前段
- コンサドーレのここ4シーズンほどを簡単におさらいします。
- ミシャ監督就任1年目の2018シーズンは、おそらく何人かの中堅〜ベテラン選手が複数年契約中で選手の大幅な入れ替えができない過渡期的なシーズン。そこでリーグ戦4位に躍進したのは、望外の結果でした。
1.ゲームの戦略的論点とポイント
スターティングメンバー:
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スターティングメンバー&試合結果 |
- 札幌は金子、清水は乾が出場停止。清水はここ3試合は同じメンバーでしたが、北川が負傷で、トップに白崎を上げ、中盤にホナウドを入れてきました。北川不在のゲームではカルリーニョスがトップに入る時期があったようですが、今は左でカウンターのキーマンになっているので動かしたくないのもあったでしょうか。
- 札幌はこの週に計8人の”関係者”(コーチ通訳スタッフやソンユンも入るのか?)がコロナ陽性との報道があって、試合後のセレモニーの様子を見ても、該当者は高嶺、スパチョーク、興梠、トゥチッチ、大谷、松原といったところでしょう。GKは何度目かの正直が期待される小次郎と、U18のベンマムンアミン君で乗り切ります。
1.ゲームの戦略的論点とポイント
スターティングメンバー:
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スターティングメンバー&試合結果 |
- リーグ戦が2週間空いた期間に2大会のカップファイナルが開催され、そのいずれもに残り1つのタイトルを手にした広島。
- 先に開催された甲府との天皇杯決勝では、FWにドウグラスヴィエイラ、右に茶島、左に柏でしたがセレッソとのルヴァンカップではそれぞれベンカリファ、野上、松本(川村を左に移動。ヴィエイラは負傷による)。アウトサイドは対戦相手によって使い分けていくのかもしれません。
- 札幌は(おそらく)小柏と荒野が負傷で、宮澤が8試合ぶりにスタメン。相手がウイングないしはサイドハーフを置くチーム相手だと4バックを採用して福森はベンチスタートが多かったですが、3バックで1トップ+2シャドーの広島相手でも同じ選択でした。