1.ゲームの戦略的論点とポイント
スターティングメンバー:
- 浦和はDFの大畑がU23日本代表に招集中。夏のマーケットで酒井とショルツが移籍し、前線は中島翔哉と安部、リンセンが負傷中。アウトサイドの選手として本間至恩と二見が加入しましたが、大久保、松尾、前田といった選手もまだ100%ではないということで、渡邊凌磨が左ウイングだけでなくインサイドハーフでもフル稼働という状況(こんな感じで、だいたいどのチームも10人くらいは離脱者がいますよね)。
- ショルツが抜けてからの4試合は名古屋、磐田には完封勝利したものの、ここ2戦はホーム(駒場)で湘南相手に2-3⚫︎、アウェイで京都相手に0-0と降格圏のチームに勝ち点を配っている状況。グスタフソンの欠場は前節途中交代の影響でしょう。
- コンサはこの週、4人目の新加入選手:「左のDF/WB」が水原FCから加入のパク ミンギュ、5人目:「浅野のような裏抜けが得意なシャドー」がFC琉球から加入の白井陽斗と発表され、それまでの加入分と合わせて大﨑、ジョルディサンチェス、フランシスカン、白井は登録が完了したという状況。ジョルディは紅白戦にも参加しており、「思ったより動けている」ということでこの試合の遠征メンバーにも帯同しています。
- 他、宮澤は5/19柏戦以来のメンバー入り。近藤も6/23の横浜FM戦以来ぶりに帰ってきたところです。
1.ゲームの戦略的論点とポイント
スターティングメンバー:
- 神戸は6月に入ってからリーグ戦6試合を浦和△、川崎○、ガンバ⚫︎、町田△、鹿島○、広島○で3勝2分け1敗とまずまずの戦績で乗り切り、町田と勝ち点差6の3位をキープ。ただ町田がその間全く同じポイントを獲得しているので差は縮まっていないのと、シーズン序盤だった宮代のほか、酒井、汰木といった選手を欠く状況で天皇杯から中2日の札幌に乗り込みます。
- この日のメンバーは酒井の右SBに「4つのオプションがある」と語っていましたが、初瀬を右に回して本多を左に。なお残り3つは菊池の起用、飯野の起用と、18歳の本間ジャスティンも考えてはいるでしょうか。
- 前線は、左サイドでの起用が主だった特別指定選手の山内が中央に入り、スポナビだと1-4-1-2-3の表記ですが私には1-4-2-3-1のようにも感じました。ただコンサが1-3-4-1-2っぽかったので神戸も1-4-1-2-3が妥当なのでしょう。
- この週の木曜日に唐突に三上GMとのオンラインミーグリ(内容はまんまミーグリですね)を開催し、大﨑、フランシス・カン、ジョルディ・サンチェスの他に3選手(①「左のDF/WB」、②「浅野のような裏抜けが得意なシャドー」、③「ジョルディよりはカウンターで活きるFW」)の加入が濃厚だと語られたコンサ。
- 右に浅野が戻ってきて、前線はトップに大森と武蔵が並びその下に青木。駒井は累積警告で出場停止。前線は青木が左に流れるので、武蔵は右に置くのかと思いきや武蔵も左でした。
- 大森か田中宏武どちらかがスタメンで、宏武を使う場合は浅野を前で使うこともできたのでしょうけど、大森を選んだのはセンターラインにパワーのある選手を置きたかったのか、浅野の右サイドでのプレーを買ってるのか、色々理由があるのでしょう。3日前の天皇杯でのプレータイムは、88分までプレーした大森の方が長かったのでコンディションは気になるところです。
1.ゲームの戦略的論点とポイント
スターティングメンバー:
- 鹿島は前節神戸に敗れて久々の黒星となったものの、10節から20節を7勝4分けの無敗で駆け抜けて首位町田と勝ち点差5の3位につけます。
- リーグ戦のメンバーは、流動的だった右SHに師岡が定着してほぼ固まったようですが、この週の7/3に佐野海舟が1.FSVマインツ05に完全移籍が決定。柴崎が知念とのユニットで、今シーズン初のスタメン起用となり、また左サイドは仲間ではなく樋口が起用されています。
- コンサは大﨑が中盤センターで初スタメン。左は菅が欠場で、原もリーグ戦初スタメン。他、長谷川が欠場で、トップは大森から武蔵に戻してきました。回復が伝えられていた青木は7節ぶりにメンバー入り。家泉と児玉もベンチを外れておりGKは小次郎。