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スターティングメンバー |
北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-5-2、GKク ソンユン、DFキム ミンテ、横山知伸、福森晃斗、MF荒野拓馬、宮澤裕樹、深井一希、兵藤慎剛、菅大輝、FW都倉賢、ジュリーニョ。サブメンバーはGK金山隼樹、DF上原慎也、永坂勇人、MF前寛之、河合竜二、小野伸二、FW内村圭宏。
ヴァンフォーレ甲府のスターティングメンバーは3-5-1-1、GK岡大生、DF新里亮、新井涼平、エデルリマ、MF松橋優、小椋祥平、兵働昭弘、オリヴァー ボザニッチ、阿部翔平、堀米勇輝、 FWウイルソン。サブメンバーはGK山内康太、DF畑尾大翔、山本英臣、MF島川俊郎、曽根田穣、FWドゥドゥ、河本明人。堀米がMF登録ながらウイルソンと前線でコンビを組むので選手特性も考慮し、3-5-1-1と表した。メルボルンヴィクトリーから加入したオリヴァー ボザニッチがJリーグデビューとなる初先発。同ポジションで出場していた田中佑昌は右ふくらはぎ痛で欠場。3バック中央には重鎮・山本ではなく新井が入る。
J1は国際Aマッチウィークを挟み、2週間ぶりの開催となる。この間に日本代表はロシアワールドカップ最終予選で2連勝、タイ代表でジェイことチャナティップ ソングラシンが埼玉スタジアム2002でプレーする等のトピックがあった。中断期間前、ルヴァンカップで磐田に、リーグ戦で広島に勝利しいい流れだったはずの札幌だが、ヘイスが3/24のトレーニングで左膝内側半月板損傷の重傷、金園が3/26のトレーニングで左ハムストリングス肉離れで離脱。この他マセード、石井、田中のウイングバック3選手も欠場と一気に苦しい台所事情になってしまった。一方で早坂とジュリーニョがこの週から全体練習に復帰、ジュリーニョは早速スタメンに名を連ねている。
0.「自分たちのサッカー系」監督
かのロスタイム3失点試合の相手として我々の記憶に残っている甲府。近年は2013シーズンから5シーズン連続でJ1に参戦する中で、2012~2014シーズンに指揮を執った城福浩氏だったり、今シーズンから就任した吉田達磨新監督だったりと、どっちかというと「自分たちのサッカー系」の監督を連れてきていて、何らかチームとしてのスタイルのようなものを植え付けたいのかな、との印象である。ただ甲府時代の城福氏は、自身の志向するスタイルでの戦いを半ばあきらめたかのような、リスクを排除し失点しないことを第一とした、割り切ったスタイルで2シーズン連続でのJ1残留を成し遂げた(もっともその後、FC東京の監督にカムバックすると元通りの城福氏に戻ってしまったが)。柏、新潟と2クラブ続けて、1シーズンでの解任の憂き目にあっている吉田氏が今後、甲府でも自らのスタイルを貫くか、それとも城福氏と同じ道を辿るか、という点は今後も注目である。