1.ゲームの戦略的論点とポイント
スターティングメンバー:
- 新潟はここまで5勝7分け8敗で勝ち点22の16位。マリノス、町田から勝ち点3を獲得しているのが光ります。リーグ戦直近3試合は鹿島、川崎、広島と簡単ではないチーム相手にいずれも引き分けで状態も悪くなさそうと見ていいでしょう。
- メンバーはカップ戦の際に負傷したと見られるGK小島のところは阿部が起用されており、ベテランが支えていたCBには東洋大学4年生の左利きDF稲村がスタメンデビューの前節に続いて起用されています。
- 他、中盤センターの宮本、左ウイングの太田、トップで出番が増えていた長倉といった選手を欠いており、どこかの”いいサッカーをしているけど負傷者続出で勝ち点が増えないチーム”と同じくらい離脱者は多いようです。
- と、いうのはどうでもいいんだけど、奥村は中盤センターとトップ下兼務でこの日は後者。中盤センターにはベテランの島田が入って、左サイドでここ6試合スタメン起用されいてた谷口がセンターFWに回っています。
- コンサは岡村が出場停止。前節欠場の小林がスタメン復帰で、トップは前節奮闘していた長谷川に、大森を組ませて武蔵をベンチスタートとしました。
1.ゲームの戦略的論点とポイント
スターティングメンバー:
- FC東京は土曜日の湘南戦から中3日、コンサは日曜日から中2日。移動も含めてコンディション的には結構差がありそうな状況での後半戦初戦。
- FC東京は両SB(中村帆高、長友)と中盤センターの一人(小泉)、右ウイング(仲川)をターンオーバー。CBはカップ戦で鼻骨骨折の木本がフェイズガードをつけて戻ってきました。
- コンサは近藤が体調不良とのことで、右に田中宏武。小林が出場停止で田中克幸ですが、駒井とどちらかがシャドーに入るというよりは、珍しく完全にインサイドハーフのような役割になっていたと思います。
1.ゲームの戦略的論点とポイント
スターティングメンバー:
- ACLで決勝に進んだことで1チームだけ変則的な日程でリーグ戦を消化するマリノス。リーグ戦では4/10の第3節(延期分、7節の後に消化)でガンバを2-0で破って以降は、湘南、セレッソ、磐田、浦和、新潟、FC東京、柏、鹿島、町田相手に9試合を1勝4分4敗と厳しい状況に立たされています。
- 過密日程はひと段落したものの、最終ラインの畠中、小池裕太、小池龍太、前線のエウベル、ナムテヒといった選手のコンディションが整わない状況が続いていますが、ただ一つ言えるのはチームのサイクルとしては下降線を辿っており、今のマリノスはJリーグで新潟と共にポジショナルなサッカーをリードしてきた、かつての姿ではなくなっていると見ていいでしょう。
- 試合前日に「昨年のレギュラー13人がいない状況だ😔」と語った我らがミシャ。「昨年のレギュラー」という観点にまずかなり驚きでしたが、真面目に内訳を考えると移籍の1ソンユン、2ルーカス、3小柏、4駿汰、5金子、6福森、長期離脱の7高木、負傷が伝えられている8宮澤、9青木、10浅野、11菅、12スパチョーク、という感じで13人目は誰?と思っていたのですが荒野を指していたのか、それともゴニなのか。ソンユンや福森を「😔」に含めるのもどうかという気もしますが、しばらくはこうしたコメントにも慣れていく必要があるでしょう。
1.ゲームの戦略的論点とポイント
スターティングメンバー:
- お互いに、幾分か呑気な(?)監督やフロントスタッフは何を考えているのかわからないところがあるとして、サポーター心理ではここで負けたらこのシーズンやばいでしょ、と思っている状況であろう19位と20位の対決。
- 京都のリーグ戦ここまでの2勝はいずれもアウェイで川崎と神戸にそれぞれ1-0。ここ2戦は名古屋とセレッソに1-1で引き分けが続いていますが、リーグ戦で最後に勝ったのは4/27の神戸戦という状況。
- 前節以降の中断期間は、ルヴァンカップはすでに敗退しているため試合なし。この週の水曜日6/12に大宮との天皇杯はCBの鈴木義宜以外はターンオーバーで2-0と勝利しています。
- メンバーは鈴木義宜の負傷とアピアタウィアの不安定なパフォーマンスもあってCBがウィークポイントで、宮本のCB起用がここ最近は増えています。麻田は天皇杯での負傷によりメンバー外。
- 中断期間にルヴァンカップで富山とのH&A、札幌での天皇杯(vs栃木シティ)を消化して京都に乗り込むコンサ。カップ戦で菅、天皇杯でゴニ、そして代表招集中にスパチョークが負傷するなど全然中断期間感がない2週間となりました。他にも起用できない選手を整理すると、宮澤、青木、浅野、大森(?)、長期離脱中の深井、高木。特に浅野の回復具合は戦況を大きく左右しそうだと思っていましたが間に合いませんでした。
- これを踏まえて右DFには髙尾かと思いましたが西野。田中宏武は天皇杯ではJFLの栃木相手に得点に絡む活躍でしたが、その際の右ではなく左で起用されています。
1.ゲームの戦略的論点とポイント
スターティングメンバー:
- 両チームとも現段階のほぼベストメンバーを送り込んできました。コンサはスパチョークが代表招集中のため、長谷川を前線起用。私も把握してなかったのですが21歳以下の選手のスタメン起用義務は無くなったのですね。が、西野を1戦目で休ませて2戦目に起用するというのはちょっと謎ではありますが。
1.ゲームの戦略的論点とポイント
スターティングメンバー:
- 富山は直近のJ3リーグ戦(沼津相手に敗北)に出場した選手は左SBの安光のみとターンオーバーで札幌に乗り込んできました。リーグ戦では15試合で5勝6分け4敗の8位につけています。
- またFootball Labを参照すると、FWはこの日スタメンの碓井が9試合スタメンで最多なようですが、ここ3試合はこの日ベンチスタートのマテウスレイリアが起用されており、このような序列の変化が生じているらしきポジションがかなり多く見られてメンバーは固定されていないようです。
- コンサは3回戦の長野戦のメンバーから木戸がベンチスタートで、原がスタメン。
1.ゲームの戦略的論点とポイント
スターティングメンバー:
- 試合前の時点でヴェルディは勝ち点21で12位につけ、J2プレーオフからの昇格枠としてはかなりの健闘を見せており、30周年ということでややヴェルディ推しだったリーグとしても期待に応えてくれてここまではニンマリな展開でしょうか。
- 開幕3節を1分2敗とした後、4節からは11節負けなしで一気に順位を上げ、首位町田には天空の城で0-5と完敗したものの、前節は前年王者の神戸をアウェイで下しており、町田の陰に隠れますがこちらも実力は本物だな、という感じがしてきました。
- CBの谷口が8節で負傷、山田楓喜がU23代表から帰ってコンディション不良に苦しむなど、どっかの監督なら言い訳したくなる状況で若いスカッドをうまくやりくりしている(ように見える)城福監督の手腕も光ります。その城福監督がずっと練習していた、というのが前節神戸戦で披露した3バック⇆5バックのシステム。1-3-4-2-1と1-3-1-4-2のミックスみたいな感じですがとりあえず守備時の陣形を踏まえこのように表記します。なお長崎時代から「左翼の翁長」ってずっと言いたかったんですけど最近は右翼での起用ばかりらしいです。
- コンサは川崎戦から離脱していた武蔵が復帰。宮澤が試合前に肉離れのアナウンスで、オフィシャルに負傷が報じられたのが青木、浅野とともに好調な選手をまたも失うことになりました。
- メンバーは家泉が先発で岡村と同時起用されたのが特筆すべき点で、この形は(CBタイプの選手を中央に2人並べる)はミシャ体制で頑なにやらなかったのですが遂に採用されました。