2020年11月23日月曜日

2020年11月21日(土)明治安田生命J1リーグ第28節 北海道コンサドーレ札幌vs清水エスパルス ~試されるProfessionalism~

0.スターティングメンバー

スターティングメンバー&試合結果

A(アジアン).

  • 清水は金井が負傷欠場で、立田が中央、ファンソッコが左。あと、西澤が右に入って、中村が左。ナイスガイ金子選手はベンチスタートだったね。

B(ベコム).

  • 立田は新監督就任後スタベンで、ソッコが中央でしたが入れ替わってきましたね。ソッコは日本平での対戦ではMOM級の活躍でしたが、立田よりは彼の方がプレーに柔軟性があるというか、立田はまだ潜在能力だけでプレーしている感があるんですよね。左CBとしてはビルドアップも物足りないですし。ただ、札幌のクロス連射対策もあったかもしれないですね。もっとも他にDFが居なさそうですが。

A.

  • 編成的に、DFに右利きしかいないのはきつそうだね。
  • 札幌は、ジェイがスタメン復帰で、菅とウーゴヴィエイラがベンチ入り。
B.
  • 新監督就任後の2試合を見た感じ、清水相手ならスタートからジェイでも問題なさそうだな、とは思っていました。

1.ゲームプランの推察

A.

  • 2試合だけだとわからないところも多いけど、新監督就任後の清水はどんなチーム?。

B.

  • まず、守備を立て直して失点を減らすことを念頭に置いているんだろうな、と思いました。時間的にやれることは限られています。攻撃は、最低限の約束事とかコンセプトだけ示していると予想します。そんな中で、まず2試合勝てたのは、西澤のセットプレーで点が取れることが大きいと感じます。

A.

  • 守備はどう立て直している?

B.

  • 簡単に言うと、最終ラインに人を多めに残してマンマークで対処していましたね。とりあえず、▼は神戸戦を例に図示していますが、最終ラインの4枚はペナルティエリア幅から極力動かない。彼らは最終的にゴール前で相手のFWを捕まえることに専念します。この4人なら強さはそこそこあるので、単純な仕事に専念されればやれると。
(vs神戸)互いの初期配置

B.

  • ヴィッセルもまぁ、監督が代わっていろいろ言われてますけど、ある程度は「相手と対話」ができるチームだと思っています。サッカー仙人がいるし。
  • そんな中で、神戸はこういう▼狙いだったと思います。アウトサイドでファジーなポジションをとって、SBを引き出して、その背後にFW(田中)が走る。CBのヴァウドを引き出す。この役割は本来は古橋なんですけど。
(vs神戸)神戸の狙い:ハーフスペースor中央スペースで勝負したい

B.

  • けど清水のDFが動いてくれない。エウシーニョは、簡単にサイドに出ていかず、ペナルティエリア付近で待ってて、FWの田中が出てくると捕まえる。だからヴァウドは最後まで動かずに中央でドウグラスと勝負できました。
  • その分、サイドはナイスガイ金子選手と西澤が頑張って走るんですよ。彼らが二度追いとかして。あと、中盤も人を捕まえるために結構動く。中央にスペースはあるんですけど、イニエスタが何故か左SHをやっている神戸は、あまり中央使えてなかったと思いました。
(vs神戸)CBをスライドさせず我慢させ、中央に残す清水に神戸は苦戦

A.

  • 後ろで守ってカウンター、というわけではなかったね。ハーフウェーライン付近でプレスから奪って、みたいな形もあった。

B.

  • そうですね。MFとFWの前6人はそれくらいの位置で待機して、人を捕まえて、ボールを狩りに行く。成功したらみんなでダーッとゴール前になだれ込む。後藤はゴール前だと物足りないですが、この時のプレッシング特攻隊としての役割が大きい。ミラクルレスターのザキオカロールみたいな感じでしょうか。多分、自陣ゴール前まで下がりすぎると、清水のアタッカーだとカウンターできないと思います。マイケル・オルンガみたいな怪物はいないので。
  • あと、結構ヘナトアウグストが動くと、中央ガラ空きになるのであぶねーな、と思ってみてたんですけど、セレッソも神戸もそんなに速攻が得意なチームじゃなかったので、そこはあまり問題になってませんでしたね。
  • そんな感じで「守ってカウンター」、あと西澤のセットプレーで点とって、2試合勝ってたと思います。

A.

  • ただし監督のコメントを見ると、その2試合のプランとは別だったようにも感じるね。

B.

  • 試合の大半を「守ってカウンター」したかったとは思います。ただ、その時に先制点を与えると、自分たちがどこかで出ていかないといけなくなるから、行けそうなら序盤からちょっとアグレッシブに行ってみよう、みたいな展開だったのかも。札幌も守備は色々崩せそう、っちゅうことで。

A.

  • キープレイヤーは?

B.

  • カルリーニョスは別格で、守備もするし、ハーフウェーライン付近で奪ってからゴール前まで運べます。彼の足が止まると清水は一気にきつくなるので、それまでにリードしたいところです。ジュニオールドゥトラもそういうタイプだったと思いますが、今何してるのかわからないです。あとヘナトも個でボールを奪えるので、このスタイルだと重要ですね。

2.試合開始時点の構造

2.1 「狙い通りの形」とは? ①

A.

  • 平岡監督のいう、「狙い通りの形で得点を奪えたのは良かったが」。これからまず見ていこう。

B.

  • 狙いといいますが、簡単に言うと2つあって、①ビルドアップは札幌のオリジナルポジションを崩す(マークをスイッチするか迷わせる)ようなポジションをとって、フリーの選手を作って運んでいこう、②ゴール前ではファーサイドはマークを捨ててスペースを埋める守備をするので、フリーになりやすくスライドも遅れがちだからサイドを変えて選手を使っていこうっていう話だと思います。

A.

  • ①つ目の、ビルドアップについては、ミシャのこの話が指しているものかな。

B.

  • はい。1-4-4-2の清水に対して、札幌は例によってこの▼マッチアップでいきたいわけじゃないですか。宮澤がフォアリベロっぽくなる1-4-4-2変形で。

    札幌のいつものマンマークでのマッチアップ

B.

  • これに対し、清水がこんな風に▼動くと札幌は嫌なんですよね。実際
清水の選手が中から外へ、外から中へ動くと…

A.

  • SBが中に入って、SHが開く。

B.

  • 清水の選手のSBとかSHといったポジションに注目するというより、清水の選手に対してマークしている札幌の選手に注目したほうがわかりやすいです。
  • エウシーニョのマークは、WBのルーカスで、彼はアウトサイドの選手。西澤のマークは、CBの福森で、中央の選手。
  • 何回かこのブログで書いてますが、純粋なマンマークってこの世に存在しないので、どこかでマークを捨ててスペースを守ることにもなる。その時に、福森がサイドに居たりルーカスが中央に居たりアベコベなポジションだと都合が悪いんですよ。ルーカスがセントラルMFなのかCBなのか、の役割をするような状況が到来するから。
清水の選手の移動で札幌のマーカーは操作される

A.

  • だから、あんまり本来のポジションから逸脱しそうになると、マークを受け渡して対応するけど…

B.

  • 受け渡しって大変というか、一定の”コスト”がかかります。味方とコミュニケーションをとって成立させる手間とか時間、別の選手を捕まえる対応。ゲームみたいにうまくいかない。そういう”コスト”が足かせになってマンマークが一瞬だけど機能しなくなると、その間に清水はフリーな選手がボールを運ぶ(≒ビルドアップする)という狙いですね。
  • 2トップはビルドアップって言うよりフィニッシュでこの動きを意識していたと思うんですけど、考え方は一緒ですね。本来中央に居たい札幌の選手を動かす。


2.2 「狙い通りの形」とは? ②

A.

  • ファンソッコが先制点を決めたけど、このフィニッシュも狙い通り?

B.

  • う~ん。サイドバックがシュートしまくるチームってなかなかないので、本当にフィニッシュの部分はアドリブだと思いますね。
  • ただ、その前のラスト30mへの侵入については意識していた形だったと思います。▼みたいなイメージなんですが、札幌はファーサイドのウイングバックとかインサイドハーフ、この図だと金子とか荒野はある程度マークを捨てて、中央に絞ってスペースを見る役割があります。この図だと、中村や後藤のマークでキムミンテ、田中が動いているので、金子は最終ラインに入ってスペースを埋める。そうすると、本来見るべきファンソッコはフリーですよね。ここは部分的にゾーナルな考え方になっている。
  • この状態でサイドチェンジされると、金子が出ていって、最終ラインがマンマークは維持しつつスライドするのって難しいんですよ。マークもリセットされてしまうので。
大外はカバーリングを優先し、サイドを変えるとマークが甘くなる
  • 清水の先制点の時は、ファンソッコに1回、金子が出たんですけど、ソッコからのスルーパスで裏をとられてマークを外してしまった。それは、金子はやっぱりゴール前のスペースを守らないといけない状況だったからですね。

A.

  • 本来は、金子がソッコのマークに役割が変われば、田中かミンテがその隣のスペースを守るとか。

B.

  • そういう風に役割を入れ替えることが難しいんですよ。常にマンマークで人を見ているのが前提だから。「俺スライドしたらこいつ誰がマークするの?」って状況になりやすいんので。


3.火を噴く型落ちウェポン

A.

  • ともかく清水としては、開始5分で狙い通りの展開になったね。札幌が出てくる状況を作って、カルリーニョスのカウンターで、足の遅いDFの背後をつければよし。
  • 札幌は、10分で荒野が負傷交代で、アンロペがシャドー/2トップの一角に。駒井が右のインサイドハーフに下がる。

B.

  • はい。先制後の清水の対応は予想通りで、DF4人がペナルティエリア幅で守る。サイドはまずSHが対応する。そうすると、札幌はワイドが高い位置をとるので、ルーカスの位置まで下がって西澤が守る格好になり、清水はズルズルやんズルズルやんか、な対応になります。
  • けど、ゴール前を固めておけば、札幌はそこを揺さぶるのはあまりうまくないから問題ない、という。
DF4人を動かさず大外はSHに任せる

A.

  • こういう、ゴール前にスペースがない時って、今の時代は、ピッチを広く使ってボールを動かして、相手のDFを動かしてスペースを作るのが推奨されるよね。DFもGKも、一昔前のMFみたいな水準でのボールコントロール能力がある前提で。
  • けど、一昔前は、それができなかったのもあって、引いた相手にはミドルシュートってよく言われてたよね。まさにそんな、一昔前のウェポンで札幌がPK獲得からの同点。

B.

  • コーチングライセンス取得とかの際にどう指導されていたのかはわからないですが、少なくとも、日本人の解説者の方は、「引いてる相手にはミドルを撃て」。そういう解説が多かったと思います。

A.

  • 15分でスコアが1-1になって、その後は暫く互角というか、少なくとも清水は悪くない試合運びをしていたように思える。

B.

  • ソリューションは明白だったと思います。自陣では竹内のサリーダ・ラボルピアーナ(CB2人の間に落ちるやつ)から始まって、札幌の選手をオリジナルポジションから動かしていきます。▼みたいな感じで、最終的には福森の背後で勝負。右サイドで、西澤のクロスで勝負するというイメージもあって、金子はベンチスタートだったのかもしれません。
決まった形から福森の周辺まで侵入する

A.

  • 福森とかルーカスは動かして、高嶺は動かさない、みたいな。

B.

  • 高嶺は可動範囲が広いので、彼をピン止めしておくのは、ヘナトと竹内は意識していたかもしれないです。この2人が右サイドに何度か飛び出すこともありましたが、サイドに出ていくなら、高嶺もついていきますからね。中央に居られると、札幌の選手のマークをサポートしたりして面倒だから。
  • 配置で運ぶことができていたので、福森周辺までは清水は何度も侵入できていましたね。


4.飽和攻撃

A.

  • 札幌は何か手を打っていたか、というと…

B.

  • 駒井が25分過ぎくらいから落ちてくるのは目立ってますね。ただ、ビルドアップはともかく、ゴール前を考えるとこれが効果的だとはあまり思わないです。最近はそんなに落ちてこなかったんですけど。久々に見た気がします。

A.

  • となると、札幌も何度かシュートシーンはあったけど、どういう形から生まれていた?

B.

  • ジェイかアンデルソンロペスが下がってボールに関与する形ですね。この2人には清水はCB2枚で対応しますけど、引いたときは、清水のDFはゴール前のスペースでステイを優先するのでついてこない。中盤は、両翼は札幌のWBに引っ張られていて、竹内とヘナトだけで守っているような状況になりがちで、引いてくる選手には対応が遅れます。シャドーのアンロペが引くのが多かったでしょうか。
札幌のFWが引くと清水CBはステイするので浮きやすい
A.

  • そんな展開で、札幌がアンロペのゴールで36分に逆転。

B.

  • 駒井のサイドチェンジから金子の仕掛けで、サイドチェンジを蹴った人も受け手もフリーなのはちょっと構造的に問題があると思います。サイドチェンジのボールの質も滅茶苦茶いい、って感じでもないので。中盤で駒井がフリーなのは、清水の守り方的にしょーがない部分もありますし、駒井が動き回ることでなおさら浮きやすいのもあったとは思いますが。
  • サイドチェンジからウイングバックの仕掛け、は、絶対パターンとしてインプットしている。けど4バックのファンソッコがペナルティエリア内、ファーサイドも守りながら大外にスライドしないといけないのはきついですよね。
  • だから清水としては捨ててたのかもしれないですね。中央でちゃんと札幌のFWをマークさえしてれば守れるじゃんって。実際ガンバとか鳥栖とかもそうしてますから。
(札幌の2点目)駒井のサイドチェンジから
A.

  • ヘナトが強く当たれないのは、荒野にケガさせたから?

B.

  • どうでしょう。それは本人に聞かないと。ただ一般的な感覚として、中盤を1人とか2人で守ってる状態だとあんまり動けないですよね。自分が外されたらもっと難しいシチュエーションになるので。

A.

  • 金子の右足クロスも100点満点ではなかった。けど、ファーに蹴るのは意識しているんだろうね。あと、ドリブルで外すまで毎回持っていけるのはすごい。

B.

  • 私は素人くさいGK論はあんまり興味がないというか、GK技術に自信ニキが好きに語っとけばいいと思うんですけど、清水のGK梅田はまだ伸びしろがある感じがしました。全体的に。
  • それでも戦術的にはミシャが狙っている横幅を使った形、清水が捨てていて、これやられたらちょっときついな、って形(少なくともゴール前勝負になる)で得点なので、戦術的に札幌が上回ったってことなのかもしれないです。

A.

  • なおも駒井が落ち続ける形から札幌がCKをとって、40分にミンテが決めて3-1。おめでとうミンテニスタ。

B.

  • ぶっちゃけ荒野が心配で、全く喜べませんでした。


5.我慢の限界

A.

  • 3-1になったら清水のプランは変わるよね。

B.

  • 後藤→鈴木の交代がありましたが、狙っている形自体はそんなに変わってなかったと思います。

A.

  • 55分くらいからちょっとオープンになりかけた感じがするのは、何が影響?

B.

  • ちょっと清水が、後半スタートの10分そんなに突破口が無くて、ややダイレクトに縦に急ぐ感じになってたかもしれないです。札幌は、福森氏がちょっと気が大きくなったのか、得意の攻撃参加が増えてるかもしれないですね。

A.

  • 64分のジェイの4点目は、福森のパスからだったね。

B.

  • この、福森とルーカスで2人サイドに並ぶ形だとより効果的でしたね。福森に西澤がつくと、エウシーニョが大外に出てこないといけないので。最後ヴァウドも引き出されてジェイがフリーでした。ハーフボレーは流石。

A.

  • 2点差までは清水は我慢していたらしいけど、3点差でバランスを崩さないといけなくなったと言っている。実質これで決まりだね。

雑感

A.

  • まとめといこうか。

B.

  • 清水はボール保持は本当に狙い通りの形から何度もチャンスを作れていてよかったと思いますが、中盤での守備強度はここ2試合ほどはなかったですね。
  • セレッソの藤田とか、神戸の山口螢が中央でボールを持ったときに、後藤とカルリーニョスが部活サッカーみたいな勢いでプレスバックして潰して速攻、って形が多かったので、これを札幌相手にもやるかと思ってましたがそうじゃなかった。多分札幌はロングボールが多いので、そこにヤマを張っても回避されるとの読みがあったのかもしれません。
  • ただ、自陣ゴール前から逆算した守り方はここ2試合と同じだったので、多分スペースはできるだろうとは思ってて、そこは予想通りの形になってました。5ゴールは読めませんでしたが。

A.

  • 荒野が抜けて、ジェイとアンロペが前線に並んで、札幌はかえってバランスが良くなった?

B.

  • それもありますね。駒井はシャドーというよりインサイドハーフなんですよね。少なくともFWではない。荒野もそうですし、駒井が下がったり動き回るなら、前線はジェイともう1人ゴール前で勝負できる選手が、普通は欲しいです。清水のDFのマークの仕方をなんか利用して揺さぶるとかなら別ですけど、そうは見えませんでしたし。
  • あと、駒井は右の方が良いんですよね。そこも荒野→アンロペの交代で、望ましい形に変わりました。

A.

  • 荒野は数ヶ月アウトだろうね。

B.

  • リアルタイムであれだけの怪我を見たのはあんまり記憶になくて、正直なところ、全然試合内容が頭に入りませんでした。そんな中で冷静にプレーしたり、コーチングしたり、あとテレビで実況とか解説とかできる人はプロフェッショナルですよね。私なら完全に気持ち切れてます。

A.

  • あれ以降ヘナトはどうだっただろうね。スライディングタックルとかショルダーチャージとか身体的接触を伴うプレーって、いかにも守備強度が高そうに見えるけど、守備ってそういう見た目でやるもんじゃないからね。

B.

  • はい。その意味でヘナトもプロだったと思いますよ。私は。あんまりそこにフォーカスしすぎると大事なものが見えなくなる。

A.

  • この辺にしておこう。それでは皆さん、また会う日までごきげんよう!

2 件のコメント:

  1. いつも拝読しています。

    荒尾の足首の怪我は前例から3~4か月で復帰、運良く軽症なら開幕に間に合うかもという感じだと思います。見た目はグロいですが、深井の前十字靭帯断裂ほど深刻ではないですね。

    清水はレイオフを意図的に使っていた気がします。後ろからマークに付くだけじゃなく斜めから入ってくるボールに先に触るポジショニングまで意識しないと、来シーズン狙われるだろうなと思ってみていました。

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    1. 見ていただいてありがとうございます。
      >清水はレイオフを意図的に使っていた気がします。
      細かそうな監督なのでその辺まで仕込んでいたのはありそうですね。シチュエーションにもよりますが、マークの仕方だけでなく、パスコースを切る選手の置き方も重要になると思います。

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