らく中堅~ベテランの選手は複数年契約中なのだろう。
9/23のフィッカデンティ新監督の就任から1ヶ月が経ち、この間にリーグ戦3試合を消化し、戦績は2分け1敗。メンバーは和泉と長谷川アーリアジャスールのところが五分五分だが、基本的には「特徴がわかる(監督が把握している)選手」を起用している印象だ他、起用されていない選手でスタメン起用が考えられるのは宮原か。
2.今期の対戦のおさらい
2019年3月30日(土)明治安田生命J1リーグ第5節 名古屋グランパスvs北海道コンサドーレ札幌 ~責任の取らせ方~
風間監督の名古屋は、序盤からその志向する「敵陣に相手を閉じ込めてプレーする」を実践すべく出足が鋭い。札幌のGKクソンユンから始まるビルドアップには、4~5人を投じたプレスで対抗し、マイボールはジョーボールを駆使してとりあえず札幌陣内に運ぶ。宮澤がCB起用の札幌はジョーボールへの脆弱性もあり序盤から名古屋の侵入を許す。
札幌もロペス、チャナティップが前残り気味で序盤から撃ち合いの様相。全裸に靴下だけで殴り合うような展開から、17分にカウンターで、名古屋がシャビエルのゴールで先制。ポジショニング無視でボールに寄る風間スタイルに対し、受け渡し守備主体の札幌は再三マークが外れて決定機を招く。31分、39分に続けて失点し、前半だで0-3。勝負は決した。
良い子のみんな、そして次の勝利をもって、感傷に浸るのは終わりにしよう。
シャドーが開いて外々でビルドアップする。
左利きが多い。
クロスを上げるなら左にいると都合がいいが、それ以外は都合が悪い。
だから左の前田よりも右のシャビエルのサイドから前進したそうで、吉田経由での前進が多い。
色々探っているように見える。
大分戦ではアクション型の守備。
3.戦術面の一言メモ
3.1 札幌
コンセプト | 5トップで攻めて5バックで守る。相手の攻撃機会や攻撃リソースを奪う(守勢に回らせる)。 |
ボール保持
(自陣) | 1-4-1-5や1-5-0-5の形からサイドのDFが持ち上がってシャドーやトップに縦パスを狙う。 |
ボール保持
(敵陣) | 引いて受けるチャナティップに預けての打開。フィニッシュは右の白井の仕掛けから。 |
ボール非保持
(敵陣) | 「ボールを取り上げたいチーム」との対戦を除いてはハーフウェーライン付近まで撤退。 |
ボール非保持
(自陣) | 1-5-2-3でセットしてマンマーク基調で守る。最終ラインはなるべくスライドせず5枚を残しておく。 |
ネガティブ
トランジション | 前線の3選手はなるべく下がらず即時奪回に切り替え。後ろはすぐに戻って人を捕まえる。 |
ポジティブ
トランジション | 自陣で奪った時はトップ(ジェイ、アンデルソン ロペス)、シャドーのチャナティップを探して預けて速攻を狙う。 |
セットプレー攻撃 | キッカーはほぼ全て福森に全権委任。ファーサイドのターゲット狙いが多い。ゴールキックはなるべくCBにサーブしてからポジショナルなビルドアップを狙う。 |
セットプレー守備 | コーナーキックではマンマーク基調。 |
その他memo | 同数で守る3バック相手なら対人に強い1トップ2シャドーがターゲットで質的優位を活かす。ギャップのできやすい4バック相手ならWBへのサイドチェンジを狙う傾向が強い。 |
3.2 名古屋
分析対象は28節大分、29節仙台戦。
コンセプト | リスク管理をしながらセーフティに前進し、ゴール前で個を活かして襲撃。 |
ボール保持
(自陣) | 基本的にはボールを大事にする。ジョーボールの優先度は低い。SBと、サイドに流れてきたインサイドハーフで縦関係を作って外→外で前進。右の吉田-米本ラインが多い。ハーフスペースで待つシャビエルに預けるまでがセット。 |
ボール保持
(敵陣) | オープンな状態での太田の攻撃参加からのクロス。膠着した時は作り直すか、前田の突破。
フィニッシュは放り込みが多く、やや単調な印象。 |
ボール非保持
(敵陣) | 相手GKが関与する展開にはハイプレス。ボールホルダーをマークする選手以外は中間ポジションに立つ。
セット守備はシミッチをアンカーにした1-4-3-2-1で敵陣センターサークル付近(要するにミディアムな高さ)にセット。1列目は中切り、サイドに誘導してインサイドハーフがスライドしてゾーン気味に守る。
意外にも前田よりシャビエルの方がプレスバックの優先度が高い。 |
ボール非保持
(自陣) | 4-3ブロックが迅速にゴール前までリトリートして人を捕まえる。CBのスライドは許容されている。足りないところはアンカー(シミッチ)を下げて枚数確保。
時間を得るとシャビエルも右MFまで下がってくる。前田は前残り気味。 |
ネガティブ
トランジション | 撤退優先で枚数が揃ったらボールにアタック。 |
ポジティブ
トランジション | ポジション整理を優先し、あまり速く攻めない。 |
セットプレー攻撃 | キッカーは太田。他はシャビエル、前田。全員左利き。 |
セットプレー守備 | ※確認中。 |
その他memo | 新監督になり、トランジション等の判断基準を整理している印象。 |
4.想定されるゲームプラン
・名古屋はミシャチームがあまり得意としない、アンカーシステムに変わっている。今シーズンここまで、札幌はアンカーシステムの浦和(第2節)、ガンバ、
神戸(第25節)戦では全てトップ下を置く1-3-4-1-2を採用している(但し、神戸戦では後半からの採用)。神戸戦と同じ1-3-4-2-1でのスタートもなくはないが、荒野トップ下の3連コンボだったガンバ3連戦の様相、そして
名古屋のアンカー・シミッチのクオリティを考えると、恐らく(ミシャ的には)最大限の警戒をしてくるはず。リーグ戦でここ4試合勝ちがないことも、この判断に影響しそうだ。
・
ルヴァンカップ決勝戦を見ていたという名古屋。ジョーの言葉を真に受けるなら、恐らくまず札幌の、自陣でリスクを抱えながらボールを保持するプレーには注目すると予想される。これに対してはハイプレスでの迎撃が有力だ。
・そしてミシャの代名詞、5トップでのアタックに対する対処も入念に確認してくるだろう。ただ、札幌は[1-3-4-1-2]なら、いつもと比べて前線の枚数が1人減り、チャナティップはいつもよりも更に低いポジションからのスタートが多くなり、そして得意の5トップ布陣に変形するには武蔵やチャナティップがいつも以上に移動することになる。この違いは大きく、
札幌は恐らく名古屋が思うほど遅攻主体にはならないと予想する。お互いに、後ろの枚数が多めの時間帯が多くなりそうだ。
5.想定される試合展開とポイント
5.1 名古屋のスカッドの特性とボール保持時の傾向
(1)右からの前進
名古屋は主力に左利きの選手が多く、予想されるスタメンの6人を締める。かつて札幌も、福森、上里、ゴーメ君、ジュリーニョ、そしてセレッソの恋人・都倉が揃ったことがあったが、この5選手はそれぞれ適所に配されていた。前線は左利きが2人並んでいるが、都倉は右、ジュリーニョは左サイドが得意。残りの3選手はいずれも左サイドで起用されている。
左利きの選手は、敵陣ゴール側を向いてボールを保持した時に下図の向きにボールを動かしやすい。
丸山の正面に、ジェイ ボスロイド様が正対して威圧してきたとする。丸山は自分の身体の中心よりもやや左で、自然とボールを持つことになる。正対している時に、左足を巻き込むようにして丸山から見て右側にパスを出そうとすると、ジェイ ボスロイド様のお体にボールが当たってしまう。だから相手と正対した時は、自分の左方向にボールを流しやすい。
前線のシャビエル。フィニッシュ(パス、ドリブル、シュート)の際に、最終的に左足でボールを扱うので、ボールを自分の進行方向左に転がして前進したい。だからシャビエルも前田も、下図のようなベクトルで進むことが多くなる。
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左利きの選手は左向きに進みやすい |
前田はこのまま進んでいくと、ゴールから遠ざかってしまうことになる。これは是とするか否とするか、チームとしての考え方によるが、サイドからのクロスでフィニッシュなら、名古屋は太田という選択肢も持っている。
この選手特性もあって、名古屋のビルドアップは、
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右で作って左利きの選手が中央~左向きに展開 |
右サイドで作って、左利きのブラジリアン2人が左足で、左方向を向きながらの展開が多い(左に流すのが自然だが、シミッチは裏をかいて右や中央に展開することもある)。
CB中谷⇒SB吉田⇒MF米本までのラインはミスが許されない。ここはサイドから運ぶことで中央でのロスト(⇒被カウンター)リスクを回避。しかし、米本から先にはサイドで進めないので、基本はシャビエルに預けての展開になる。
右サイドで作ると、相手の人と意識は右に寄り、左サイドはオープン。名古屋の左、太田と前田は、共にクロッサー、ドリブラーとしてはクオリティがあるが、ビルドアップで力を発揮するタイプではない。この2人は主にフィニッシュへの関与が期待されており、特に太田のクロスはフィニッシュのメインパートだ。
(2)アンカーシステムの採用が有力な札幌のキーポイント
札幌が[1-3-4-1-2]を採用するなら名古屋とは全てのポジションでマッチアップが揃う。これは非常に人を捕まえやすい反面、リスクもある。1on1の性質が強すぎて、誰かがやられたらカバーが難しく一気にバランスが崩れやすい。
札幌の前線の[1-2]のところはそのメリットがわかりやすい。名古屋のCB2人と、中央の要注意人物・シミッチに人を当てやすい。問題はサイドで、米本とシャビエルがポジションを入れ変えてくる。菅が吉田に当たるとする。宮澤はシャビエルを優先すると、終着点の米本のマークはあいまいだ。
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札幌は米本が曖昧になりそうだが米本はそこまで警戒しなくてもいいかも |
もっとも、米本がここで受けたとしてサイドを爆走できる選手でもない。名古屋はこの後の展開を用意しておきたいし、札幌は基本は、常にシャビエルとシミッチを空けないこと。準備期間が短い中で、このあたりの取捨選択が整理されているかもポイントだろう。
5.2 名古屋の最大の狙いどころ
鳥栖時代のフィッカデンティは特段ミシャ式対策をしてきたという印象はない。なので、名古屋は5バックでミラーにしたりすることはなく、基本はいつもの形がベースになるだろう。
ミシャ式の亜種ともいえる大分戦での名古屋の対応を考えると、恐らく札幌が自陣深くでボールを保持した時には高い位置からの守備で対抗してくる。対する札幌も、直近のルヴァンカップ決勝では川崎の圧力に屈しず、ボールを保持する(&相手の1stディフェンスを突破する)がキーワードになっていたので、この攻防が繰り広げられるシチュエーションは揃っている。
名古屋は[1-4-3-3]の陣形で、ジョーがボールを追い、他の選手は中間ポジションを取る。例えばシャビエルは、宮澤と荒野の間。どちらにも行けるポジションを取って牽制する。前田も同様。
問題はその後で、米本やシミッチ、和泉も同様の方針で対応するが、
ミシャ式がそのオリジンな配置を取ると、中央の3選手は守る人もスペースも存在しなくなる。
対する札幌は、福森がいつものようにビルドアップにあまり関与しないポジションを取れば浮く。ここに浮き球のフィードなどでボールを供給できれば1発で名古屋の1列目を突破し、「福森がフリーかつ名古屋は(特に横幅の)枚数不足」という状況を作れる。タイミングを見て降りてくるであろう、チャナティップの存在も名古屋には悩ましい。
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中間ポジションからのプレスを狙いたい名古屋 |
だから名古屋が[1-4-3-3]のままでハイプレスをすることで、
札幌のリスキーな局面を狙っているが、実は名古屋も(フィッカデンティが嫌いな)色々リスクを抱えることになる。それでも、恐らく勝ちがなく、また得点にも見放されているチームにとってここは重要な狙いどころのため、互いにリスクを背負った攻防が繰り広げられると予想する。
5.3 札幌の狙いどころ
名古屋のセット守備の特徴は、シャビエルと前田の役割の違い。[1-4-3-3]でセットするが、最前列[3]の右のシャビエルは2列目までプレスバック。
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シャビエルは積極的に「MF化」する |
逆に左の前田は、終始前残り気味で運用されている。大分戦では後半途中から、4バックに近い布陣にもなっていた。かつての「MSN」時代のバルサの、オフザボール時のネイマール役がシャビエル、メッシ役?が前田とも言える。
日本人とブラジル人のステレオタイプなキャラクターを考えると逆のほうがいいように思えるが、これは
ポジティブトランジションの際の前田の突破力への期待が大きいのだろう。
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左サイドは前田は戻らずMFがスライドする |
左SBの太田の起用も、どちらかというと攻撃重視の起用だ。サイドに蓋をすることを考えると、宮原・吉田コンビの方が安定するはず。太田が使われているのは、特徴がわかりやすいこと、そして直接ゴールを脅かせる必殺の左足への期待が大きいためだろう。そう考えると、
風間監督=攻撃的、フィッカデンティ監督=守備的、という図式は必ずしも当てはまらないように思える。ザッケローニが再三強調していたように、全ては「バランス」なのだろう。
札幌はこの太田のサイドで勝負したい。かつて早坂良太が引き裂いた太田のサイドは、白井なら十分に勝負になるはず。名古屋の対応なら、チャナティップの得意とするバイタルエリアの中央~やや左はなかなか空きにくい。そして前田からのカウンターを狙っていることを考えると、サイドでの攻防…簡単に白井は勝負できるか、そして勝てるかがポイントになる。
用語集・この記事内での用語定義
1列目 | 守備側のチームのうち一番前で守っている選手の列。4-4-2なら2トップの2人の選手。一般にどのフォーメーションも3列(ライン)で守備陣形を作る。MFは2列目、DFは3列目と言う。その中間に人を配する場合は1.5列目、とも言われることがある。 |
守備の基準 | 守備における振る舞いの判断基準。よくあるものは「相手の誰々選手がボールを持った時に、味方の誰々選手が○○をさせないようにボールに寄せていく」、「○○のスペースで相手選手が持った時、味方の誰々選手が最初にボールホルダーの前に立つ」など。 |
ゾーン3 | ピッチを縦に3分割したとき、主語となるチームから見た、敵陣側の1/3のエリア。アタッキングサードも同じ意味。自陣側の1/3のエリアが「ゾーン1」、中間が「ゾーン2」。 |
トランジション | ボールを持っている状況⇔ボールを持っていない状況に切り替わることや切り替わっている最中の展開を指す。ポジティブトランジション…ボールを奪った時の(当該チームにとってポジティブな)トランジション。ネガティブトランジション…ボールを失った時の(当該チームにとってネガティブな)トランジション。 |
ハーフスペース | ピッチを縦に5分割した時に中央のレーンと大外のレーンの中間。平たく言うと、「中央のレーンよりも(相手からの監視が甘く)支配しやすく、かつ大外のレーンよりもゴールに近く、シュート、パス、ドリブル、クロスなど様々な展開に活用できるとされている空間」。 |
ビルドアップ | オランダ等では「GK+DFを起点とし、ハーフウェーラインを超えて敵陣にボールが運ばれるまでの組み立て」を指す。よってGKからFWにロングフィードを蹴る(ソダン大作戦のような)ことも「ダイレクトなビルドアップ」として一種のビルドアップに含まれる。 |
ビルドアップの出口 | ビルドアップを行っているチームが、ハイプレスを突破してボールを落ち着かせる状態を作れる場所や選手。 |
マッチアップ | 敵味方の選手同士の、対峙している組み合わせ。 |
マンマーク | ボールを持っていないチームの、ボールを持っているチームに対する守備のやり方で、相手選手の位置取りに合わせて動いて守る(相手の前に立ったり、すぐ近くに立ってボールが渡ると奪いに行く、等)やり方。
対義語はゾーンディフェンス(相手選手ではなく、相手が保持するボールの位置に合わせて動いて守るやり方)だが、実際には大半のチームは「部分的にゾーンディフェンス、部分的にマンマーク」で守っている。 |