2024年7月14日日曜日

2024年7月13日(土)明治安田J1リーグ第23節 北海道コンサドーレ札幌vsヴィッセル神戸 〜「「前への意識」という謎の概念〜

1.ゲームの戦略的論点とポイント

スターティングメンバー:



  • 神戸は6月に入ってからリーグ戦6試合を浦和△、川崎○、ガンバ⚫︎、町田△、鹿島○、広島○で3勝2分け1敗とまずまずの戦績で乗り切り、町田と勝ち点差6の3位をキープ。ただ町田がその間全く同じポイントを獲得しているので差は縮まっていないのと、シーズン序盤だった宮代のほか、酒井、汰木といった選手を欠く状況で天皇杯から中2日の札幌に乗り込みます。
  • この日のメンバーは酒井の右SBに「4つのオプションがある」と語っていましたが、初瀬を右に回して本多を左に。なお残り3つは菊池の起用、飯野の起用と、18歳の本間ジャスティンも考えてはいるでしょうか。
  • 前線は、左サイドでの起用が主だった特別指定選手の山内が中央に入り、スポナビだと1-4-1-2-3の表記ですが私には1-4-2-3-1のようにも感じました。ただコンサが1-3-4-1-2っぽかったので神戸も1-4-1-2-3が妥当なのでしょう。

  • この週の木曜日に唐突に三上GMとのオンラインミーグリ(内容はまんまミーグリですね)を開催し、大﨑、フランシス・カン、ジョルディ・サンチェスの他に3選手(①「左のDF/WB」、②「浅野のような裏抜けが得意なシャドー」、③「ジョルディよりはカウンターで活きるFW」)の加入が濃厚だと語られたコンサ。
  • 右に浅野が戻ってきて、前線はトップに大森と武蔵が並びその下に青木。駒井は累積警告で出場停止。前線は青木が左に流れるので、武蔵は右に置くのかと思いきや武蔵も左でした。
  • 大森か田中宏武どちらかがスタメンで、宏武を使う場合は浅野を前で使うこともできたのでしょうけど、大森を選んだのはセンターラインにパワーのある選手を置きたかったのか、浅野の右サイドでのプレーを買ってるのか、色々理由があるのでしょう。3日前の天皇杯でのプレータイムは、88分までプレーした大森の方が長かったのでコンディションは気になるところです。

2.試合展開(前半)

変わらぬキーマン:

  • キックオフから15分間ほどは、神戸がコンサ陣内でプレーする機会が多くなります。そのための神戸の手段は大迫へのフィード。ここ最近のこのカードで毎回繰り返される展開でした。
  • 神戸は大迫のポストプレーから序盤に続けて2回チャンスを得ます。大迫のポストプレーからの展開は、多くが大迫がターンするか半身の状態のまま右足で右サイドに展開するものでした。
  1. 4分、神戸のCKをコンサがクリアして一度ボールがGK前川まで戻り、大迫が中央右寄りまで引いてポストプレー。コンサは岡村がついていかないので大迫がターンしますが、中村桐耶が食いついた背後に山口螢がオーバーラップで馬場を振り切って右サイドを抜け出します。最後はアーリークロスを武藤の目前で大﨑がスライディングでクリア(オフサイドっぽかったです)。
  2. 続く5分には神戸に特大のチャンス。これもCKのクリアから、大迫への浮き玉の放り込みを岡村がクリア、セカンドボールを右サイドで山内が拾って、プレスバックに来た馬場を弾き飛ばした後に右から先ほどと似たようなグラウンダーのアーリークロス。中央の岡村と髙尾の背後で広瀬が合わせますが至近距離で枠外へのシュートミス。
  3. (序盤ではないですが似た形として挙げておくと、)31分にも神戸にビッグチャンス。神戸陣内右からのスローインを自陣で大迫がコントロール。武藤がオープンな左にサイドチェンジし、広瀬のインスイングクロスは大迫に合いませんが、武藤と山内がサポートして大迫が至近距離で合わせますが菅野がブロック。
  4. (序盤ではないですが)43分に右サイドのスローインを大迫がコントロール。この際中村桐耶が前に出てインターセプトを試みますが失敗し、大迫はすぐに中村の背後にスルーパス。武藤が抜け出してボックス付近にまで到達しますが、切り返した分、菅の猛烈なプレスバックが間に合ってコンサがクリア。

  • その後15分くらいまでなんとかコンサが持ちこたえると、神戸は大迫へのシンプルな放り込みだけではコンサ陣内でプレーできなくなることが増えていきます。
  • 特に武藤とマッチアップする中村桐耶のクリアがこの日は安定していて、大迫と武藤という前線のメインキャストへの放り込みには、コンサはマークがそれぞれ岡村と中村桐耶で明確になっていたこともあって、シンプルな放り込みだけでは神戸の序盤の勢いが続く展開にはなりませんでした。

「前への意識」という謎の概念①:

  • 序盤は神戸のpressingに対してうまく出口を見つけられないコンサ、という状況でもありました。コンサが初めて神戸陣内でプレーできたのは9分。神戸のFKを菅野がキャッチ→スローから受けた武蔵が自陣から30mほどをドリブルで突進したところから。
  • まず序盤のコンサの自陣でのボール保持と神戸のpressingの局面を見ていくと、前節の鹿島戦と同様に中盤センターの選手を後ろに下げない形からスタートします。前節は髙尾が中央、中村が左に出ることが多かったですが、この試合は逆に中村が中央からスタートすることが多かったです。
  • しかしこの際、中村がいつもの左DFから中央に移動した状態で、神戸のFW(↓ 図では大迫)が中央から中村桐耶に向かって寄せていくと、中村は必然と左方向を向いた状態でボールをコントロールしますが、現実的にボールを動かせるアングルにボールを預けられる味方がいない状態(中央の馬場や大﨑はFWに切られているとして)
  • ですので(前節に続いて大﨑監督の影響なのでしょうけど)、あまり深く考えずにこの形を作って、こうした”ハマりやすい”選手にあまり考えずにボールを預けるとそこからの展開に乏しくなります

  • コンサは左で中村桐耶のサポートのために菅が低い位置に下がってきたり、馬場が左に移動したりして、神戸の前線守備の勢いが続いていた20分ころまではなんとかバランスを取ろうとします。
  • またこの形からの”副作用”というか、左で菅が下がって生じたスペースに武蔵が流れることが何度かありました。かつての3冠ガンバのパトリックロールみたいな感じかもしれませんが、サイズがありパワフルなFWがあまりサイズがないSBとマッチアップする形になるとそこから前進しやすいのは幾度となく見てきた形です。
  • この武蔵の突進や、こちらも中央〜左寄りを得意とする青木を経由して、中央〜左に神戸のDFが寄った状態でサイドを変えるところまではコンサは何度か成功していました。コンサの37分の先制点につながるFKも、武蔵が左でキープしたところから中央〜右にサイドチェンジしたプレーからでした。
  1. 14分に中央、神戸のブロックが8枚揃った状態でしたが、山内の脇で馬場が30m弱ほどの?距離からミドルシュート。前川の正面でしたが弾いてDFがコーナーに逃れます。これが最初の枠内シュートでした。
  2. 27分に自陣で菅からの斜めのフィードを大森がコントロールして、距離のあるところからシュートを狙いますが大きく枠外。
  3. (コンサの先制点)37分に左で武蔵がキープ→右に展開して髙尾から(中央に流れてきた)武蔵へ。武蔵が反転を試みるところでファウルを獲得し、FKを青木が決めて先制。

  • このコンサゴール付近から始まるシチュエーションは、20分くらいで神戸の前線の大迫と山内がコンサのDFの選手(岡村や中村桐耶)に距離を詰めて対応してくることは徐々に減って、コンサとしてはDFがボールを持った状態では少し余裕がある状況、クリーンなbuild-upを指向・試行している(とされる)大﨑監督の腕の見せどころのようなシチュエーションになります。
  • 大﨑監督の(かなり積極的、かつDAZN中継越しでも読み取れるほど明示的な)コーチングによってコンサは↓のような配置になります。後ろは3DFで馬場は前へ。

  • この形から大﨑監督の指揮の下、神戸の1列目突破を試みるのですが、
  1. 20分には菅野→アンカーの位置の大﨑への縦パスがズレて扇原がインターセプトも、ダイレクトの縦パスは山内に合わず。合っていてもオフサイドっぽかったですが、神戸の前線の選手が揃って地面を叩くほど悔しがる展開でした。
  2. 21分に再びコンサは神戸の1列目突破を試みて、この際は中村桐耶が左から持ち出そうとしましたが神戸が1度ストップ。2度目をやり直す際に大﨑が中央から下がってしまったので、中央に誰もおらずボールホルダーが困ってしまう状態になりかけますが、中村桐耶が再度サポートして中央突破に成功。右シャドーにいた武蔵にスルーパスを試みますがトゥーレルが並走してブロック。
  • という感じで、おそらく1st choiceはアンカーの大﨑の足元にパスをつけて大﨑がターンするということを考えているのでしょうけど、それだけだと流石にバレバレだし、その展開を相手が警戒してきた時に次の手を繰り出すのも、コンサは大﨑が指示を出してから他の選手が意図を感じ取るような雰囲気に見えました。
  • ピッチ上の選手が状況をスキャンしてそこから打ち手を考えて味方に伝達する、だと流石にリアルタイムで状況が流れるゲームにおいてはスピードが遅すぎます。↑の2.で中村桐耶がサポートして中央突破した場面はまさに中村桐耶がその場で判断したことで成功しましたが、その前の展開で大﨑が中央から下がる、おそらくあまり決めていないプレーを選択したことでコンサは一時的にフリーズしてしまっていました。

  • なので、大﨑が入ったからコンサはボールをクリーンに運べるようになる、と思うならそれは期待が大きすぎるので後でショックを受けないように今から冷静になった方が良いでしょう。仮にコンサのDFにまったくプレッシャーをかけないようなチームがあったらやりたい放題ですが、それは大﨑のような選手がいてもいなくても関係ないと思いますので。

「前への意識」という謎の概念②:

  • 神戸は一度撤退すると、最後はクロスボールを放り込まれても(中央で人を揃えて跳ね返すので)OKという感じの対応に見えて、その意味ではコンサは敵陣に入ってボールを動かしていれば(特に、縦以外の選択肢がある浅野にボールを渡せば)、押し込むことはできたと思います。
  • 撤退する際、神戸は大迫のみ前線に残って、山内はブロックと大迫の中間くらいにいてFP8人で対応するのですが、神戸としては大迫の前線での孤立状態を作ることで、コンサもDFが1人か2人(岡村ともう1人いるかどうか)の状況を作って、大迫のキープや潰れるプレーからスペースを使ったロングカウンターを発動させたかったのだと思います。
  • コンサは(縦を切られてもカットインからクロスボールでフィニッシュに持ち込める)左利きの右WBとして浅野が帰ってきましたが、浅野が敵陣のラスト1/3(ゾーン3)でボールを持ってからの展開は大﨑監督の専門外なのでしょう。各々のアドリブになっていて、浅野からクロスボールが供給される場面も稀でしたし、それが味方の動きと噛み合ってシュートチャンスになりそうには見えませんでした。


  • コンサの神戸陣内でのプレーにもう少し言及します。
  • カウンターもしくはアンストラクチャーな展開以外で、中央でボールを持つと、コンサは↓のような配置になることが多く、武蔵と青木のプレーエリアが頻繁に重複します。
  • 神戸はCBとその前の中盤センターの選手で構成する、<山川・トゥーレル・山口螢・扇原>のスクエアが中央を固めて動かないので、コンサは武蔵をシャドーのイメージで起用したのでしょうけど、あまりスペースがない状況で反転したり何らか(クリーンに)ゴールに向かってプレーするのが武蔵は得意ではない。
  • なので武蔵は彼らが固める中央レーンからより外側に流れてのプレーが多く、そうすると神戸のブロックで武蔵(と青木)が左、大森が右に分断された状態になりがちで、武蔵がサイドに流れて1v1で強引に突破を試みるようなプレーしかラスト1/3では繰り出せなかったと思います。

  • 先の、浅野が大外でボールを渡された状態もそうなのですが、総じてコンサは神戸のブロックの中で前を向いた状態でボールタッチすることは稀でした。
  • なので、神戸のブロックを攻略せずに最後どうやってDFを外してシュートするのかは(いつも通りですけど)謎な状態でしたが、DAZN中継でもそれ以外でも妙に「大﨑の加入で縦への意識が改善」ということを強調していて、あたかも相手ゴールに効果的に迫れるようになっているとする論調が急激に増えているのも謎でした(フリー移籍の選手1人でそんなに簡単に解決できるほどサッカーはイージーな競技ではないと思うのですが)

3.試合展開(後半)

失点はお決まりのパターン:

  • 後半頭に神戸は山内→佐々木を投入。吉田監督は試合後のコメントでこの選手起用に言及していて、
後半、佐々木(大樹)を入れて起点と背後へのアクションをもう一度チームで整理した。
後半から投入した佐々木にはゴールへの迫力やガムシャラさを求めた。
  • としていますが、後半はその佐々木がコンサのDFやGKを1人で追いかけて長いボールを蹴らせる状況を作るところからスタートします。
  • 48分にその佐々木のアシストから神戸が追いつきます。
  • 大迫がハーフウェーライン付近で倒されたFKから。神戸は佐々木が競ってセカンドボールを拾って左サイドで攻撃。
  • 大迫がゆっくりとゴール前に入ってくると、コンサは岡村と菅で大迫をサンドするような立ち方になります。
  • ここでDAZNの切り抜き↑で見切れているのですが、直前に一度クロスが放り込まれる時は菅が大迫を見ているような守り方に見える。が、失点の場面では一度ラインを上げた後に菅は大迫を離してしまっていて、岡村がクロスに”かぶって”しまってフリーの大迫がヘディングシュート。というもの。
  • ここだけ見ると菅が最後大迫を放したと見えるのですけど、ただコンサにおいてこのDFの背後を取られた時に本来のマーカー(岡村)が背中で押さえこむようにFWについていくのか、完全に背後を守る選手(この場合は菅)に任せるのかは非常に曖昧で、特にここ数試合その傾向が顕著になっています。
  • この試合も冒頭に書いた、5分の山内→広瀬のシュートの際も髙尾と岡村でどちらが大迫を見るのかはっきりしないようになっていましたし、直近の試合を見てもコンサはこの形でマークを曖昧にして失点する場面が多すぎるかなと思います。



  • 佐々木の投入で、神戸は大迫と佐々木の横並び2トップのような状態で長いフィードを放り込むことが多く、コンサは大﨑が最終ラインに下がって対応を強いられ、左で大﨑と競り合う佐々木へのカバーのために髙尾が中央に絞ると、浅野も下がって対応しないといけなくなる。
  • そうして全体的にコンサが押し下げられると、全体的にスペースができて間延びした展開になる。この状態で神戸はDFでボールを持つことができるようにもなりますが、コンサはどちらかというと間延びした状態でも佐々木や武藤、大迫が菅野やDFにプレッシャーをかけてくるので前に蹴ることを強いられますし、ダイレクトにゴールに向かうようになってコンサがボールを持っている時は、神戸が持っている時よりもオープン、前に蹴ったボールがすぐ返ってくる展開になっていたと思います。

最低限の強度が問われる展開に:

  • 60分過ぎにコンサは大森が足を攣ったような挙動を見せて、64分に長谷川と交代。同時に浅野→田中宏武のカードも切られます。
  • 神戸は69分に広瀬→パトリッキ。試合展開としては神戸がロングフィードで肉弾戦を繰り返し、コンサはなんとかそれを跳ね返して耐える状況。パトリッキ投入はまだ早い気もしましたが、広瀬のコンディション等も考慮したのかもしれません。

  • 依然として神戸がロングボールを放り込んでコンサが跳ね返す展開が続きますが、耐え続けたコンサは70分過ぎに続けてビッグチャンス。
  1. 71分、青木が中央でルーズボールをキープからの馬場が左にスルーパス。絞っていた初瀬の背後を取って菅が独走からGK前川と1v1になりますが、菅のコントロールが大きくなったところで前川が前に出てブロック。菅としてはスピードに乗りたかったのでしょうけど、コントロールがもう少し丁寧だったらループシュートなども選択肢を残せたかなと思います(菅があの場面で撃てるかはわかりませんが)。
  2. 直後72分、田中宏武が右で本多を剥がしてカットイン。左足で左サイドに余っている菅に斜めのパス。菅が切り返したところを初瀬が引っ掛けてPK。
  • が、時間を使って武蔵が74分に蹴ったPKは前川がストップ。「外せるのは蹴る勇気があるものだけ〜」と言いますけど、本来優れたキッカーのはずの武蔵にしてはコースを狙う勇気がなかったかもしれません。

  • ラスト10分ほどは、神戸は飯野を投入して(初めは本多→菊池で疲れの見えた右サイドを補強しましたが、直後に飯野投入で菊池を左に)ロングフィードを拾った後に後方から攻撃参加する選手を増やします。コンサは岡田、田中克幸を入れ、ATには田中克幸のパスからカウンターでゴールに迫りますがオフサイドもありGK前川を脅かすことはできず。

雑感

  • 前半はお互いロングフィードに対処できるようになると、オプションが蹴るしかない神戸は次第にゲームの主導権もしくはコントロールを失う展開だったと思います。
  • 神戸が後半開始からの佐々木投入でパワーバランスを一気に変え、本来のパワフルさや力強さを全面に押し出したスタイルを徹底してくると、ゲーム全体のスピードが上がって、コンサは武蔵や菅のようなフィットネス的に優れた選手を中心としたカウンターしか難しい状況だったかなと思います。「縦への意識が〜」と言いますが、後半は大半の局面で、ひたすらコンサも長いボールを蹴るだけの展開でした。
  • その武蔵は、大森との併用もあり普段以上に前を向いてプレーする役割として期待されていて、PK失敗以外は一定の働きを示していたと思いますが、今後前線の選手が複数人加入する中で前線はどのような組み合わせになるのか、そもそも適した組み合わせを迅速に見つけられるのか、なんとも言えないところです。

  • なお、三上GMとのミーグリで「2度追いできるFWが重要」とする発言があったそうですが、個人的にはなんとなく言いたいことはわかるのですけど、追う頻度や走る回数よりもどのようなシチュエーションを作ってどのように相手を誘導して、どのような形でボールを奪うかが本来は重要かと思います。
  • おそらくジョルディが「2度追いできるセンターFW」なのでしょうけど、彼がどういう選手でまた真夏の日本でうまく適応できるのか、ひっそりと「あとは決めるだけ」から「2度追いできるFWが欲しい」にパラダイムシフトしたコンサの命運はどうなるのか引き続き見守りましょう。それでは皆さん、また逢う日までごきげんよう。

2 件のコメント:

  1. ABさん程のサッカーIQをコンサ選手全員は持ち合わせていないし理解に時間のかかるタイプもいるでしょうから、現在の順位や状況と短時間でのガラッと意識を改善するにはざっくり「前への意識」みたいなワードを全体で共有することで得点の可能性を少しでも上げるうえでは間違えではないかなと思います。

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    1. メディアや周囲がそう言っているのに呼応したまでですので、現場レベルでは「前への意識」よりも具体的なことを選手間で話し合っていると信じています。
      仮に実際に「とりあえず前」程度の認識だと、簡単にボールが返ってきてカウンターを喰らいまくる展開になることを危惧します。

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