1.ゲームの戦略的論点とポイント
スターティングメンバー:
|
スターティングメンバー&試合結果 |
- 鳥栖は22節(vs横浜F・マリノス)から4バックの1-4-4-2または1-4-2-3-1の布陣を採用していて、これについては川井監督は、相手に合わせるためというよりは自らの指向性によるものだと説明しています。
- ただこの試合は3バックの1-3-1-4-2に回帰していて、かつジエゴを左WBとしたのは前回札幌を5-0で葬ったホームゲームと同じ。
- インタビューでは、「相手というより自分たちが目指すスタイルを目指した結果」とのことですが、5バックで守る形も含め、ある程度は札幌を意識した形でゲームに入ってきました。
- 札幌は、今週のトレーニングでは、週後半にはほぼメンバーが揃った状況で、興梠をトップから外して、小柏やキム ゴンヒのトップ起用のトップ起用を試してもいました。おそらくは前線の守備を考えてだと思います。またシャビエルが右、小柏が左の逆足配置で試していましたが、この試合ではやはり小柏の選手特性を考えて順足配置でした。
- 水曜日の時点では別メニューが多く、宮澤、菅、高嶺といったメンバーはまだベストではないのかもしれません。ただ、福森の起用は、高嶺のコンディションというよりは、ボールを持った時のプレーを期待してでしょう。
1.ゲームの戦略的論点とポイント
スターティングメンバー:
|
スターティングメンバー&試合結果 |
- リーグ戦、天皇杯、ルヴァンカップ、そしてACLと4つのコンペティションを並行して消化するヴィッセル神戸。ルヴァンカップのベスト8で敗退したのは後々より重要な意味を持つかもしれません。
- リーグ戦では、橋本拳人が先発した5/29(vs札幌)-7/16の7試合で13ポイントを稼ぎましたが、その橋本のバイト期間が終了して以降の2試合は連敗。空いたポジションには大崎や、夏のマーケットで加入した小林祐希(元ジュビロの4番)が試されていました。
- 戦力を底上げしそうなのは、前節のセレッソ戦でデビューしたCB・マテウス トゥーレル。GKのミスとセットプレーで2点を失いましたが、個人としてはいきなり最終ラインのリーダーとしての風格を感じさせていました。負傷中の菊池を補ってあまりあるクオリティがありそうです。
- 飯野は右SBまたは3バックにしてWBかと思っていましたが、山川をステイさせて1列前での起用。大迫と武藤がいるトップには長身FWのムゴシャが加わり、今夏もっとも精力的に動いたチームでしょう。
- 前節、湘南相手にかなり久々に会心の勝利をおさめた札幌は、いい流れを継続すべく?ほぼ同じメンバー。菅が出場停止から復帰しましたが、青木はメンバー外となっています。
1.ゲームの戦略的論点とポイント
スターティングメンバー:
|
スターティングメンバー&試合結果 |
- 湘南は前節は磐田に屈したものの、リーグ戦では神戸、川崎、FC東京、京都、名古屋、ガンバ、広島、福岡相手に8戦負けなしで一気に順位を上げてきました。
- メンバーはアンカーの田中聡のところに米本、その前のインサイドハーフに茨田がベンチスタートで瀬川を入れ、阿部を2トップの一角に、日本代表に選出された町野と組ませています。
- 報道ではミシャの長い演説など、危機感を醸し出していた札幌。高嶺が復帰して、左のDFに入れて、ここ最近存在感が低下?な福森がベンチスタート。そしてダイナマイト小柏が初夏を通り越して4/29以来、スタメンだと3/12以来の復帰。これで駒井が右シャドー以外で使えて、青木も菅が出場停止の左WBに回すことができました。