2016年7月28日木曜日

2016年7月25日(月)19:00 明治安田生命J2リーグ第25節 北海道コンサドーレ札幌vsFC岐阜 ~諦められない左足~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GK金山隼樹、DF菊地直哉、増川隆洋、福森晃斗、MFマセード、荒野拓馬、上里一将、堀米悠斗、ジュリーニョ、FW都倉賢、内村圭宏。サブメンバーはGK阿波加俊太、DF櫛引一紀、MF河合竜二、小野伸二、神田夢実、中原彰吾、深井一希。ヘイスは右ふくらはぎ痛で別メニュー調整しており召集外。深井は疲労を考慮してベンチスタート。石井は累積警告で出場停止の一方で、小野が10試合ぶりにサブメンバーに復帰。ボランチは遂に1~4番手のうち3選手が離脱、深井もスタメンを外れ5番手の上里と荒野。ここにきて復調中の上里は非常に頼もしい。ただ直近4試合で1ゴール2アシストの荒野がボランチに回ると、前線の駒が一気に手薄になるのが気がかりではある。
 FC岐阜のスターティングメンバーは4-1-4-1、GK高木義成 、DF野垣内俊、阿部正紀、田代雅也、磐瀬剛、MF田森大己、風間宏矢、苅部隆太郎、高地系治、レオミネイロ、FW鈴木ブルーノ。サブメンバーはGKポープ ウィリアム、DF鈴木潤、岡根直哉、MF水野泰輔、青木翼、FW田中達也、瀧谷亮。ラモス瑠偉監督の解任、吉田恵新監督の就任でメンバー、フォーメーションは読めないところだったが、FWを1枚削り中盤にアンカー(フォアリベロ)として田森を置いた4-1-4-1を採用。メンバーについては右SBを益山に変えて野垣内、FWに鈴木ブルーノ、といった選手を起用している他はこれまで起用されてきた選手が並んでいる印象。

2016年7月22日金曜日

2016年7月20日(水)19:00 明治安田生命J2リーグ第24節 北海道コンサドーレ札幌vs松本山雅FC ~情熱が覆い隠す構造的問題~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスターティングメンバーは3-4-1-2、GK金山隼樹、DF菊地直哉、増川隆洋、福森晃斗、MFマセード、深井一希、上里一将、荒野拓馬、ヘイス、FW都倉賢、内村圭宏。サブメンバーはGK阿波加俊太、DF櫛引一紀、MF河合竜二、石井謙伍、堀米悠斗、ジュリーニョ、FW菅大輝。ク ソンユンがリオ五輪韓国代表に招集され、代役は金山。内村が4試合ぶりに、マセードが5試合ぶりにスタメン復帰。菅は第8節山形戦以来のメンバー入り。
 松本山雅FCのスターティングメンバーは3-4-2-1、GKシュミット ダニエル、DF後藤圭太、飯田真輝、喜山康平、MF飯尾竜太朗、岩間雄大、宮阪政樹、安藤淳、工藤浩平、石原崇兆、FW高崎寛之。サブメンバーはGK白井裕人、DF那須川将大、安川有、MF武井択也、パウリーニョ、FWウィリアンス、山本大貴。

2016年7月19日火曜日

2016年7月16日(土)19:00 明治安田生命J2リーグ第23節 ファジアーノ岡山vs北海道コンサドーレ札幌 ~怒りの矛先~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスタメンは3-4-1-2、GKク・ソンユン、DF菊地、増川、福森、MF石井、深井、上里、堀米、荒野、FW都倉、ヘイス。サブメンバーはGK金山、DF前貴之、櫛引、MF河合、マセード、ジュリーニョ、FW内村。GKは前節途中交代したク・ソンユン。全治1ヶ月の肉離れで離脱していたマセードが、ビジュを髣髴とさせる回復力を見せてメンバー入り。
 ファジアーノ岡山のスタメンは3-4-2-1、GK中林、DF澤口、竹田、篠原、MF加地、関戸、矢島、片山、FW赤嶺、豊川、伊藤。サブメンバーはGK椎名、DF金 珍圭、MF渡邊、三村、島田、田中奏一、FW久保。前節欠場した片山が左WBに復帰。開幕から全試合先発していた岩政は累積警告で出場停止。押谷は前節試合中に左足を裂傷した影響で欠場。3バックの中央には竹田が入る。

2016年7月13日水曜日

2016年7月9日(土)19:00 明治安田生命J2リーグ第22節 セレッソ大阪vs北海道コンサドーレ札幌 ~兄より優れた弟分~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスタメンは3-4-1-2、GKク・ソンユン、DF菊地、増川、福森、MF石井、深井、上里、堀米、荒野、FW都倉、ヘイス。サブメンバーはGK金山、DF上原、櫛引、MF河合、前貴之、FW内村、ジュリーニョ。都倉が累積警告による出場停止明けで復帰。進藤は今週の練習で右太ももの痛みを訴えて別メニュー調整していたようで、代役として新加入の菊地直哉がデビュー。ここ2試合スタメンの前寛之は膝を痛めて前日の練習を休み、深井の相方は上里。股関節痛で別メニュー調整が続いていた小野は7/6から全体練習に合流していたがベンチ入りせず。前線は前節1ゴール1アシストの荒野が引き続きスタメンで、ジュリーニョと内村が今季初めてサブに並んでいる。
 セレッソ大阪のスタメンは4-2-3-1、GKキム・ジンヒョン、DF松田、田中、山下、丸橋、MF山口、山村、清原、ソウザ、杉本、FWリカルド サントス。サブメンバーはGK丹野、DF藤本、MF関口、丸岡、FW田代、玉田、澤上。6月末にハノーファーから復帰し、前節7/3のロアッソ熊本戦に先発した山口蛍が引き続きスタメンで出場。2列目のレギュラーだったブルーノ メネゲウは熊本戦の後、中国超級リーグの長春亜泰に移籍が確定。柿谷は6/8の長崎戦で全治4週間の負傷を負った影響により欠場。前節は山村とソウザのダブルボランチだったが、この試合はソウザがトップ下、山村がスタメン復帰。故障者等が出たことにより清原や関口、丸岡といった、これまで塩漬けにされてきた戦力を活用する状況になってきた模様である。

2016年7月7日木曜日

2016年7月3日(日)14:00 明治安田生命J2リーグ第21節 北海道コンサドーレ札幌vs横浜FC ~1列目が映し出す両チームのコンセプト~

スターティングメンバー
札幌は函館開催記念ユニフォームを着用、パンツの色に合わせて紫のアイコン

 北海道コンサドーレ札幌のスタメンは3-4-1-2、GKク・ソンユン、DF進藤、増川、福森、MF石井、深井、前寛之、堀米、荒野、FWヘイス、ジュリーニョ。サブメンバーはGK金山、DF上原、櫛引、MF上里、河合、前貴之、FW内村。都倉は累積警告で出場停止、内村は直前の練習で太ももに張りを訴えたとのことでベンチスタート。肉離れの宮澤、右ふくらはぎ痛のマセードは前節に続いて欠場。荒野が恐らく初めて、キャプテンマークを巻く。
 横浜FCのスタメンは4-4-2、GK南、DF市村、野上、西河、永田、MF佐藤、寺田、大崎、小野瀬、FW大久保、三浦(カズ)。サブメンバーはGK鈴木、DF楠元、MF中里、野崎、野村、松下、FWイバ。左SBのレギュラーである田所が前節の退場により出場停止。これまでCBで起用されてきた大崎が本職のボランチに入り、CBには野上。サイドは右に佐藤、左に小野瀬で野村がベンチスタート。カズは6月に入って好調なようで、第18節から4試合連続のスタメン出場となる。2トップの相方に予想された津田が欠場で、大久保がスタメン。
 横浜はミロシュ・ルス監督が体調不良で第18節を最後に辞任、19節から中田仁司監督が指揮を執る。監督交代による明確な影響は、直前の20節にGKを若手の渋谷からベテラン南に変えた(戻した)くらいだったが、この試合はレギュラーだった野村をベンチスタートにし、サイドハーフのメンバーを見直している。なおスカパー!の予想スタメンでは寺田がサイド、佐藤がボランチとなっていたが、寺田は今シーズン一貫してボランチで使われており、ここを動かすことは考えにくかった。
 J2リーグ戦は熊本地震の影響で未消化の試合を除くと、この試合で一巡し、前半戦が終了する。

2016年7月1日金曜日

2016年6月26日(日)19:30 明治安田生命J2リーグ第20節 ザスパクサツ群馬vs北海道コンサドーレ札幌 ~潰されないヘイスの巧さ~

スターティングメンバー

 北海道コンサドーレ札幌のスタメンは3-4-1-2、GKク・ソンユン、DF進藤、増川、福森、MF石井、深井、前寛之、前貴之、ヘイス、FW都倉、内村。サブメンバーはGK金山、DF上原、櫛引、MF上里、河合、荒野、ジュリーニョ。進藤が3試合ぶりにスタメンに復帰、前節に続き堀米、更に金曜の練習で負傷(肉離れ)の宮澤、マセードが欠場と中盤が一気に苦しくなっている。前貴之は今シーズン初出場。増川がキャプテンマークを巻く。サイドは両足で蹴れる前貴之が左、石井が右に回っている。
 ザスパクサツ群馬のスタメンは4-4-2、GK清水、DF船津、乾、坪内、高瀬、MF山岸、松下、中村、高橋、FW瀬川、常盤。サブメンバーはGK鈴木、DF青木、一柳、MF小林、永井、平、FW小牟田。
 2016年シーズンの群馬は開幕戦で岐阜に4-0と快勝、続く金沢にも勝利し2連勝を飾ったが、第3節から第12節まで未勝利と苦しむなど、ここまで4勝5分け10敗で勝ち点17、20位と厳しい戦いが続く。試合前の興味深いデータとして、ここまで消化した、第19節までの19試合において相手が3バックのチームと対戦した5試合では1勝もできていない(vs岡山0-1、松本1-2、徳島1-1、愛媛1-2、長崎2-2)というものがある。